【2021年】エアコンのおすすめメーカーを比較!特徴や評判を紹介
2021年6月12日 更新エアコンは種類が多くて迷います。しかも、各メーカーのエアコンには様々な特徴があって、一つに決めるのが難しいですよね。
そこで、エアコンを販売するメーカーの評判や特徴を比較していきましょう。主な比較対象は最新の2021年モデルです。エアコンを比較するときのポイントや各メーカーのエアコンの評判など、後悔しないエアコン購入ができるようにサポート情報をお届けします。
目次
1 エアコンのおすすめメーカー一覧
エアコンは多くのメーカーが販売しています。そこで、おすすめのエアコンメーカーから紹介していきましょう。
1.1 エアコンメーカーのシェアと評判
高いシェアを持つエアコンメーカーは、パナソニック、ダイキン、三菱電機です。3社がエアコンのメーカーとしては大きなシェアを持っているため、市場で人気があるメーカーと考えて良いでしょう。パナソニックのエアコンは、価格と製品のバランスが良いことでも人気であり、比較的低価格で性能が良いエアコンを販売しているメーカーと言えるでしょう。特にメーカーとしてのネームバリューが高く、信頼している人が多いのも特徴と言えそうです。
ダイキンのエアコンについては、故障が少ないということが大きなポイントです。ダイキンのエアコンの口コミや評判を見ると、壊れにくい、故障しないという評価が多くあります。バラエティが豊富で様々なニーズに対応できるエアコンを製造しているという点も評価されているのでしょう。
三菱電機のエアコンについては、省エネ性能が高いことが人気のポイントです。三菱は業務用エアコンの人気も高いですし、ハウジングエアコンも高いシェアがあります。そういう製品の性能を知っている人が、ルームエアコンでも三菱電機を選んでいます。
いずれにしても、高いシェアがあるエアコンのメーカーは人気も高いですし、評判も良い傾向にあります。少なくとも、シェアが高い3社のエアコンは購入時に比較対象にしておくべきでしょう。
また、エアコンの口コミや評判をリサーチすると、故障に関する口コミも意外と多くありました。特に「すぐ壊れた」や「数年で故障」という口コミをSNSなどに書き込んでいる人もいますので、注意が必要です。出荷台数が多いメーカーは、それだけ故障する台数も多くなります。一概に故障という口コミが多いから良くないメーカーと判断できる訳ではありません。さまざまな視点から考えて、エアコンのメーカーを選ぶことが重要になります。
1.2 おすすめのエアコンメーカー
エアコンの大きなシェアに加えて、評判や口コミ、エアコンの性能の良さを総合的に評価して、比較対象として5つのメーカーを選びました。ここでは、下記5つをおすすめのメーカーとして紹介していきます。
- コロナ
- ダイキン
- パナソニック
- 富士通ゼネラル
- 三菱電機
特に評判が良いメーカーや性能が高いメーカーなど、それぞれのメーカーの特徴や評判については、後ほど紹介しましょう。
2 おすすめメーカーのエアコンを比較!
おすすめのエアコンメーカーについて、特徴や評判を比較していきます。また、エアコンを比較するときのポイントも紹介するので、参考にしてください。
2.1 エアコンを比較するときのポイント
エアコンはメーカーごとに機能も違いますし、比較するのが難しいですよね。まずはエアコンを比較するときのポイントから紹介しましょう。多くのエアコンメーカーの中から自分に合うエアコンやメーカーを選ぶときの参考にしてくださいね。
エアコンやエアコンのメーカーを比較するときは、次のポイントを比較すると選びやすくて良いですよ。
比較ポイント | 内容 |
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電圧 | 100Vと200Vがある |
広さ・畳数 |
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価格帯 |
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機能 |
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省エネ基準達成率 |
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期間消費電力量 |
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通年エネルギー消費効率(APF) |
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低温暖房能力 |
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上記のようなポイントを比較すると、自分に最適なエアコンが見つかりますよ。
広さや畳数については「木造~鉄筋」の畳数で書いていると考えましょう。木造住宅や鉄筋コンクリート造りの気密性を考えて、適用する畳数を決めているからです。木造洋室でも一般的な木造住宅であれば、木造和室の畳数を目安にするべきですし、気密性の高い最新の木造住宅であれば、鉄筋と同じくらいの気密性があると考えても良い場合もあります。自宅がどのくらいの気密性があるのかを考慮して、エアコンを選ぶと良いですよ。
価格帯は、それぞれの機種の機能に比例していると考えましょう。どんなに優れた機能でも自分に必要がなければ無意味。その機能がない機種を選択するだけで購入費用を抑えることができますよ。また、省エネ基準達成率や通年エネルギー消費効率などは、エアコンの省エネ性能を知るための重要なポイントです。できるだけ省エネ性能が高いエアコンがほしい場合は、これらの数値が大きいエアコンを選びましょう。
期間消費電力量からは、年間のおよそのランニングコスト(電気代)が分かります。同じような機能があるエアコンやメーカーで迷ったときは、期間消費電力量を目安にして電気代が安くなると考えられるほうを選ぶと良いですよ。
寒冷地など、比較的寒い地域ではエアコン暖房も重要ですよね。そういう地域では低温暖房能力を参考にする方法もあります。エアコンは冷暖房の能力を見ることも大切ですが、この低温暖房能力を比較するのも重要。エアコン暖房の能力は普通でも低温暖房能力が低い機種などもあって、とても寒い日に困ってしまうということもあるのです。
2.2 コロナのエアコンの特徴と評判
コロナのエアコンの特徴や評判を一覧で紹介します。
Zシリーズ CSH-Z2821R | 内容 |
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電圧 | 単相100V |
広さ・畳数 |
|
冷暖房能力 |
|
消費電力 |
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主な機能・性能 |
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省エネ基準達成率 | 115%(目標年度2010年) |
通年エネルギー消費効率(APF) | 6.7 |
期間消費電力 | 815kWh |
低温暖房能力 | 5.4kW |
この機種の価格帯 | 133,700円~(工事費別) |
コロナのエアコンの価格帯 | 34,800円~(工事費別) |
口コミ・評判・評価 |
|
2021年4月発売のZシリーズは、熱交換器洗浄機能を搭載し清潔性を向上させた最新機種です。室内機内部に汚れが落ちやすい「クリアフィンコート」を採用し、熱交換器を洗浄する「アクアドロップ洗浄」機能を搭載することで付着した汚れを洗い流し、常に清潔さを維持しています。また、口コミには冷房や暖房が効きにくいとの記載がありますが、最新機種は冷房暖房能力が大幅にアップしており、機能としては改善されています。更に、スマートフォンからの運転操作、省エネ性能のアップなど高度な機能を多数搭載しています。
またその他には、機能を制限することで比較的安い価格帯で販売されている機種もあります。安くても安心のエアコンを買いたい人におすすめです。
2.3 ダイキンのエアコンの特徴と評判
ダイキンのエアコンの特徴や評判を一覧で紹介します。
うるさらX (AN28YRS-W) Rシリーズ | 内容 |
---|---|
電圧 | 単100V |
広さ・畳数 |
|
冷暖房能力 |
|
消費電力 |
|
主な機能・性能 |
|
省エネ基準達成率 | 117%(目標年度2010年) |
通年エネルギー消費効率(APF) | 6.8 |
期間消費電力 | 779kWh |
低温暖房能力 | 5.8kW |
この機種の価格帯 | 305,580円~(工事費別) |
ダイキンのエアコンの価格帯 | 99,000円~(工事費別) |
口コミ・評判・評価 |
|
ダイキンのエアコンは、バリエーションが豊富。細かなニーズに対応するように、様々な機種が取り揃えられています。しかも、すべてが壊れにくいと好評です。
2021年発売の「うるさらX Rシリーズ」は、換気しながら加湿・除湿・冷暖房できるエアコンであり、AI運転など快適機能も充実しています。新鮮な空気を取り入れながら、お部屋の空気を快適にできます。
また、他にも機能が充実しています。水内部クリーン(加湿水・結露水洗浄)とは、ダイキン独自の加湿機能を利用して作った水で熱交換器の汚れを洗浄する機能です。また、夏は、結露を利用した結露水洗浄で水内部クリーン運転をおこない、熱交換器の汚れを洗い流してくれます。
他にも、内部のカビを抑制する「ストリーマ内部クリーン」「セルフウォッシュ熱交換器」「フィルター自動お掃除」などの機能も豊富です。放電・洗浄で、エアコンのカビを抑制できるため、手軽にお手入れしたい人にも向いています。
ダイキンのエアコンは、様々なニーズに応えてくれるといえるでしょう。機能が少しずつ違う機種、適用畳数が異なる機種が多数揃っているため、とことんエアコンの機能などにこだわりたい人におすすめ。じっくりと自分に合うエアコンを選んでくださいね。
2.4 パナソニックのエアコンの特徴と評判
パナソニックのエアコンの特徴や評判を一覧で紹介します。
エオリアXシリーズ(CS-X281D) | 内容 |
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電圧 | 単相100V |
広さ・畳数 |
|
冷暖房能力 |
|
消費電力 |
|
主な機能・性能 |
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省エネ基準達成率 | 134%(目標年度2010年) |
通年エネルギー消費効率(APF) | 6.6 |
期間消費電力 | 1032kWh |
低温暖房能力 | 5.6kW |
この機種の価格帯 | 294,580円~(本体価格) |
パナソニックのエアコンの価格帯 | 54,580円~(工事費込み) |
口コミ・評判・評価 |
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パナソニックのエアコンはナノイーXという除菌機能があります。カビ、花粉、ニオイ、PM2.5の4つに対応しており、室内をきれいに保ってくれる点が特徴です。
ただし、ダイキンのエアコンと違って、パナソニックのエアコンには加湿機能がありません。加湿機能がほしい人はダイキンのエアコンで、優れた除菌機能がほしい人はパナソニックのエアコンを選ぶ傾向にあります。
2021年発売のエオリアXシリーズには、極上冷暖房を実現。暑さが厳しい時も素早くパワフルに冷やす、寒い日はパワフルな温風で足元から暖かく、暖房が途中で止まることはありません。
他に便利な機能として、無線LANが内蔵されました。スマホを利用して外出先からでもエアコンの操作が可能です。スマートスピーカーとも連動できるため、音声でエアコンを操作できます。リモコンをいちいち取りに行く手間がありません。
また、パナソニックのエアコンには「お掃除ロボット」の機能があります。ほかのメーカーの自動掃除機能よりも優れていて、フィルターのホコリを吸引して自動で屋外へ排出が可能です。お掃除ロボットが欲しいためにパナソニックのエアコンを購入する人もいます。フィルターの自動掃除機能に加えて、ホコリも自動で排出してくれる便利な機能がほしい人は、迷わずパナソニックのエアコンを購入してください。他のメーカーでは味わえない利便性があるでしょう。
2.5 富士通ゼネラルのエアコンの特徴と評判
富士通ゼネラルのエアコンの特徴や評判を一覧で紹介。
Nocria Xシリーズ(AS-X281L) | 内容 |
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電圧 | 100V |
広さ・畳数 |
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冷暖房能力 |
|
消費電力 |
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主な機能・性能 |
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省エネ基準達成率 | 117%(目標年度2010年) |
通年エネルギー消費効率(APF) | 6.8 |
期間消費電力 | 790kWh |
低温暖房能力 | 5.4kW |
この機種の価格帯 | 194,900円~(工事費別) |
富士通ゼネラルのエアコンの価格帯 | 38,700円~(工事費別) |
口コミ・評判・評価 |
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富士通ゼネラルのエアコンのキーワードは「進化」です。エアコンの本体に搭載されたAIが、クラウドAIと連携することで、様々なデータを活用してくれます。最新機能の追加や機能のアップデートなど、購入後も進化するのです。パソコンやスマホでは当たり前の機能ですが、ノクリアはエアコンでもアップデートが当たり前になっています。
ノクリアXシリーズでは、スマホでの操作が可能です。外出した後に「リモコン消し忘れてないかな」と不安な経験をした方も多いでしょう。スマホとエアコン連動していると、外出先から電源が消せるため、消し忘れの心配が不要になります。帰宅の10分前にエアコンをオンにしておけば、常に快適な気温で生活できるでしょう。
業界の先駆けとなった「フィルター自動おそうじ」の機能もありますし、プラズマ空清で空気もキレイに保ってくれます。AIによる進化にも期待できるため、いつまでも最新のエアコンを使いたい、新しい家電が好きという人は富士通ゼネラルのエアコンが最適です。ここで紹介したXシリーズはプレミアムモデルですが、ハイスペックモデルのZシリーズもあるので、自分に合う機種を選ぶと良いでしょう。
2.6 三菱電機のエアコンの特徴と評判
三菱電機のエアコンの特徴や評判を一覧で紹介。
FZシリーズ(MSZ-FZ4021S) | 内容 |
---|---|
電圧 | 200V |
広さ・畳数 |
|
冷暖房能力 |
|
消費電力 |
|
主な機能・性能 |
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省エネ基準達成率 | 131%(目標年度2010年) |
通年エネルギー消費効率(APF) | 6.6 |
期間消費電力 | 958kWh |
低温暖房能力 | 8.5kW |
この機種の価格帯 | 202,200円~(工事費別) |
三菱電機のエアコンの価格帯 | 39,900円~(工事費別) |
口コミ・評判・評価 |
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三菱電機のエアコンの特徴は予測と最適化の2つです。三菱電機のエアコンに搭載されているAIは、赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+」です。時間が経過したときに、室温がどう変化するか、湿度がどうなるかを予測して、最適なモードで運転してくれます。そのため、エアコンを使い続けても室内の快適さが長く続くという優れモノです。エアコンの温風・冷風が接する床面などの温度変化から風の流れや強さが推測できるようになりました。
霧ヶ峰FZシリーズは、快適も省エネも叶える次世代のプレミアムモデルで、さまざまな便利機能がついています。サーモでみまもり機能とは、ムーブアイmirA.I+のデータをサーモグラフィー化し、外出先から部屋の状況と熱画像が確認できる便利なシステムです。子どもやお年寄り、ペットのために外出先から温度調整ができます。
テレビCMでもおなじみのAI自動運転にすれば、それぞれの体感温度を検知して、全員が快適に過ごせるようにしてくれます。省エネ性能もとても高くて、リビングのように家族が集まる場所には最適なのが、三菱電機のエアコン。一人暮らしでも家族と一緒でも安心して使えるので、高性能のエアコンを長く使いたいという人におすすめします。
3 まとめ
2021年のエアコンのおすすめメーカーを徹底的に比較してきました。エアコンの最新モデルはどのメーカーも進化し続けており、それぞれ独自の特徴があります。次々と新しい機能を持ったエアコンが登場しているので、エアコンを買い替えるときは最新モデルがおすすめです。