エコキュートを定期的に点検・掃除する方法を解説!
2020年5月27日 更新エコキュートは貯湯式の給湯器です。光熱費が安く済むというメリットがありますが、長年使っていると不具合も起きやすくなるもの。このページでは、エコキュートを点検・掃除するための4つのポイントを紹介しています。定期的な点検とお手入れで、エコキュートを安全・清潔に保ちましょう!
目次
1. 漏電遮断器の作動確認
漏電遮断器は故障していませんか?
漏電遮断器の作動確認は以下の手順で行ってください。
- 操作部ふたを開け、電源ランプ点灯中にテストボタンを押す
- 漏電遮断器が切になることを確認
- 漏電遮断器を入にして本体の操作部ふたを閉める
2. 逃し弁の点検
万が一圧力が上がりすぎたときの為に、圧力を逃がすための逃し弁。これが故障していると給湯器内部の圧力を逃がす場所がなくなり危険です。以下の手順にしたがって点検してください。
- 逃し弁点検ふたを開ける
- 逃し弁レバーを上げる
- 排水管からお湯が出ることを確認する
- 逃し弁レバーを下げ、排水管からお湯が止まるか確認する。お湯(水)が止まらないときは、レバーを2~3度上げ下げする
- 逃し弁点検ふたを閉める
(水漏れ点検:沸き上げ中ではないときに、排水管からお湯が出ていないかを確認する)
3. 浴槽フィルターの掃除
浴槽フィルターが目詰まりすると、追いだきしてもお湯が熱くなりません。
以下の手順に従って、こまめに洗うようにしましょう。
- 浴槽アダプタのフィルターを外す
- フィルター全体を水洗いする
- 歯ブラシなどを利用し、フィルターの網目に付いた汚れを取り除く
- フィルターの上下を確認し、元どおりにつける
4. タンクの掃除
エコキュートのタンクは、水垢やサビなどで汚れることがあります。3~6ヶ月に1度、以下の手順でタンク内を清潔に保ちましょう。
- 漏電遮断器を切にする
- 給水元栓を閉める
- 逃し弁レバーを上げる
- 排水栓を開けて約2分間排水し、排水栓を閉める
- 給水元栓を開けてタンクを満水にする
- 逃し弁レバーを下げる
- 漏電遮断器を入にする
- 混合水栓のお湯側を開き、お湯が出ることを確認する
5. まとめ
いかがでしたか?点検・掃除のポイントは以下の2点です。
- こまめに点検して異常を早めに見つける
- こまめにお手入れして不具合を未然に防ぐ
点検・お手入れの方法は機器によって異なる場合があります(当記事はMITSUBISHI SRT-P373UBを元に作成されました)。取扱説明書をよく確認して、安全に行ってくださいね。きれいなお湯で快適な生活を送りましょう!