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トイレを介護用にリフォームしたい!手すり付きや車椅子用に工事する

トイレを介護用にリフォームしたい!手すり付きや車椅子用に工事する

自宅で介護をする場合、やはりバリアフリーであることが大切ですよね。特にトイレは介護する人もされる人も、快適に使えるようにリフォームする必要があります。

そこで、トイレを介護用にリフォームするときのポイントや費用の相場について、詳しく解説していきます。トイレの手すりの増設から車椅子用のトイレへのリフォームまで、トイレをリフォームするときの手助けになる情報をお届けしています。

目次[]

    1 トイレを介護用にリフォームするときのポイント

    トイレを介護用にリフォームする場合、介護する人の視点だけで介護しやすいだけのトイレにしてはいけません。介護される人が使いやすいトイレにリフォームすることも、実はとても重要なのです。

    1.1 トイレをバリアフリーにするときは?

    トイレを介護用にリフォームする場合、どうしても「トイレをどうすれば良いか?」ということだけに考えが向いてしまいます。しかし、実はこれが大きな落とし穴。トイレをバリアフリーにする場合、最初に考えておきたいのが「トイレの場所」と「トイレへの経路」なのです。

    トイレを介護用にするには、トイレのことを考えるのが確かに大切。しかし、そのトイレを利用するのは介護される「要介護者」ですよね?つまり、介護される人がそのトイレを利用できる場所にあるのか、トイレまでたどり着けるのかを先に考えなければなりません。どんなに介護に適したトイレであっても、介護される人がトイレまで行けないようでは意味がありませんからね。

    そこで大切になるのが、トイレの場所とトイレへの経路。トイレの場所を移すことは難しいかも知れませんが、介護用のトイレがあるのは要介護者の部屋の近くが最適です。もしもトイレの場所を変えられるのであれば、それも含めてリフォームすることを検討しましょう。

    また、要介護者が自分でトイレを使ったり、トイレまで介助してもらったりすることを想定して、トイレまでの経路を確認することも重要。例えば、杖などを使って歩行できる人であれば、廊下の広さはあまり気にならないでしょう。しかし、車椅子を利用するのであれば、廊下はできるだけ広いほうがスムーズに移動できます。こういうことも考えて、トイレまでの経路のリフォームも視野に入れる必要があるのです。

    ほかにも、スムーズな移動のために廊下にも手すりをつけるということも考えられます。廊下の壁や床の材質を変えること、補強工事をすることなども考慮しておくほうが良いでしょう。要するに、トイレを介護用にリフォームするときには、トイレの場所や経路も含めたリフォームが必要になる場合があるということも頭に入れておくようにしてください。

    1.2 トイレのどこをリフォームすれば良い?

    トイレを介護用にリフォームしようと考えたとき、トイレのどこをどうすれば良いのか、意外と迷うものです。手すりの設置や車椅子用のスペースの確保などは誰でも思いつきますが、実はこれだけでは不十分。もう少し考えてトイレをリフォームしなければ、介護用のトイレにリフォームしたことにはならないのです。

    そこで、介護用トイレにリフォームするとき、トイレのどこをどうすれば良いのかを一覧で解説。トイレを介護用にリフォームするときのチェックリストとして活用してください。

    介護用トイレへリフォームするときのチェックリスト
    リフォームする場所 リフォーム内容、注意点
    扉、出入り口
    • 扉を開けやすい引き戸にする
    • 入口の広さは1m以上にする
    • 段差を作らない(スロープを設置する)
    • カギは外からでも開けられるタイプにする
    • 扉にトイレ内を確認できる小窓を設置する
    便器、便座
    • 便器や便座は入り口と並行か90度に設置
    • 温水洗浄便座にする
    • 肘掛け、背もたれなどを設置する
    • 座面を高くする補高便座を設置する
    • 座面が昇降する便器を選ぶ(トイレリフト)
    床、壁
    • 床はスリッパがなくても良い材質が望ましい
    • 水に強い材質を選ぶ
    • 汚れにくい材質を選ぶ
    • 床は濡れた場合でも滑りにくい材質にする
    手すりの設置
    • トイレ内の移動用の手すりを設置する
    • 立ち座りが容易になるL字型やI字型の手すりを設置する
    • 体を支えるためにI字型の手すりを設置する
    • 便器に座るときに体を安定させる手すりを設置する
    • 前傾姿勢を維持しやすくする手すりなどもある
    リモコン、非常ボタン
    • 温水洗浄便座のリモコンは近い場所に設置する
    • リモコンの文字が大きい物を選ぶ
    • 万が一のときに使える非常ボタンを設置する
    手洗い
    • トイレ内に手洗い場を設ける
    そのほか
    • 暖房を設置する
    • できるだけ広いスペースを確保する
    • ポータブルトイレなども考慮しておく

    トイレの出入り口をリフォームするときのポイントは扉の交換。車椅子に限らず、様々な場面で使い勝手が良いのは引き戸です。トイレが開き戸の場合はスペースの問題もありますが、できるだけ引き戸にして1m以上の間口を確保しましょう。

    便器については、温水洗浄便座が必須。利便性が高くて、多くの人が使いやすいと言えます。また、ボタン一つで洗浄できるため、介護者の負担や要介護者の心理的な負担を取り除くことができるのです。さらに立ち座りがしやすくなる「補高便座」も便利。少し座面が高くなるだけで立ち座りに介助が必要なくなるという人もいるため、導入を検討してみましょう。

    さらに便器の向きは、入り口と並行か90度になるように設置するのが基本。一般的なトイレは入口と向き合う形で便器が設置されていますが、この便器の向きは介助用に向いていません。車椅子でも座りやすいのは、移動が最短距離で済む入り口と並行に設置されている便器などです。便器を設置する向きも十分に検討してください。

    トイレの床は濡れるおそれがあります。万が一トイレの床が水などで濡れた場合でも滑らない床材にしておくのが重要。介護する人もされる人も安全に利用できることが最も大切と言えます。

    トイレ内にはI字型やL字型の手すりを設置します。出入り口で体を支えるためにはI字型の手すりが最適。縦になっているI字型の手すりを選びましょう。また、L字型の手すりなどもあります。L字型の手すりは便器からの立ち座りを補助してくれたり、座った状態を維持したりするためにも使えるのです。出入り口が近い場合にはL字型の手すりのみで良い場合もあるので、検討してみましょう。

    そのほか、利便性が高いのは手洗い場。トイレから洗面所へ移動する手間が省けるだけでなく、介護する人が便利に使える場面もたくさんあります。様々なことに使えるので、手洗い場を設けるスペースがあれば、設置しておくほうが良いですよ。

    2 介護用トイレにリフォームする場合の費用の相場

    介護用トイレにリフォームする場合、心配になるのが費用ですよね。そこで、トイレを介護用にリフォームするときの費用の相場について、詳しく解説していきます。

    2.1 介護用トイレへのリフォーム費用の相場

    トイレを介護用にリフォームする場合の費用の相場を一覧で紹介。

    リフォーム内容 費用の相場
    扉(引き戸)
    • 50,000円~100,000円程度
    入り口のバリアフリー化(スロープなど)
    • 2,000円~100,000円程度
    温水洗浄便座の設置・交換
    • 50,000円~
    和式トイレから洋式トイレへ
    • 200,000円~
    手すりの設置
    • 20,000円~100,000円程度
    トイレスペースの拡張工事
    • 100,000円~300,000円程度
    床材の変更・導入
    • 20,000円~100,000円程度
    壁紙・天井クロスの張り替え(防臭など)
    • 30,000円~
    補高便座・トイレの座面の昇降機能
    • 20,000円~
    手洗い場の設置
    • 50,000円~

    トイレを介護用にリフォームする場合の費用の相場です。相場はあくまで一般的なリフォームを行う場合の目安。そのため、この相場よりも高くなることもありますし、業者によっては安く引き受けてくれる場合もあります。

    また、床や壁、天井クロスなどは使う材質によっても費用の相場は変わります。温水洗浄便座もグレードによって価格が異なりますし、手すりなどもサイズや材質で費用は大きく異なるのです。どうしても費用が高くなってしまう場合には、優先順位をつけてリフォームを行いましょう。

    例えば、和式トイレから洋式トイレへの変更などは必須ですし、手すりの設置も優先度が高いリフォーム内容。一方で、壁や天井クロスはすぐにリフォームしなくても良いと言える場所です。つまり、介護する人とされる人が快適にトイレを使うためにはどうリフォームをするのが良いのかを考えて、リフォームする場所の優先度をつけていきましょう。

    2.2 リフォームは見積もりが重要

    トイレを介護用にリフォームする場合、絶対に必要なのが見積もり。特にトイレや入り口の拡張リフォームなどは、家の間取りによっても費用が異なります。そのため、必ず複数の業者から見積もりを取るようにしてください。

    また、介護用にリフォームするときは、見積もりの際に業者による現場の確認も必須。例えば、トイレ内のスペースを拡張するとしても、どう拡張するかによって工事の規模が変わりますよね。トイレの入り口を引き戸にするだけでも難しい場合などもあるのです。

    つまり、介護用にリフォームする場合は一般的なリフォームよりも確認することが多くなり、現場に合わせた工事が必要になるケースが多いのです。そのため、現場を確認しないでリフォーム費用の見積もりを出すような業者はあまり信用できないと言えます。

    ただし、リフォームしたい内容に対して、基本的な費用を見積もりとして出す業者というのはOK。これは現場を確認したうえで正確な数字を出す前に、およその費用を知らせておいてリフォームをするかどうかを考えやすくすることが業者の狙いと言えます。ネット上の一括査定サイトなどに登録している業者にもよくあるタイプです。

    基本的なリフォーム費用が高額であれば、リフォーム内容の変更なども検討しやすいですよね。反対に費用が安くなりそうであれば、リフォーム内容を追加したいと考えることもあります。そういうことを考えやすくするための業者側の配慮なので、基本的な費用を教えてくれる場合は素直に聞いておくのが良いですよ。

    3 介護用トイレにリフォームするときの注意点とは?

    介護用トイレなど、住宅のバリアフリー化が目的のリフォームの場合、補助金などが出ることがあります。このような補助金や助成金を上手に活用して、快適なトイレへリフォームしてください。

    3.1 介護保険とリフォーム

    介護用トイレにリフォームする場合、最も活用しやすいのが介護保険。こちらは「要介護」や「要支援」の認定を受けている人が居住する住宅が対象で、その住宅の住所が被保険者証の住所と一致していることなどが要件です。対象が限られていると思われがちですが、トイレを介護用にリフォームする人の多くが要件を満たしていることが多いと言えますよ。

    また、支給額は「18万円(支給限度基準額20万円の9割)」が上限。手すりの設置や引き戸への交換など、リフォーム内容によっては工事費用の1割程度の負担で済むケースもあります。対象となるリフォーム内容も幅広いため、ケアマネジャーなどと相談しながら有効に活用してください。

    申請については、事前申請で審査を受ける必要があります。さらに費用も一度は全額を支払う必要があることも忘れないようにしましょう。そして、リフォーム後に再度申請すると工事費用に応じて支給されることになるのです。

    トイレを介護用にリフォーム

    3.2 介護用トイレへのリフォームは補助金が出る?

    要介護や要支援の認定を受けた人の住宅をリフォームする際に、補助金や助成金を出している自治体もあります。要件や対象となるリフォーム内容は各自治体で異なりますが、介護保険制度を活用できるようなリフォームであれば、およそ対象になると考えられるのです。

    また、多くの補助金が介護保険と併用することが可能。介護保険と補助金を上手に活用したリフォームを行いたい場合には、ケアマネジャーや自治体の担当者などと話をしてみるのが良いでしょう。

    詳細については各自治体のホームページなどにも記載されていますので、確認してみましょう。どうしても分からない場合などは、自治体の窓口で尋ねてみると、詳しい内容を教えてもらえます。補助金が出るかどうかでリフォームする内容も変わると思いますので、できるだけ有効活用するようにしてくださいね。

    4 まとめ

    トイレを介護用にリフォームするときの工事費用の相場などについて詳しく解説してきました。介護用のリフォームは、介護する人と介護される人が互いの視点から内容を決める必要があります。どちらか一方の意見だけでリフォームすることがないように注意してくださいね。

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