トイレ掃除におすすめの洗剤!強力な泡やこすらず落ちるタイプも
2019年2月28日 更新こまめにトイレ掃除をしていても、落ちにくい汚れが溜まることはよくあります。しかし、トイレ掃除のときにゴシゴシとこするのは大変ですし、トイレ用洗剤の洗浄力は強力なほうが良いですよね。
そこで、トイレ掃除に最適なおすすめのトイレ用洗剤を紹介します。こすらずに汚れを落とせる洗剤や手軽に使える洗剤など、様々なタイプから厳選したトイレ用洗剤ばかりです。トイレ用洗剤で迷ったときの参考にしてください。
目次
1 トイレ用洗剤はどうやって選ぶ?
トイレ用洗剤はたくさんあって、どれを選べば良いのかが分かりにくいですよね。そこで、トイレ用洗剤の選び方から解説していきます。
1.1 トイレ用洗剤の液性は3種類!
トイレ用洗剤は大きく分けて3種類。それぞれを「液性」で分類するのが一般的です。
洗剤の液性 | 内容・用途 | |
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酸性洗剤 | 弱酸性洗剤 |
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酸性洗剤 | ||
中性洗剤 |
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アルカリ性洗剤 | 弱アルカリ性洗剤 |
|
アルカリ性洗剤 |
細かく分類することもできますが、トイレ用洗剤は主に「酸性」「中性」「アルカリ性」の3種類。また、中性洗剤の洗浄力は強くないですが、トイレに汚れが付着しにくくする作用があります。日頃からこまめにトイレ掃除をする場合には中性洗剤を使って、汚れないトイレにしておくと良いですよ。
酸性洗剤は、トイレの黄ばみや尿石、水垢などを落とすために使います。尿石は尿に含まれるカルシウムイオンが化学反応を起こして、便器に石のように付着したもの。トイレ掃除が行き届いていない場所に尿石ができていることもあるため、トイレ掃除のときに隅々まで確認してみましょう。
アルカリ性洗剤は、カビや黒ずみなどを落とすために使います。特にカビが増殖すると、トイレの「さぼったリング」と呼ばれる黒い輪ができてしまうのです。雑菌やカビが繁殖していることが原因なので、アルカリ性洗剤でキレイにしましょう。
また、アルカリ性洗剤には「塩素系洗剤」も含まれます。塩素系洗剤は酸性洗剤と混ぜると、塩素ガスが発生するので大変危険!塩素系洗剤に限らず、洗剤は複数の種類を同時に使わないように気をつけてください。
1.2 どのタイプの洗剤をどこに使うか?
トイレ用の洗剤には、様々なタイプがあります。そこで、トイレのどの部分を掃除したいのかで、トイレ用洗剤のタイプを決めることも大切です。
トイレ用洗剤のタイプ | 用途 |
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液体タイプ |
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泡タイプ |
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ジェルタイプ |
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シートタイプ |
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固形タイプ |
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粉末タイプ |
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そのほか |
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一般的なトイレ用洗剤は液体タイプ。最近は液体タイプのトイレ用洗剤でも、ジェル状になっている洗剤も増えています。トイレの汚れに長く留まって洗浄してくれるため、汚れ落ちが良くなっていると言えるでしょう。さらに、ジェル状のトイレ用洗剤としては、便器にスタンプのように押して使うタイプが有名です。トイレを流すだけで洗浄力が発揮されるため、長く効果を感じられますよ。
また、こすらずに汚れを落とせる固形や粉末タイプのトイレ用洗剤も人気。出かける前に便器に入れておき、帰宅後にトイレを流すだけという使い方などもできるため、トイレ掃除の手間を省くことができます。また、手軽に使えるため、普段はトイレ掃除をしている人がたまに使っても良いという点でもおすすめです。
シートタイプのトイレ用洗剤は、洗剤というよりもトイレ掃除グッズというイメージ。拭き掃除をするように使えて、隅々まで掃除をすることができます。特にトイレの床面を掃除するときにはこのシートタイプが便利に使えるので、ほかのトイレ用洗剤を使っていても一つ買っておくと良いですよ。
そのほか、温水洗浄便座のノズルを掃除するために使う専用の洗剤もあります。普通の洗剤を温水洗浄便座のノズル掃除に使ってしまうと、故障の原因となることもあるため、温水洗浄便座を使っている場合には必ず準備しておきたい洗剤と言えますよ。
2 おすすめのトイレ用洗剤!
トイレ用洗剤は種類が多いので、おすすめのトイレ用洗剤を紹介。様々なタイプの洗剤を紹介するので、落としたい汚れや掃除したい場所に合わせて選んでくださいね。
2.1 アイリスオーヤマ「トイレのモコモコ泡スプレー 除菌洗浄剤」
こちらは泡タイプのトイレ用洗剤です。
トイレのモコモコ泡スプレー除菌洗浄剤 | 内容 |
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液性 |
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タイプ |
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容量 |
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使い方 |
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スプレー状の容器から洗浄剤の泡を吹きつけて待つだけで汚れが落とせます。しかも、高密着泡になっているので、汚れが落ちる前に流れてしまうということもないのです。
ただし、長く放置していたような頑固な汚れは、ちょっとだけこすりましょう。それでも高い洗浄力があるので、汚れ落ちは抜群。寝る前にトイレに吹きつけておくだけでも、翌朝には泡もスッキリと消えてキレイなトイレになりますよ。
2.2 小林製薬「ブルーレット トイレ洗浄中」
こちらは固形タイプのトイレ用洗剤です。
ブルーレット トイレ洗浄中 | 内容 |
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液性 |
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タイプ |
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容量 |
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使い方 |
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こちらは、固形タイプのトイレ用洗剤。便器に入れて放置するだけで良いので、トイレ掃除をする必要はほぼないと言えますよ。一方で、しつこい汚れは長時間の洗浄が必要です。お出かけ前などに投入するか、洗浄を繰り返す必要があります。
また、頑固な黒ずみである「さぼったリング」ができている場合には、同じ小林製薬の「ブルーレット さぼったリング」がおすすめ。そちらは中性から弱酸性の粉末タイプですが、同じように便器に入れて放置するだけです。便器の手が届かない場所の掃除は前者で、黒ずみ対策であれば後者と使い分けてくださいね。
2.3 大日本除虫菊(金鳥)「サンポール」
こちらは液体タイプのトイレ用洗剤です。
サンポール | 内容 |
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液性 |
|
タイプ |
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容量 |
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使い方 |
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トイレ用洗剤と言えば、サンポールという人も多いのではないでしょうか。事実、近年のようにトイレ用洗剤の種類が多くなかった時代は、サンポールを使っている家庭が多くありました。そのサンポールが今でも販売されていることからも、洗浄力の高さが分かりますよね。
また、成分も強い酸性で、尿石などの分解力もかなり高いと言えます。トイレ掃除のときに頑固な黄ばみや水垢で困っている人はサンポールを使ってみましょう。キレイに汚れが落とせるでしょう。
2.4 ユニリーバ「ドメスト」
こちらは液体タイプのトイレ用洗剤です。
ドメスト | 内容 |
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液性 |
|
タイプ |
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容量 |
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使い方 |
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ドメストは液体タイプのトイレ用洗剤。しかし、高い粘度があるため、かなりジェル状に近いタイプの洗剤と言えます。また、便器などの汚れに直接かけるだけで良くて、こする必要がないのも嬉しい点ですね。
通常のボトルタイプに見えますが、実はノズルの形状が独特。便器のふち、ふちの裏側など、細かい場所まで原液をかけることができます。しかも、汚れにしっかりと浸透するまで留まってくれるため、汚れ落ちが良いのです。
また、除菌効果も99.99%と高くて便利。お風呂の排水口などにも使えるため、トイレ用洗剤と思わずに買っておくのが良いでしょうね。
2.5 ジョンソン株式会社「スクラビングバブル トイレスタンプクリーナー」
こちらはジェル状でスタンプタイプのトイレ用洗剤です。
トイレスタンプクリーナー | 内容 |
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液性 |
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タイプ |
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容量 |
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使い方 |
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トイレの水を流すときに洗浄・防汚成分が溶けてキレイにしてくれます。芳香洗浄剤なので、自分の好みで様々な香りも楽しめる点でもおすすめ。しかも、トイレを洗浄する効果は長持ちして、1回のスタンプで約12日間も効果が持続するのです。
トイレにスタンプするだけで、黒ずみなどのカビを予防してくれます。トイレ空間の掃除は必要ですが、便器の掃除が手間なしになるだけでも十分ですよね。初めて使うときは、別の洗剤でしっかりとトイレ掃除をしてから、最後の仕上げでポンとスタンプするという使い方がおすすめですよ。
2.6 花王「トイレクイックル」
こちらはシートタイプのトイレ用洗剤です。
トイレクイックル | 内容 |
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液性 |
|
タイプ |
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容量 |
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使い方 |
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こちらは厚手のシートタイプのトイレ用洗剤。トイレの様々な場所を拭き掃除できるので、これが一つあれば、トイレ掃除はすべてこなせます。しかも、半分にして使えるようにミシン目が入っていて、気になるところを少しだけ掃除するときにも便利です。ミントの香りで、お掃除後も爽快感がありますよ。
また、詰め替え用もあって経済的。ほかの洗剤を使って掃除していても、ちょっとした汚れが気になるときにサッと拭くことができるので、トイレ用洗剤というよりもトイレに常備しておきたいグッズと言えそうです。
2.7 ジョンソン株式会社「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」
こちらはブラシタイプのトイレ用洗剤です。
スクラビングバブル 流せるトイレブラシ | 内容 |
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液性 |
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タイプ |
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容量 |
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使い方 |
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こちらはとても画期的なトイレ用洗剤。ブラシの先に濃縮洗剤が染み込ませてあって、そのまま掃除できます。つまりは、シートタイプのトイレ用洗剤をブラシの先として使っているというイメージです。
濃縮洗剤は頑固な汚れも落としてくれますし、イオンコートで防汚効果もあります。ふちの裏側も洗いやすい形状になっていて、便器の隅々まで掃除できますよ。使用後はトイレに流せますし、ゴミとして捨ててもOK。掃除のあとは、スタンプタイプの「スクラビングバブル トイレスタンプクリーナー」をポンと押しておけば、完璧ですよ。
3 まとめ
トイレ掃除におすすめの洗剤を紹介してきました。こすらなくて良い洗剤や強力な洗浄力を持つ洗剤などを紹介してきましたが、自分の好みで選ぶことが大切です。トイレ掃除でゴシゴシとこするのは大変ですが、自分が使いやすいと思えば、ブラシタイプの洗剤でこすっても問題ないのは言うまでもありませんよね。