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IH対応の鍋やフライパンはガスコンロでも使える?兼用は可能?

IH対応の鍋やフライパンはガスコンロでも使える?兼用は可能?

IH調理器は火を使わないので、安全に使えて良いですよね。しかし、引っ越しなどでIH調理器からガスコンロになるということもあります。そこで困るのが、IH対応の鍋やフライパンが、ガスコンロでも使えるのかどうかです。IHとガスコンロは仕組みも全く違うので、IH対応の調理器具が使えるかどうかは不安ですよね。

そこで、IH対応の鍋やフライパンといった調理器具がガスコンロで使えるのか、詳しく解説していきます。IHで美味しい料理ができないからガスコンロに変えたいと思っている人のために、IHで美味しい料理を作るコツも紹介するので、IHを諦めてガスコンロにしようと考えている方も必見ですよ。

目次[]

    1 IHクッキングヒーターはどんな調理器具?

    IH調理器は、IHクッキングヒーターなどとも呼ばれています。IHはガスコンロと違って火を使わないので、より安全な調理器具とされているのです。しかし、IHで使える鍋やフライパンはIH対応の製品に限られていて、ガスコンロよりも不便な面があることも否めません。

    1.1 IHクッキングヒーターの仕組み

    IHはガスコンロと違い、火を使わないことが大きな特徴。しかし、火を使わないのにIHで調理ができるのは少し不思議ですよね。IHは「電磁誘導加熱(Induction Heating)」の英語の頭文字を取って、IH調理器と呼ばれています。

    この電磁誘導加熱を簡単に説明すると、IH調理器にある「磁力発生コイル」から出た磁力線によってできる「うず電流」が流れるときの「電気抵抗」によって熱が発生するという仕組みになっています。要するに、IHは電気を流すときの抵抗によって発生する熱を使って加熱するという調理器なのです。

    IHは、電気を流れにくくする電気抵抗が熱を発生する仕組みを上手に使っています。そのため、IHでは電気抵抗が小さくて電気が流れやすい物質や電気が流れない絶縁体などは使えないという結論になるのです。

    IHとガスコンロの最も大きな違いは「火を使うかどうか」です。つまり、IHは火を使わないので安全。IHでは、ガスコンロのように不注意で衣類に火がつくということはありません。また、ガス漏れという危険もなくて、より安全性に優れている調理器と言えるでしょう。

    また、IHはガスコンロのように凹凸がある調理器ではありません。IHの仕組みから調理面が平面でなければならないからです。これはIHの調理面を掃除しやすいというメリットにもなっていて、ガスコンロよりもIHの優れた一面とも言えます。

    さらに、IHは電磁誘導加熱という方式ですから、周りに熱を及ぼさないという特徴もあるのです。ガスコンロで調理すると、周りまで暑くなってしまいますよね。IHではそういうことがないのです。

    一方で、IHでは「IH対応(IH専用)」という調理器具しか使えません。どんなに気に入った鍋やフライパンがあっても、それがIH対応の製品でなければ使えないのです。 しかも、ガスコンロのように炎が見える訳ではないので、IHで料理をする場合は「火加減が難しい」という人が少なくありません。料理に慣れている人やIHに慣れている人は火加減で困惑することもないのですが、IHの初心者などは火加減で失敗する人もよくいます。その失敗が原因で、IH調理器を使わなくなる人までいるのです。

    まとめると、IHのメリットやデメリットは次のようになります。

    IH調理器のメリット IH調理器のデメリット
    火を使わないので安全。 IH対応の鍋やフライパンしか使えない。
    周囲が暑くならない。 火加減が難しい。
    平面で調理するので掃除が楽。 停電時は使えない。

    2 IHとガスコンロで鍋やフライパンは兼用可能?

    IHでもガスコンロでもデメリットはあります。しかし、IHで調理がしにくいという人もいて、IHからガスコンロに変更する人も珍しくないのです。また、引っ越しや新築などでIHからガスコンロになるという人もいます。そういうときに困るのが、IH対応の鍋やフライパンがガスコンロで使えるのかどうかでしょう。

    2.1 IH対応はガスコンロでも使える?

    実は、IH対応の鍋やフライパンはガスコンロで使うことができます。しかし、IH対応にするために、材質を変えたり鍋底などを適度に厚くしたりしているのです。つまり、IH対応の調理器具をガスコンロで使うことはできるのですが、使いにくいと感じることがあると言えます。

    また、IH対応の鍋やフライパンをガスコンロで使うと、熱しにくくて冷めにくいということになりやすいのです。IH対応の調理器具が冷めにくいのはまだしも、熱しにくいのは困りますよね。特にフライパンなどは熱くなってから使います。IH対応のフライパンをガスコンロにかけて熱くなるまで待つくらいなら、普通のフライパンを買ってきて調理するほうが楽ですよ。

    さらに、IH対応の調理器具をガスコンロで使う場合、表面コーティングなどの劣化が早いとされています。製品によっても異なると思いますが、ガスコンロで使うならIH対応の調理器具でなくても良いでしょう。要するに、手元にあるIH対応の調理器具を使う場合でも、新しく買う場合でも、ガスコンロで使う場合は「IH対応の調理器具ではないほうが良い」と言えますよ。

    2.2 IH専用とIH対応の違い

    IH対応の鍋やフライパンは推奨されませんが、一応はガスコンロで使うこともできます。しかし、IH専用は別。文字通りにIH調理器でしか使えません。日本語のことを考えると分かるのですが、専用は「それだけ」です。一方で、対応は「それ以外にもあるけれど」という意味ですよね。

    例えば、ネット通販の「カード決済対応」は、銀行振込などもありますが、カード決済もできますという意味ですよね。反対に「ICカード専用」と書いてあれば、ICカードしか使えませんよね。これと同じで、IH専用はIH調理器でしか使えないですし、IH対応はIH調理器以外でも使えるという意味になるのです。言うまでもなく、IH対応の鍋やフライパンをガスコンロで使うことが推奨されている訳ではないことも忘れないようにしましょう。

    最近はIH専用やIH対応以外に「IH・ガス兼用」という調理器具があります。このような製品は、IH対応の鍋やフライパンと違って、ガスコンロでも快適に使えるように工夫されているのです。IH対応の鍋やフライパンをガスコンロで使う場合には注意が必要ですが、IH・ガス兼用の調理器具は、IH調理器でもガスコンロでも安心して使えますよ。

    IH調理器があるマンションに住んでいるけれど、将来的には引っ越すかも知れないという場合などには、最初からIH・ガス兼用の調理器具を選ぶと困らずに済みます。反対の場合でも同じなので、調理器具を購入する場合にはよく考えてみるのも大切ですよ。

    また、近年は「オールメタル対応」というIH調理器があります。従来のIH調理器は電気抵抗が小さい銅などの調理器具は使えませんでした。しかし、このオールメタル対応のIH調理器では銅などの鍋でも使えるのです。

    調理器具を選ぶことも大切ですが、新しくて性能が良いIH調理器を選ぶということも大きなポイント。このポイントも頭に入れて、IH調理器や調理器具を選んでみましょう。

    IH対応のフライパンをガスコンロで使う

    3 IHで美味しい料理はできる?できない?

    IH対応の鍋やフライパンをガスコンロで使いたいという場合、引っ越しなどでIH調理器からガスコンロに変わることが理由という人もいるでしょう。しかし、IHで美味しい料理ができなくて、IH調理器を諦めてガスコンロに変えるという人もいるのではないでしょうか?

    実際、IHで料理を作りにくいと感じている主婦も多く、最新のIH調理器があるのにガスコンロやカセットコンロを買ったという人までいるのです。そこで、IH調理器を諦めてガスコンロに変えようと思っている人に、IHで美味しい料理を作るコツを紹介していきます。

    3.1 鍋やフライパンの選び方がポイント。

    IHで美味しい料理ができない場合、必ずしも料理が下手な訳ではないということが最大のポイント。つまり、IHはガスコンロで料理ができる人でも美味しい料理が作れなくなる場合があるのです。

    料理が苦手でもないのにIHで作ると美味しい料理ができない場合、その原因は「IH対応の調理器具にある」と言えます。なぜならば、IH対応の鍋やフライパンの中には品質が良くない製品があり、加熱にムラができてしまうことがあるからです。つまり、鍋やフライパンの場所によって火の通り方が異なるので、料理上手でも美味しくないということになりやすいと考えられます。

    IHで美味しい料理ができない場合は、IH対応の鍋やフライパンの品質にも注目してみましょう。もしかすると、IH対応の高品質の調理器具に変えると、IHでもグッと美味しい料理ができることになるかも知れませんよ。

    3.2 IHに慣れることも重要

    IHのデメリットの項目でも紹介したように、IHは火が見えないので火加減が難しいと言えます。特にIH調理器に慣れるまでは、火加減などで苦労する人は少なくありません。そこでIHを諦めてしまうと、IHでは美味しい料理ができないと感じてしまうのです。

    ガスコンロでも同じですが、IH調理器でも製品に慣れることが大切。取り扱いに慣れることで、火加減などを上手に調節できるようになります。そうすれば、IHでも美味しい料理ができるようになるでしょう。

    3.3 温度調節が必要な料理はIH

    IH調理器のメリットの一つが温度調節。揚げ物のように温度調節が美味しさのコツになる料理は、IHのほうが簡単と言えます。

    ガスコンロの場合は温度調節が難しく、揚げ物をしている間に温度が下がってしまい、カラッと揚げられないという人も少なくありません。しかし、IH調理器の場合は温度調節がボタン一つ。IHの温度調節を揚げ物に最適な温度に設定しておけば、調理が終わるまで最適な温度をキープしてくれます。

    ハンバーグなどの中までしっかりと火を通したい料理やカレーのようにじっくりと煮込みたい料理などもIH調理器は簡単にできるのです。これがガスコンロでは温度調節に失敗すると、すぐに焦がしてしまいますよね。つまり、温度調節が必要な料理こそ、IH調理器のほうが上手にできるのです。

    IHで美味しい料理ができないという場合には、このような温度調節が必要な料理を試してみると良いですよ。

    IH対応の鍋の選び方

    4 まとめ

    IH対応の調理器具がガスコンロで使えるかどうかについて、詳しく解説してきました。基本的にIH対応の鍋やフライパンはガスコンロでも使えますが、あまり使わないほうが良いでしょう。

    また、IH調理器で美味しい料理ができないときは、IH対応の調理器具を交換してみると美味しい料理ができるようになることもありますよ。IHからガスコンロに買い替えるのも悪くはないですが、簡単にIHを諦めるのも勿体ないかも知れませんよ。

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