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業務用エアコンの馬力と広さの目安は?設置する場所ごとの能力一覧

業務用エアコンの馬力と広さの目安は?設置する場所ごとの能力一覧

業務用エアコンは家庭用エアコンと違い、設置場所の広さだけではなく、設置環境によっても必要となる能力が異なります。そのため、業務用エアコンを選ぶときには、様々な角度から導入する機種を選ばなければならないのです。

そこで、業務用エアコンの設置環境ごとの能力の目安を解説します。業務用エアコンの電源や種類など、業務用エアコンを選ぶときに参考になるポイントも解説するので、業務用エアコン設置の際に活用してください。

目次

    1 業務用エアコンの電源や能力の基本

    業務用エアコンの仕組みは、家庭用エアコンとほぼ同じ。しかし、電源や能力の表し方など、大きく異なる点もあるので注意が必要です。

    1.1 業務用エアコンの電源の種類とは?

    業務用エアコンでは、その能力の高さをカバーするために200Vの電源が使用されていることが多いと言えます。しかし、単純に200Vであれば良いという訳でもなく、単相と三相の2種類があるため、どちらの電源が使えるのかを確認しておきましょう。

    種別 電圧 使用目的 対応能力(馬力) 主な電力契約
    単相 100V/200V 一般家庭など 1.5~3馬力 従量電灯
    三相 200V 店舗・工場など 全馬力 動力(低圧電力)

    単相100Vは一般家庭で使用されることが多く、一部の狭小店舗を除いて、業務用のテナントなどでは単相でも200Vになっています。そして、業務用エアコンは単相でも200Vを使用。そのため、狭い場所でも業務用エアコンを使う場合は、単相200Vの電源が使用可能であることを確認しておきましょう。

    また、単相200Vでは3馬力までしか対応していないため、業務用エアコンの選択肢も限定されてしまいます。近年は狭小店舗向けの製品も増えていますが、選択肢を多くするために電源を取り換えるという選択をすることを検討しても良いでしょう。

    一方で、工場やスーパーのように広い店舗では三相200Vが使用されます。能力が高い業務用エアコンが使用できるほか、電力の契約が変わるという部分が大きな特徴。動力(低圧電力)という契約になり、基本料金が高くて使用する電気代の単価は安くなるのです。

    三相200Vで業務用エアコンを使用すると、電気代は安くなる傾向にあります。しかし、一般家庭や狭小店舗で同じことをしても、基本料金が高くて損をしてしまうのです。そのため、広さに応じた契約、業務用エアコンの電源を選ぶようにしてください。

    1.2 業務用エアコンの能力は馬力で表す

    業務用エアコンと家庭用エアコンの最大の違いと言えるのが、冷暖房の能力。業務用エアコンの場合は、複数のOA機器が使われているオフィスや人の出入りが多い店舗などで使われるため、家庭用エアコンよりも大きな冷暖房能力が必要とされます。そのようなことから、業務用エアコンでは大きな能力の単位である「馬力」が使われることが一般的です。

    また、業務用エアコンのカタログなどでは「○馬力」の代わりに「P◯形」という表現が使われることもあるため、業務用エアコンを選ぶときには注意が必要です。具体的には「P40形」であれば「1.5馬力」に相当。導入したいエアコンの能力が分かりにくい場合もあるため、両方の能力表記を確認してから業務用エアコンを選ぶようにしましょう。

    2 業務用エアコンの選び方

    業務用エアコンを選ぶ場合、複数のポイントを確認してから機種やメーカーを決める必要があります。もちろん、設置環境や広さも大きなポイントとなりますが、それ以外にも選ぶポイントになることは多いため、順番にチェックしてから決めることが重要です。

    2.1 どこに業務用エアコンを導入するのか?

    業務用エアコンの選び方で、最も重要になるのが設置環境。同じ面積のスペースに業務用エアコンを設置する場合でも、そこが何に使われる場所なのかが大きなポイントになります。

    例えば、一般的な事務室であれば、室内にあるのはパソコンやコピー機などのOA機器くらいです。しかし、厨房がある飲食店であれば、OA機器はなくても調理過程で熱が出るため、事務室よりは能力が高い業務用エアコンが必要と考えられます。また、同じ飲食店でもお酒を提供するバーのような場所の場合、厨房がないということも多く、業務用エアコンにそこまで高い能力が求められないのです。

    このように、業務用エアコンを導入する場合、その設置環境がどうなのかが最大のポイント。まずは業務用エアコンの設置環境を十分に確認してから、それ以外のポイントを検討していきましょう。

    業務用エアコンの選び方

    2.2 電源の種類を決める

    業務用エアコンの電源の種類は、主に店舗の広さなど、設置環境で決まると言えます。スーパーのように広い場所には単相200Vの業務用エアコンは設置できませんし、数坪しかないような商店などに三相200Vの大型の業務用エアコンを設置しても、基本料金ばかりが高くて光熱費が無駄になってしまうのです。そのため、業務用エアコンの電源は、設置環境を優先することが基本。このように覚えておきましょう。

    ただし、そこまで広くない場所に業務用エアコンを設置する場合でも、高い能力の業務用エアコンが必要な場合には、三相200Vの電源が必要。すでに紹介したように、3馬力以上の業務用エアコンを設置しなければならないようなときは、三相200Vを選ぶようにしてください。

    2.3 タイプや設置方法を決める

    業務用エアコンは、主に2種類に分類が可能。一つは天井に埋め込んで利用する「天井埋込型」で、もう一つが「それ以外のタイプ」です。

    家庭用エアコン(ルームエアコン)の多くが「壁掛型」であるように、業務用エアコンの多くは「天井埋込型」となっています。そのため、天井埋込型の業務用エアコンを選ぶほうが、設置コストや製品の選択肢などで有利になる傾向があるのです。さらに天井埋込型の業務用エアコンはレイアウトの面でも優れているため、特別な不都合でもない限りは天井埋込型の業務用エアコンを選ぶことが良いでしょう。

    種別 主な特徴
    4方向天井埋込カセット型
    • 正方形で風の吹き出し口は4方向にある
    • 全方向へ風が出るため、室温のムラが出にくい
    • 流通量が多く、製品を選びやすい
    • レイアウトなどがしやすい
    • 設置コストが高くなることがある
    2方向天井埋込カセット型
    • 長方形で風の吹き出し口が2方向にある
    • 店舗中央から両端へ広がるように風を出せる
    • 店舗形状が細長い場合などに適している
    • 各吹き出し口から出る風は多め
    • 室温にムラができることがある
    1方向天井埋込カセット型
    • 長方形で風の吹き出し口が1方向にある
    • 店舗隅から広がるように風を出せる
    • 天井の一部が低い“下がり天井”などに適している
    • 風が届かない場所ができる
    • 室温にムラができることがある

    天井埋込型は風の吹き出し口の数で分かれています。市場では4方向タイプが主流。事務所や店舗など、様々なところで活用することができて便利です。また、1方向と2方向の天井埋込型は、風が届かない場所ができてしまいます。室温にムラが生じることもあり、設置環境によっては設置が向かないこともあるので注意が必要です。

    天井埋込型以外では、次のような業務用エアコンがあります。

    種別 主な特徴
    天吊型
    • 長方形などの室内機を天井から吊り下げる形で設置する
    • 工場などで広く採用されている
    • 1台で10馬力まで出力可能
    • 配管や室内機が見えてしまう
    • 温度にムラができてしまうことがある
    壁掛型
    • 家庭用エアコンを大きくしたような形状
    • 設置が簡単で、設置コストも安くなる
    • 1台で4馬力まで出力可能
    • メンテナンスが簡単にできる
    • 配管や室内機が見えてしまう
    壁埋込型
    • 壁に埋め込んで設置する
    • 壁と一体にできるため、室内に溶け込ませられる
    • グリル(吹き出し口の金属板)が露出する
    • 配管などは隠ぺい工事ができる
    床置型(据置型)
    • 床に直接置いて使用する
    • 本体のサイズは比較的コンパクト
    • 設置が簡単で、設置コストも安くなる
    • メンテナンスや交換が簡単にできる
    • 設置スペースが必要になる
    ビルトイン型
    • 本体(室内機)を天井裏などに埋設、吹き出し口と吸い込み口を天井に設置して使用する
    • 本体と吹き出し口は離せるため、レイアウトが自由になる
    • 設置バリエーションも豊富になる
    • 設置コストは高くなる
    • メンテナンスに手間がかかる
    ダクト型
    • 本体(室内機)は天井裏に埋設、ダクトを活用して風を出す
    • レイアウトやインテリアにこだわることができる
    • 設置コストが高くなる
    • 天井の状況次第で設置できないことがある

    天井埋込型以外の業務用エアコンは、メンテナンスが簡単にできる製品とメンテナンスが難しい製品があります。業務用エアコンのタイプや設置方法を選ぶときは、どのような設置環境なのか、頻繁なメンテナンスが必要になるかどうかなどを十分に検討しておくことが重要なポイント。よく考えてから選ぶようにしてください。

    2.4 業務用エアコンの必要な能力を計算する

    業務用エアコンは、必要な能力を満たす機種を選ぶことが重要なポイントの一つ。また、必要となる業務用エアコンの能力は、業種や設置環境に左右されます。そのため、それぞれの設置環境と馬力の目安を参考にすることが大切です。

    業務用エアコンの馬力と設置環境の目安については、次の項目にある一覧表を参考にしましょう。一覧に設置環境の業種がない場合は、それに類する業種を参考にしたり、業務用エアコンの設置業者に確認したりすると、適切な業務用エアコンを見つけられますよ。

    3 業務用エアコンの馬力と設置環境の目安

    業務用エアコンの馬力と設置環境の目安は、次のようになっています。

    飲食店における馬力と設置環境(広さ・面積)の目安
    能力 面積(m²) 坪数(坪) 畳数(畳)
    1.5馬力 P40形 9~17 3~5 6.8~10.5
    1.8馬力 P45形 12~20 3.6~6 7.4~12.3
    2馬力 P50形 14~22 4~6.6 8.6~13.5
    2.3馬力 P56形 15~24 4.5~7.2 9.2~14.8
    2.5馬力 P63形 17~27 5.1~8.1 10.5~16.6
    3馬力 P80形 22~35 6.6~10.6 13.5~21.6
    4馬力 P112形 30~49 9~14.8 18.5~30.2
    5馬力 P140形 38~61 11.5~18.4 23.4~37.6
    6馬力 P160形 43~70 13.0~21.2 26.5~43.2
    8馬力 P224形 61~97 18.4~29.3 37.6~59.8
    10馬力 P280形 76~122 23~36.9 46.9~75.3
    12馬力 P335形 91~146 27~44 54~88
    ※調理で出る熱を考慮して選ぶ
    理美容店・喫茶店(カフェ)における馬力と設置環境(広さ・面積)の目安
    能力 面積(m²) 坪数(坪) 畳数(畳)
    1.5馬力 P40形 11~17 4.2~5 8.6~10.5
    1.8馬力 P45形 16~20 4.8~6 9.8~12.3
    2馬力 P50形 17~22 5.1~6.6 10.5~13.5
    2.3馬力 P56形 19~24 5.7~7.2 11.7~14.8
    2.5馬力 P63形 22~27 6.6~8.1 13.5~16.6
    3馬力 P80形 28~35 8.4~10.6 17.2~21.6
    4馬力 P112形 39~49 11.8~14.8 24~30.2
    5馬力 P140形 48~61 11.5~18.4 29.6~37.6
    6馬力 P160形 55~70 14.5~21.2 33.9~43.2
    8馬力 P224形 77~97 23.3~29.3 47.5~59.8
    10馬力 P280形 97~122 29.3~36.9 59.8~75.3
    12馬力 P335形 146~216 44~65 88~130
    ※風向に注意して業務用エアコンを設置する
    一般商店における馬力と設置環境(広さ・面積)の目安
    能力 面積(m²) 坪数(坪) 畳数(畳)
    1.5馬力 P40形 17~26 5.1~7.8 10.5~16
    1.8馬力 P45形 20~29 6~8.7 12.3~17.9
    2馬力 P50形 22~32 6.6~9.6 13.5~19.7
    2.3馬力 P56形 24~36 7.2~10.9 14.8~22.2
    2.5馬力 P63形 27~41 8.1~12.4 16.6~25.3
    3馬力 P80形 35~52 10.9~15.7 22.2~32
    4馬力 P112形 49~72 14.8~21.8 30.2~44.4
    5馬力 P140形 61~90 18.4~27.2 37.6~55.5
    6馬力 P160形 70~103 21.2~31.2 43.2~63.5
    8馬力 P224形 97~145 29.3~43.9 59.8~89.5
    10馬力 P280形 116~146 35~44 70~88
    12馬力 P335形 122~181 36~54 72~108
    ※出入りする人の頻度や人数、敷地の日当たりを考慮する
    オフィス・病院等における馬力と設置環境(広さ・面積)の目安
    能力 面積(m²) 坪数(坪) 畳数(畳)
    1.5馬力 P40形 24~35 7.2~10.6 14.8~21.6
    1.8馬力 P45形 26~39 7.8~11.8 16~24
    2馬力 P50形 29~43 8.7~13 17.9~26.5
    2.3馬力 P56形 33~49 10~14.8 20.3~30.2
    2.5馬力 P63形 37~55 11.2~16.6 22.8~33.9
    3馬力 P80形 47~70 14.2~21.2 29~43.2
    4馬力 P112形 66~97 20~29.3 40.7~59.8
    5馬力 P140形 82~122 24.8~36.9 50.6~75.3
    6馬力 P160形 94~139 28.4~42.1 58~85.8
    8馬力 P224形 132~195 40~59 81.4~120
    10馬力 P280形 165~243 50~73.6 101~150
    12馬力 P335形 197~291 59~88 118~176
    ※OA機器等が発する熱を考慮する

    それぞれの業種ごとに、注意するポイントが異なります。一覧にある注意書きを確認して、少し余裕を持たせた能力の業務用エアコンを選ぶようにしてください。

    4 業務用エアコンの光熱費を節約する方法

    飲食店などは客足にも影響が出るため、設置する業務用エアコンの能力に余裕を持たせるのが常識です。しかし、能力が高い業務用エアコンは光熱費も高くなるため、上手に光熱費を抑えることがポイントになりますよ。

    4.1 家庭用エアコンで代用しないほうが良い?

    狭い商店や事務所などは、家庭用エアコンでも代用できると感じる人も少なくないと思います。例えば、個人事務所などであれば、来客数は限定的。状況次第では業務用エアコンでなくても良いかも知れません。しかし、一般の店舗やオフィスに家庭用エアコンを設置したり、業務用エアコンの代用として家庭用エアコンを使用したりするのは、大きな損失を出すおそれがあるため、やめておくほうが良いでしょう。

    家庭用エアコンでカバーできる広さしかない商店でも、人の出入りは一般家庭の部屋とは比較になりません。それだけの人の出入りがあれば、それに応じた能力のエアコンが必要となるのです。もしも家庭用エアコンで業務用エアコンの代わりをしようとすれば、本体に大きな負担がかかることになります。つまり、エアコンは故障しやすくなりますし、その度に交換や修理を行う必要に迫られるのです。

    この結果、業務用エアコンを使うよりも大きな出費となるケースが多いと言えます。光熱費も無駄となってしまうため、耐久性や能力に優れた業務用エアコンを適切に使うほうが、結局は光熱費の面などで損をしなくて済むのです。

    4.2 業務用エアコンの電気代は高い?

    業務用エアコンの場合の電気代も、家庭用エアコンと同じ計算方法によって光熱費を算出することが可能。計算するには『業務用エアコンの能力(1馬力=2.8kW)』『電力単価(円/kWh)』『エアコンの使用時間(h)』の3つを掛け算するだけです。

    一般家庭の電気代を計算する場合は、電力単価を「1kWhあたり26円」とします。一方で、業務用エアコンの場合は三相200Vにすることが多く、電力契約は「動力(低圧電力)」となるのです。この場合の電力単価は「1kWhあたり約14円」が平均値。契約する電力会社や季節で異なりますが、全国の電力会社では1kWhあたり「11~17円」が採用されているため、平均値の14円を用いるのが分かりやすいでしょう。

    また、基本料金は、一般家庭の電力契約である「従量電灯B」などと比較すると、業務用エアコンの場合の基本料金は少し高め。一般家庭が40Aで契約している場合よりも少し高い基本料金を払うと思えば良いでしょう。

    しかし、この場合でも電力単価が安いため、結局は業務用エアコンを使うほうが得になります。業務用エアコンを長時間使用する場合、飲食店のように調理の熱が出ることで能力の高いエアコンが必要になる場合などは、その傾向がより強くなるので、十分に注意しておきましょう。

    業務用エアコンの光熱費を節約する方法

    4.3 光熱費を節約する方法

    業務用エアコンの光熱費を節約する方法は、家庭用エアコンと基本的には同じ。家庭で実践している節約方法を業務用エアコンに適用すると思っておけば良いでしょう。

    • メンテナンスと掃除を適切な頻度で行う
    • 設定温度に注意する
    • 古い業務用エアコンは交換する
    • 室外機の環境に注意する

    特に実践したい光熱費を節約する方法は4つ。業務用エアコンのメンテナンスは業者に任せているというケースも多いですが、フィルター掃除はこまめに行うようにしましょう。フィルターはエアコンの性能を左右するため、店舗内の清掃と同様に適切な頻度で行ってください。

    店舗やオフィス内の温度は、意見が分かれることも多いですよね。店舗の場合は客が不満を持たないようにしなければなりませんし、オフィスでは男女で意見の食い違いが起こることもしばしば。ただし、一つ重要になるのは、設定温度を1度変えると「消費電力は約1割減になる」ということです。状況によっては1割以下の節約ですが、年間を通して考えると高額になりますよ。

    また、設定温度を決めたあとは「自動運転」を使用することも大きなポイント。業務用エアコンなどのエアコンは、自動運転にすることでコンプレッサーが消費する電力を抑えることができるのです。消費電力が減ることは光熱費が減ることですので、簡単にできる光熱費の節約方法として推奨されています。

    家庭用エアコンや冷蔵庫などの最新モデルは電気代が安いという話をよく聞くのではないでしょうか。実際には数年前のエアコンと比較しても、大きな節約は見込めませんが、10年以上前になると話が違います。業務用エアコンは耐久性に優れていて長持ちしますが、今の業務用エアコンは10年以上前の光熱費の50%ほど。個人商店などは設備投資が難しいかも知れませんが、思い切って新しい業務用エアコンに変えるほうが光熱費は節約できますよ。

    意外と放置されている室外機ですが、飲食店の裏などにある室外機には注意が必要です。様々な物を室外機の周囲に置いてしまうと、業務用エアコンの熱交換能力が下がってしまうため、電気代が高くなる傾向にあります。室外機が熱を帯びても同様。室外機を陰にしたり、打ち水などで冷やしたりする方法も光熱費の節約に効果があるのです。業務用エアコンのメンテナンスに業者が訪れたときに、室外機の様子を見てもらうというのも良い方法となりますよ。

    5 まとめ

    業務用エアコンの馬力と広さの目安について解説してきました。一覧で解説した業務用エアコンの設置環境と馬力の目安はあくまで参考です。どのくらいの能力の業務用エアコンが適切なのかは状況によって異なるため、業務用エアコンの設置業者に実際に見てもらうことも忘れないようにしてください。

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