ユニットバスのおすすめメーカーを比較！シリーズの特徴やシェアランキング

1 ユニットバスのおすすめメーカー一覧

まず、ユニットバスのおすすめメーカーを一覧で紹介します。一定のシェアがあり、口コミなどで人気があるメーカーです。

• リクシル（シェア1位）
• TOTO（シェア2位）
• パナソニック（シェア3位）
• クリナップ
• タカラスタンダード
• ノーリツ
• トクラス

ユニットバス市場のシェアは、リクシル・TOTO・パナソニックの上位3社が半分以上を占めています。この上位3社は人気も高く、口コミの評価も高くなっているのが特徴です。

ユニットバスのシェアランキングではリクシルがトップ。統合前のINAX、トステムなどがユニットバスを製造販売していたこともあり、業界のトップを走っています。また、日本のユニットバス市場の先駆者であるTOTOもほぼ変わらないシェアを誇っており、第2位につけています。

ユニットバス市場はリクシルとTOTOが圧倒的に強いのですが、その他のメーカーも負けていません。現状ではパナソニックが一歩抜けていますが、そのほかのメーカーもユニットバス市場では頭角を現す勢いがあります。それだけに各メーカーのユニットバスの特徴からも目が離せないと言えるでしょう。

2 各メーカーのユニットバスの特徴

ここからは、各メーカーのユニットバスの特徴とおすすめの商品を紹介します。

2.1 リクシルのユニットバスの特徴

リクシルのユニットバスの特徴は次のようになっています。

2.1.1 リクシルのおすすめの商品

リクシルのおすすめ商品「リノビオ」シリーズを紹介します。

リノビオVシリーズの特長は以下のとおりです。

• 大理石のような上質な光沢がある人造大理石造りのルフレトーン浴槽
• たっぷり物が置けて、壁から外せるので気になる壁際の汚れが落とせる丸洗いカウンター
• 段差低く出入りが楽なドア、浴槽内にある握りバー、滑りにくさを考慮した水はけのよい床など、ユニバーサルデザインの採用

2.1.2 リクシルの総評

リクシルのユニットバスは、お風呂に癒しを求める女性に人気があります。アクアフィールやアクアタワーなど、肩湯や打たせ湯を家で楽しめる点でも癒し効果は高いと言えます。一方で、くるりんポイ排水口やキレイサーモフロア、まる洗いカウンターなど、浴室掃除が手軽にできる工夫もあるユニットバスです。

2.2 TOTOのユニットバスの特徴

TOTOのユニットバスの特徴は次のようになっています。

2.2.1 TOTOのおすすめの商品

TOTOのおすすめ商品「サザナ」シリーズを紹介します。

TOTOの浴室サザナは、「くつろぎ」と「あたたか」と「きれい」がコンセプトです。その特徴は主に下記になります。

• 浴槽に身を任せた瞬間からリラックスできる“ゆるリラ浴槽
• お掃除らくらく“ほっカラリ床”
• 洗いやすいカタチと抗菌・防カビ※仕様でお手入れが簡単な、お掃除ラクラク排水溝
• いつまでも暖かい魔法瓶浴槽
• 面倒なお風呂の準備はスマートフォンから専用アプリの操作でラクラク。毎日のバスタイムをもっと気軽に、楽しく

2.2.2 TOTOの総評

TOTOのユニットバスは、シャワー好きやシャワーにこだわりがある人に大人気です。特に、勢いを保ちながらこれまでと比較して約35％も節水できる「エアインシャワー」はシャワー好きにはたまらないはずです。また、ラクラク排水口・ラクラクカウンター・ラクラク鏡も特徴であり、掃除がしやすいユニットバスになっています。ほっカラリ床は、柔らかな感触を実現しており衝撃に強くて安全性にも優れた仕様です。TOTOのユニットバスは、節水や省エネ性能が高く、様々な技術を活用することで誰でも使いやすくなっています。

2.3 パナソニックのユニットバスの特徴

パナソニックのユニットバスの特徴は次のようになっています。

2.3.1 パナソニックのおすすめの商品

パナソニックのおすすめ商品「Lクラスバスルーム」シリーズを紹介します。

• 戸建て：ベース仕様　税抜1,326,000円（1216サイズ）～1,998,000円（1623サイズ）
• マンション：ベース仕様　税抜1,428,500 円（1317サイズ）～1,831,000 円（1620サイズ）

Lクラスバスルームは、パナソニックのユニットバスの最高級シリーズです。下記のオプション仕様の組み合わせにより、デザイン性や機能性に優れた先進的なバスルームにすることができます。

2.3.2 パナソニックの総評

パナソニックのユニットバスは、非常に機能性が高くなっています。様々な機能が選べるようになっており、小さな子どもから高齢者まで誰もが快適に使えるユニットバスです。また、ミクロの泡でお肌がしっとりして保温効果が高い「（オイルヴェール）酸素美泡湯」や、浴室をホームサウナにできる「ゲンキ浴i・ミスト」など、女性を中心に美容や健康を気づかう人に嬉しい機能もあります。多機能で誰でも使いやすいパナソニックのユニットバスは、高齢者や子どもがいる家族におすすめです。

2.4 クリナップのユニットバスの特徴

クリナップのユニットバスの特徴は次のようになっています。

2.4.1 クリナップのおすすめの商品

クリナップのおすすめ商品「アクリアバス」シリーズを紹介します。

アクリアバスの特徴は、「あったか」「あんしん」「きれい」にこだわったバスルームです。「あったか」機能として、浴室に入る前にお湯を床に散布できる拡散シャワーがあり、冬場のヒートショック対策になります。「あんしん」機能として、浴槽の跨ぎ部分を低くしたり、サポートバーを設けたりしています。「きれい」機能として、すっきり収納と掃除がしやすく汚れが付きにくいバスルームになっています。デザイン性も高く、人気のユニットバスです。

2.4.2 クリナップの総評

クリナップのユニットバスは、入浴時間も家族とのコミュニケーションの時間と考える人や、入浴をゆったりとリラックスタイムにしたい人におすすめのユニットバスです。例えば、スタイルシェルフは子どものオモチャを置くこともできますし、防水のタブレットやスピーカーを持ち込んで楽しむこともできます。

また、浴室はサンドイッチ天井、サンドイッチパネル、保温材付フロアなどで、浴室全体が保温されます。しっかりと温かさをキープしてくれるので、ゆっくりと入浴時間にくつろげるのです。しかも、冬場は床夏シャワーで入浴前に床を25度にすることで、ヒートショック対策も万全です。床がぬれても「足ピタフロア」の効果で滑りにくく安全です。

2.5 タカラスタンダードのユニットバスの特徴

タカラスタンダードのユニットバスの特徴は次のようになっています。

2.5.1 タカラスタンダードのおすすめの商品

タカラスタンダードのおすすめ商品「プレデンシア」シリーズを紹介します。

プレデンシアの特徴は、上質な光沢と高級感を感じさせる鋳物ホーロー製浴槽を採用していることです。ホーローは、汚れを落としやすく清潔さをキープできるほか、身体の芯まで温まる高い蓄熱性、衝撃に強いことが特徴です。本体が変形しにくく、表面はガラスコーティングしているためキズもつきにくいのです。

2.5.2 タカラスタンダードの総評

タカラスタンダードのユニットバスの特徴は、ぴったりサイズシステムバスです。ユニットバスでありながらオーダーメイドできるというメリットがあるのです。浴室内の無駄がなくなり、広々と使えるようになるため、浴槽が狭いと感じていた人などにはおすすめです。

また、タカラスタンダードはホーロー製にこだわっています。壁にも使われているホーローは汚れ落ちが良く、耐久性も抜群です。浴室も浴槽も頑丈でキレイをキープできるようになっています。

2.6 ノーリツのユニットバスの特徴

ノーリツのユニットバスの特徴は次のようになっています。

2.6.1 ノーリツのおすすめの商品

ノーリツのおすすめ商品「ユパティオ」シリーズを紹介します。

ユパティオMSの特徴は以下のとおりです。

• スイッチひとつで浴槽が洗える“おそうじ浴槽”
• 自然素材をモチーフにデザイン性が向上したインテリアウォール
• シンプルでスクエア形状の「ストレート浴槽Z」で、浴槽に入りやすく、洗い場もしっかりと確保

2.6.2 ノーリツの総評

ノーリツのユニットバスの特徴は、全面アートウォールなどのデザイン性にあります。アートを取り入れたデザインの壁にすることができるため、かなりオリジナリティのある浴室に仕上がります。さらに、お手入れの面でも「おそうじ浴槽」という自動洗浄の浴槽は近未来的な印象です。ワンタッチで浴槽が自動でキレイになれば、掃除の手間も半減です。

2.7 トクラスのユニットバスの特徴

トクラスのユニットバスの特徴は次のようになっています。

2.7.1 トクラスのおすすめの商品

トクラスのおすすめ商品「YUNO」シリーズを紹介します。

YUNOシリーズは、トクラスのユニットバスの最上位商品です。デザイン性、機能性、断熱性、掃除のしやすさ、清潔間に優れています。また、オプションにてお掃除浴槽、あったかミスト、うるおい浴（ジェットバス、マイクロバブルバス）など、より豊かなバスルームにすることもできます。

2.7.2 トクラスの総評

トクラスのユニットバスは高級感が溢れる構造です。浴槽や壁など、全体的に高級感のある浴室になっていて、触れるだけでも心地良さを感じられて癒される印象です。また、浴室内にお気に入りの音楽を流して癒しの時間にすることもできます。子どもと一緒に歌っても良いですし、クラシックを聴いてリラックスしてもよいでしょう。

3 まとめ

ユニットバスのおすすめメーカーの特徴を一覧で比較してきました。各メーカーともに特徴のあるユニットバスを販売していて目移りする人もいるでしょう。そういうときは、表中の「おすすめの人」という項目を参考にしてくださいね。