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ユニットバスの掃除方法と頻度は?排水溝や床をきれいにするコツ

ユニットバスの掃除方法と頻度は?排水溝や床をきれいにするコツ

ユニットバスは「狭くて掃除がしにくいわりに汚れが付きやすくて困る」と悩んでいる方も多いでしょう。ここではユニットバスの掃除方法を掃除場所ごとに詳しく解説します。また、ユニットバスに潜む汚れの種類も丁寧にお伝えしましょう。「床にお湯や髪の毛が浮いている、けど、掃除の方法がわからない」など、ユニットバスにおける悩みを全て解決します。

ユニットバスは、掃除方法さえわかればとても便利に利用できる優れたものですよ。

目次

    1 ユニットバスが汚れやすい理由

    そもそも、ユニットバスとは「規格が決まっている組み立て式の浴槽」を指します。最近のユニットバスは、トイレと浴室がセットになっているタイプが多いですよね。トイレ、浴室にくわえて洗面所があるタイプも増えており、ユニットバスも多様です。

    近年のユニットバスは汚れにくい加工がされているため掃除が楽になっています。ですが、ユニットバスは浴室やトイレがセットになっているからこそ狭く掃除がしにくく汚れがたまりやすい油断できない場所。

    ユニットバスの掃除方法を取得する前に、汚れの種類や掃除方法を習得して清潔なユニットバス生活を送ってください。ユニットバスの汚れについて理解できれば、ユニットバスの掃除がさらに楽になるでしょう。

    ユニットバスが汚れやすい理由

    1.1 ユニットバスに繁殖する汚れの種類

    実は、汚れの宝庫であるユニットバス。ユニットバスは、シャワーを浴びる際、シャワーカーテンを使用しても、ユニットバス全体に湿気が発生します。湿気は、カビ発生原因そのもの。湿気が充満したユニットバスには、カビや菌、垢や黒ずみなどありとあらゆる汚れが想像を超えるほど生息しています。ユニットバスに潜む汚れと、汚れにくい場所を把握し掃除の際に役立てましょう。

    ユニットバスに繁殖する汚れや菌と繁殖する主な場所を下記にまとめました。一気に掃除できない場合は、汚れやすい箇所ごとに掃除しましょう。

    汚れの種類 発生場所
    水垢 浴槽・壁・床・鏡・シャワーヘッド
    湯垢 浴槽・壁・床
    油脂・石鹸汚れ 壁・床・シャワーカーテン
    カビ 壁・床・天井・シャワーカーテン
    尿石 床・トイレ周り

    1.2 ユニットバスを掃除する頻度は個所によってバラバラ

    ユニットバスの掃除場所は大きく分けて下記の8箇所。ユニットバスは、トイレが併設されているものがほとんどのため、トイレ周りについても詳しく述べていきます。

    • 浴槽
    • 天井
    • トイレ周り
    • シャワーヘッド
    • シャワーカーテン

    ユニットバスの浴槽は最も肌に触れる場所のため、シャワーを浴びるたびに掃除する方も多いでしょう。浴槽はお風呂を溜めるとかなり汚れてしまうため、1日に1回、または2日に1回は掃除すると清潔に保てます。シャワーだけの方も2日から3日に1回は掃除すると清潔な浴槽で過ごせますよ。壁や床、鏡、トイレ周り、シャワーカーテン、シャワーヘッドは最低でも1週間に1回。天井は最低でも1ヶ月に1回の頻度で掃除してください。

    2 ユニットバスの掃除に必要な道具一覧

    ユニットバスを掃除するさいに必要なものは下記の8点です。

    • スポンジ
    • ゴム手袋
    • タオルや雑巾
    • 使い古した歯ブラシ
    • クエン酸
    • 重曹
    • 塩素系漂白剤
    • 浴室用の洗剤
    • 排水溝用の洗剤

    クエン酸・重曹・塩化系漂白剤は、ユニットバスを痛めないためにも箇所ごとに使い分けましょう。下記にクエン酸・重曹・塩化系漂白剤が利用できる場所を表にしました。

    汚れの箇所 対応する薬品
    浴槽 クエン酸・重曹
    塩化系漂白剤
    クエン酸・重曹
    天井 塩化系漂白剤
    トイレ周り クエン酸・重曹
    クエン酸
    シャワーヘッド クエン酸
    シャワーカーテン 塩化系漂白剤

    クエン酸・重曹・塩化系漂白剤がない場合は、浴室用の洗剤・排水溝用の洗剤・カビ用の洗剤など市販されている洗剤を箇所ごとに使い分けてください。排水溝のつまりが気になる方は、排水口のぬめり予防の洗浄液や排水溝用のジェル状洗剤を利用しましょう。

    3 ユニットバスの掃除方法

    ユニットバスを掃除する際は、浴槽にある「シャワー」を有効活用してください。トイレある狭いユニットバス内もシャワーをうまく使えば掃除が簡単にできます。床や天井の掃除だけではなく、シャワーカーテンの掃除にもシャワーは使います。シャワーはトイレ掃除のさいにも非常に優れた掃除道具にもなるでしょう。ユニットバスについているシャワーは、ユニットバスを掃除する際に強い味方になってくれますよ。

    ここでは、ユニットバスを丸洗いする方法を詳しくご紹介しましょう。ユニットバスは、1箇所ずつ丁寧に掃除すると、丸洗いできます。ユニットバスの箇所に合った掃除方法や洗剤をお伝えし、できる限り簡単に楽に実践できる掃除方法を伝授します。

    3.1 排水溝の掃除方法

    「排水溝に髪の毛が溜まって、床にお湯がタプタプと溜まってしまった」という経験をされた方もいるでしょう。ユニットバスで最も汚れやすい場所は排水溝といっても過言ではありません。排水溝は、ユニットバスの中で毎日洗うほうが望ましい箇所の1つです。排水溝を掃除する手順は、案外簡単で5ステップで終了します。準備するものはクエン酸・重曹(洗剤でも可)使い古した歯ブラシ、スポンジ、使い捨てゴム手袋です。

    1. 排水溝の排水栓・フィルター・ヘアキャッチャーを外す
    2. 使い捨てゴム手袋で排水口にある髪やゴミを取る
    3. クエン酸と重曹で排水口を掃除する
    4. 排水栓・フィルター・ヘアキャッチャーを掃除する
    5. 排水栓・フィルター・ヘアキャッチャーを戻して終了

    排水口にある髪の毛は、使い捨てのゴム手袋を利用すると便利。また、汚れが特に気になるところは使い古した歯ブラシでゴシゴシとよく磨いてください。上記にある排水溝の掃除5ステップを毎日実行するのは難しい方もいるでしょう。排水溝を毎日掃除する時間がない方は、髪の毛を取り除くようにするだけでもユニットバスを生活に保てますよ。

    3.2 鏡とシャワーヘッドの洗い方

    鏡とシャワーヘッドにつく汚れの種類は「水垢」です。鏡やシャワーヘッドにつく水垢はうろこ状の汚れで目につきやすい場所にあるため気になるでしょう。特に鏡は、毎日自分の顔を見るため、綺麗に保ちたいですよね。鏡とシャワーヘッドは、酸性洗剤が効果的でクエン酸を利用するとピカピカに生まれ変わるでしょう。

    クエン酸などの酸性洗剤が無い方は、キッチン用の水垢消しゴムやお掃除シートもユニットバスの掃除にも使えますよ。キッチン用の水垢落としをユニットバスの掃除に代用できれば、わざわざユニットバス掃除のために買い物に行く手間も省けるでしょう。

    鏡とシャワーヘッドの掃除は簡単。ユニットバス全体が掃除できなくても、鏡とシャワーヘッドだけでもピカピカだと、ユニットバス全体に輝きが生まれます。

    ユニットバスの掃除方法

    3.3 トイレ周りを含む床をピカピにする掃除方法

    ユニットバスの床の汚れの原因は、水垢や石けんカス、湯垢、黒カビなど。水垢や湯垢の他にも尿石などの汚れもあるため、さまざまな汚れが蓄積し黒ずみになります。それぞれの汚れにあった掃除をしましょう。水垢はアルカリ性のため酸性の洗剤を使用し、湯垢は酸性のためアルカリ性を使ってください。

    尿石があるさいは酸性洗剤が効果的です。酸性洗剤を尿石にかけて数分待ちましょう。ブラシで擦ると簡単に汚れが落ちますよ。床は、ユニットバスのシャワーが大活躍する箇所です。洗剤などを使用したさいも、シャワーでサッと洗い流すとすぐに掃除が終わりますよ。床の角は、特に汚れが溜まりやすいため注意しましょう。

    3.4 壁や天井の汚れの落とし方

    壁や天井は掃除が面倒で後回しにしがちですよね。壁と天井の掃除は、重曹と水、フローリング用のペーパーモップの3つがあれば簡単にできます。

    まず、重曹と水で「重曹ペースト」を作りましょう。重曹ペーストは、聞き慣れない言葉だと思いますが壁や天井を掃除する際、非常に役立つ魔法の道具です。

    重曹ペーストは、重曹3と水1の分量で混ぜるだけで完成します。重曹ペーストをフローリング用のペーパーモップにつけて壁や天井に塗りましょう。フローリング用のペーパーモップであれば天井も楽々届きますよ。重曹ペーストを塗ったあとはラップを貼って、30分から1時間程度放置し、シャワーで洗い流しましょう。不思議なほど、壁や天井は綺麗になっていますよ。壁や天井を何時間もゴシゴシと擦ると手間もありません。

    3.5 浴槽は最後に磨いて掃除する

    浴槽は中性洗剤をスポンジにつけて洗うとよく汚れが落ちます。また、多くのショップで浴槽にシュッとかけて放置して、シャワーで流すだけでピカピカになるものも販売中。

    ユニットバスを全て掃除するさい、浴槽は、壁や天井、シャワーヘッド、鏡などあらゆる箇所を掃除した後に取り掛かりましょう。浴槽はユニットバスの中で最も肌に触れるため、念入りな掃除がオススメです。

    ユニットバスの浴槽は、使い終わった後や使い始める前に掃除する習慣をつけると常に綺麗な浴槽で体を洗えますよ。ユニットバスの浴槽だけでも清潔に保っていれば、毎日のお風呂も億劫にならずに済むでしょう。

    3.6 シャワーカーテンの掃除方法

    シャワーカーテンは石けんや水垢がつくためカビが発生しやすい箇所です。シャワーカーテンには塩素系漂白剤がカビ防止になるためオススメ。

    シャワーカーテンを浴室につけて適量の塩素系漂白剤を入れて、1時間程度待ちましょう。1時間塩素系漂白剤につけたシャワーカーテンは、よく擦ってからシャワーで洗い流します。塩素系漂白剤は手が荒れの原因になるため、シャワーカーテンを擦るさい必ずゴム手袋を着用してください。シャワーカーテンは、自然乾燥は避けて天日干し、または浴室乾燥で丁寧に乾かしましょう。シャワーカーテンが綺麗だとユニットバス全体が綺麗に見えますよ。

    4 ユニットバスを清潔に保つ方法5選

    ユニットバスを丸洗いできる掃除方法を詳しくお伝えしました。ユニットバスの掃除は、正しく洗剤や掃除道具を利用すれば案外簡単で時間や労力をそこまで必要としません。ユニットバスを日ごろから清潔に保つことができればさらに掃除の手間は軽減されます。

    ユニットバスは日頃の積み重ねによってある程度綺麗に保つことが可能。毎日どころか1週間や1ヶ月に1回、掃除の時間を確保することも難しい方もいるでしょう。思い切って清掃業者に頼む方法もユニットバスを清潔に保つ方法です。また、ユニットバスをできる限り汚さない方法も習得すると便利ですよ。できるだけ手間暇要らずにユニットバスを清潔に保つ方法5選をご説明します。

    4.1 換気扇を24時間つける

    水垢、湯垢、カビなどは、とにかく湿気などが多い場所に繁殖します。湿気を閉じ込めないためにも換気扇をつけましょう。「扉を開けておく」行為は絶対してはいけません。ユニットバス内の湿気は、無くなりますが部屋や廊下に湿気が漏れてしまいます。扉を開けっぱなしにする行為は、部屋中にカビが繁殖する原因にもなる危険な行為です。シャワーを浴びたあとは換気扇24時間回し、水垢やカビを寄せ付けない清潔なユニットバスにしましょう。24時間換気扇を回す電気代は、100円から500円程度と少額です。500円以下の費用で、いつも清潔なお風呂に入れると思うと安く感じますよね。もちろん、地域などで差はあるので、詳しい電気代はお住まいの電力会社に問い合わせましょう。

    4.2 入浴後はシャワーでサッと掃除

    ユニットバスでシャワーを浴びるたびに、洗剤やスポンジを使用して掃除するのは面倒と考える方もいるでしょう。毎回、洗剤やスポンジでの掃除が面倒な方は、入浴後にシャワーのみを利用して掃除してください。シャワーを熱めのお湯に設定し、石けんが付着した場所や床、壁、シャワーカーテンなどにサッとかけます。熱めのお湯は、カビ防止にもなりますしシャワーで石けんを落とすことで黒ずみの発生を防げるためオススメです。時間に余裕がない方は、入浴後シャワーでサッとユニットバス内を掃除すれば清潔なユニットバスを保てます。ユニットバスのシャワーは、時間が無い方にとっても重要な道具です。

    ユニットバスを清潔に保つ

    4.3 ユニットバスを綺麗に保つ道具3つ

    ユニットバスを清潔に保ち掃除を楽にするためには排水溝の汚れをできる限り抑える必要があります。また、ユニットバス内は物を置くとかなり狭くなり掃除が大変になりますし、水垢や湯垢が置いた物に付着して掃除が面倒です。ユニットバスの排水溝と収納の点から、ユニットバスを綺麗に保つための道具は下記の3つ。

    • ゴミ取りネット
    • ヘアキャッチャー
    • 収納ボックス

    ゴミ取りネットとヘアキャッチャーがあれば、排水溝の髪詰まりはほぼ解決できます。床の排水溝にゴミ取りネットをつけるだけで、排水溝の詰まりが一気になくなるでしょう。ゴミ取りネットは使い捨てのものだと掃除が楽ですよ。ヘアキャッチャーは、床の排水溝についていても浴槽の排水溝についていない場合が多いため取り付けてください。ユニットバスが狭くならないためにも浴室外に収納ボックスを設置しましょう。ユニットバスの掃除に使用する道具や毎日使用しないものは収納ボックスにいれて浴室外に置くと、清潔にユニットバスも道具も使用できます。

    4.4 清掃業社に依頼する

    「とにかく掃除が面倒」と思われる方は清掃業者に依頼しましょう。清掃業者の方は、一般的に販売されていない洗浄液を用いて新品のような輝きを再現してくれます。浴室と浴槽のクリーニングの費用相場は13,000円から15,000円です。地域や業者によって費用は異なるため、ユニットバスのクリーニングをお願いしたい業者に必ず総額でいくらになるか聞きましょう。ユニットバスの浴槽のみを掃除するのか、トイレの中まで徹底的に綺麗にするのかでも費用は異なります。ユニットバスの掃除を1ヶ月1回、業者に頼むと年間12万円。掃除が嫌いな方、苦手な方はできる範囲から少しずつチャレンジすると清掃業者に頼む費用を使わずにすみますよ。

    4.5 ユニットバスが汚れないオススメの入浴方法を習得する

    ユニットバスを汚さない入浴方法を日ごろから実践すれば掃除が楽です。ユニットバスが汚れない入浴方法に必要なものはヘアキャッチャー。入浴のさいに心がけるポイントは下記の2つです。

    • 体を温める
    • 髪をヘアキャッチャーでとりきる

    上記に気をつければ、ユニットバスをできるだけ汚さずに入浴できます。

    まず、浴槽の排水溝にヘアキャッチャーを取り付けてください。ヘアキャッチャーは、使い捨てのものがオススメです。座った状態でシャンプーをおこない、洗い流します。一旦ヘアキャッチャーを取り外してください。シャンプーの後、リンスを髪になじませながら浴槽にお湯を溜めましょう。お湯で体が温まってから、浴槽のお湯を抜きヘアキャッチャーを排水溝に取り付けます。お湯を抜きながらリンスと体を洗い流しましょう。

    上記の方法であれば、常にヘアキャッチャーで髪を取っているため髪が排水溝に詰まりません。また、できる限り低い位置で髪や体を洗うと石けんなどが多方面に飛び散らないためオススメです。

    5 まとめ

    ユニットバスは狭くてトイレがあるため、さまざまな菌があり掃除しにくいと思われるでしょう。ですが、クエン酸、重曹、塩素系漂白剤を正しく利用すれば簡単に掃除が可能です。ユニットバスは狭いからこそ、シャワーが全ての範囲に届くため隅々まで掃除でき、清潔に保ちやすいというメリットもあります。ユニットバスの掃除方法は難しくないため、できる範囲から無理せず挑戦してみてください。ユニットバスを清潔に保てば、毎日のお風呂も楽しみになるでしょう。

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