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温水式床暖房の寿命は何年?メンテナンスや修理は必要になる?

温水式床暖房の寿命は何年?メンテナンスや修理は必要になる?

床暖房の中でも温水式床暖房はランニングコストも安くて、ホコリが舞わない優れた暖房器具と言えます。しかし、ほかの暖房器具と比べると、寿命やメンテナンスなどの詳しい情報があまり知られていないですよね。

そこで、温水式床暖房の寿命やメンテナンスなどの詳しい情報を紹介します。意外と知らない温水式床暖房の長い寿命や手軽なメンテナンスを理解して、冬の経済的で暖かい生活に役立ててください。

目次

    1 温水式床暖房の寿命は何年くらい?

    温水式床暖房の寿命は「30年以上」とされています。ただし、この寿命というのは、温水式床暖房に使われている温水パイプの寿命。しかも、温水パイプは30年以上使えることが目安に作られているため、実際の温水式床暖房の寿命はもっと長くなると考えられるのです。

    例えば、九州のガス会社「西部ガス」のホームページでは、温水式床暖房の解説コーナーで50年相当の耐久試験をしていることなどを紹介。耐食性・耐熱性・耐荷重性などの繰り返し実験をしており、このことから温水式床暖房の寿命は50年という人もいるくらいです。また、床暖房は建物の寿命(30年程度)と同じくらいと表現されることもあります。

    一方で、温水式床暖房の熱源には「エコジョーズ」や「ヒートポンプ(エコキュート)」を使っているのが一般的です。この熱源はいわゆる給湯器であり、お風呂の給湯と床暖房の両方に使う場合もあれば、床暖房専用の熱源を設置する場合もあります。しかし、いずれの場合でも熱源の寿命は、一般的な給湯器と同じ10年程度。長く使えても15年から20年ですので、温水式床暖房の寿命を考えるときは「熱源の寿命」も考慮しておくほうが良いですよ。

    =温水式床暖房の寿命は何年?

    2 温水式床暖房のメンテナンスは何をすれば良い?

    実は、温水式床暖房のメンテナンスはほとんど必要ないと言えます。その理由は、温水式床暖房の仕組みが単純だからです。

    温水式床暖房は熱源でお湯を作って、そのお湯が床下にある温水パネル(温水パイプ)を通ることで室内を足元から暖める仕組み。お湯が通るだけなので、構造的には単純と言えます。それだけにメンテナンスが必要になる部分がないと言えるのです。

    ただし、循環している温水(循環水)が減った場合には補充が必要。循環水が減ったときに水道水を補充するだけですので、面倒なメンテナンスではありません。また、頻繁に補充が必要になる訳でもないため、メンテナンスはほとんど必要ないと言えるのです。

    また、暖かい地域の温水式床暖房は「温水」が循環しているのですが、寒冷地などの一部地域では「不凍液」が使われることがあります。温水式床暖房に不凍液が使われている場合も同様に補充が必要になるので要注意。しかも、不凍液の温水式床暖房の場合は、やがて不凍液の交換が必要になってしまいます。不凍液の交換の目安は10年程度です。

    温水式床暖房の熱源のメンテナンスは給湯器のメンテナンスとほぼ同じ。熱源に腐食がないか、給排気口にゴミやホコリが溜まっていないか、熱源の周囲は片づいているかなど、簡単なメンテナンスしかありません。それ以外のメンテナンスは専門業者や有資格者しかできないため、熱源の面でも温水式床暖房はメンテナンスがほとんど必要ないのです。

    3 温水式床暖房の修理が必要になることはあるの?

    温水式床暖房を始めとして、一般的な床暖房は修理が必要になることはあまりありません。ただし、熱源だけは別。ほかの給湯器と同じで10年程度経過すると、修理したり交換したりすることになるのです。そのため、温水式床暖房の修理を考えるときには、最初に熱源の修理や交換を考えておく必要があります。

    床暖房の熱源機の工事費込みの価格
    DW-5000(パロマ) 暖房専用 56,300円~
    RUH-VK1610BOX(リンナイ 給湯+暖房 121,000円~
    RUFH-E1613SAA(A)(リンナイ) 給湯+暖房(エコジョーズ) 146,500円~
    HE-D37FQS(パナソニック) 給湯+暖房(エコキュート) 388,000円~

    一覧は温水式床暖房の熱源に使える給湯器の工事費込みの価格。費用は現在の価格なので目安ですが、床暖房の熱源の修理が必要になった場合はこのくらいの価格から交換ができます。給湯にも使える熱源もあるため、そこまで負担になるとは言えないですよね。

    床暖房の修理は、大抵の場合は熱源の交換や修理で済みます。しかし、何らかの原因で温水式床暖房が故障すると、大規模な修理になるおそれもあるので注意が必要です。もちろん、床暖房は簡単に故障する訳でもないですし、故障しないように対策もされています。

    耐熱性や耐荷重性、耐食性などを試験するために「冷熱繰り返し実験」や「荷重耐久試験」などが行われていて、床暖房は長期間の使用に耐える性能があることが確認されています。しかも、温水パネル(温水パイプ)が破損しないように優れた素材(架橋ポリエチレン管など)を採用。さらに床暖房の上に重量のある家具などを設置できるように、高い強度がある床材を敷くという工夫なども行われているのです。このような工夫をすることで、頻繁に修理しなくても良いように床暖房は設計されています。

    そのような工夫がある中でも、温水式床暖房が故障するおそれがないとは言えません。もしも故障してしまった場合は、高額の修理費用を負担しなければならないこともあります。床暖房を修理することは言うまでもなく、壁や床の補修を行う必要もあるなど、修理費用が「数十万円~百万円を超える額」になることまであるのです。

    そのような大規模な修理をしなくて済むためには定期的な点検が重要。温水式床暖房の1回の点検は「約5,000円~」とされていますが、床暖房の広さやお住まいの地域などによってはもう少し必要になることもあります。いずれにしても、温水式床暖房の高額の修理費用を負担することを考えると、大きな負担ではないですよね。給湯器も定期的な点検が必要ですから、床暖房の点検で給湯器の点検が必要なくなると考えると、実はお得なのかも知れませんよね。

    4 まとめ

    温水式床暖房の寿命やメンテナンスについて解説しました。床暖房は設置費用もかかりますし、故障したときには修理費用が高くなるおそれもあります。しかし、温水式床暖房の寿命はエアコンとは比べ物にならないくらいに長いですし、床暖房の熱源は給湯器を兼ねる性能もあるので、実はとても便利でお得な暖房機器と言えますよ。

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