家庭用蓄電池をメーカーごとに比較!損せずお得に電気を貯める方法とは?
2019年4月17日 更新最近、家庭用蓄電池が注目されています。一時的な停電にも対応できますし、夏場などのピーク時にも電力の不安を解消できるからです。しかし、家庭用蓄電池のメーカーはどこが良いのか、よく分かりませんよね。
そこで、家庭用蓄電池のメーカーについて、詳しく解説していきます。家庭用蓄電池を選ぶときのポイントやお得な蓄電方法など、家庭の電気代を安くする方法を解説します。家庭用蓄電池で非常時に備えながら、普段の光熱費を抑えたい方は必見ですよ。
目次
1 家庭用蓄電池の比較ポイントは?
初めに知っておきたいのが、家庭用蓄電池の比較ポイント。どの家庭用蓄電池を選ぶのか、どのメーカーが良いのかなど、家庭用蓄電池を選ぶときのポイントから解説していきます。
家庭用蓄電池は次のポイントを比較して選ぶようにしましょう。
比較ポイント | 内容 |
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蓄電容量 |
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充放電回数 |
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定格出力 |
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サイズ・重量 |
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保証期間 |
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家庭用蓄電池を選ぶとき、最も大切なのが蓄電容量。家庭用蓄電池で機器を動かすときの電力量を確認して、必要な電力量を賄えるだけの蓄電容量がある蓄電池を選ぶようにします。また、余裕があれば、できるだけ蓄電容量が多い製品を選ぶと良いでしょう。蓄電容量が多ければ、それだけ長い時間の電気を賄えます。非常時の備えとして家庭用蓄電池を購入するのであれば、より長く電気を使えるほうが良いのは言うまでもないですよね。
充放電回数は、そのまま家庭用蓄電池の性能と考えても良いでしょう。さらに、充電と放電を繰り返すことができる回数なので、家庭用蓄電池の寿命と考えることもできます。
充放電回数は完全に充電してから使い切るまでが1サイクル。これが何回繰り返せるのかを各メーカーが家庭用蓄電池の充放電回数として示すことがあります。例えば、同じ価格の蓄電池であっても、充放電回数が5,000回と10,000回では雲泥の差。後者の蓄電池は前者の2倍使えるということになります。費用対効果を考えると、2倍も違うということになるのです。
ただし、充放電を繰り返すと、蓄電池は蓄電容量が減っていきます。これはスマホの電池などと同様。次第に充電する回数が増えるため、蓄電容量の減少する割合などにも注意しておきましょう。
家庭用蓄電池の定格出力は、一度に使える電力を表します。例えば、蓄電池につなぐ機器の消費電力が蓄電池の定格出力を超えてしまうと、その機器を使用することはできないのです。そのため、蓄電池でどの機器をどれだけ動かしたいのかを考えて、蓄電池を選ぶ必要があります。
そのほか、家庭用蓄電池のサイズや重量は、設置場所を決めるための重要なポイント。サイズや重量が大きい蓄電池は屋外にしか設置できないということもあります。自分が家庭用蓄電池をどのように使いたいのかをよく考えて製品を選びましょう。
2 家庭用蓄電池のメーカーを比較!
家庭用蓄電池は大手メーカーも多く参入している市場。そのため、顧客の多くは大手メーカーの蓄電池に注目しています。しかし、一般的には知られていないメーカーにも優秀な家庭用蓄電池があるので、じっくりとメーカーを比較することが大切です。
2.1 人気の家庭用蓄電池のメーカーは?
家庭用蓄電池でも有名メーカーが人気になるのは仕方がないでしょう。例えば、シャープや京セラなどは、家庭用蓄電池以外の分野でも人気があるため、多くの人から支持されています。
一方で、NECや東芝のように、蓄電池以外の分野でも支持されていながら、家庭用蓄電池の市場から撤退を決めたメーカーもあります。それだけ家庭用蓄電池の市場も競争が激しいということで、生き残っているメーカーをしっかりと比較して製品を選ぶことが重要なポイント。大手メーカーや有名メーカーから選ばずに、様々な家庭用蓄電池を見て購入する製品を決めましょう。
現在、家庭用蓄電池の市場で人気があるメーカーとそのメーカーの特徴を一覧にしておきます。メーカーと特徴を比較して気になるメーカーがあれば、各メーカーの項目を確認してください。
メーカー名 | 主な特徴 |
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シャープ |
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京セラ |
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パナソニック |
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ニチコン |
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エリーパワー |
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フォーアールエナジー |
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それぞれのメーカーに特徴があります。次の項目で各メーカーのおすすめの家庭用蓄電池を紹介しているので、気になるメーカーはそちらも参考にしてください。
また、NECと東芝の家庭用蓄電池も人気が高いと言えます。しかし、この2つのメーカーは家庭用蓄電池の市場から撤退しているため、比較対象からは除外。現在販売されているNECや東芝の家庭用蓄電池も、今後はなくなることが予想されます。もしも購入されるのであれば、そのことをしっかりと考慮しておいてください。
2.2 シャープのおすすめの家庭用蓄電池
JH-WB1821 | 内容・性能 |
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蓄電容量(定格容量) |
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充放電回数(寿命・サイクル) |
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定格出力(停電時) |
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サイズ |
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重量 |
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そのほか |
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機器の保証期間 |
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設置後も、シャープが「クラウド蓄電池システム」で管理。エラーがあれば、すぐに対応してくれます。しかも、設置場所は屋内・屋外の兼用で、自由に決められる点も良いと言えるでしょう。
そのほか、経済モード、クリーンモードなどを搭載していて、節約のサポートとしても最適。環境に配慮した使い方もできて、ライフスタイルに合わせた使い方ができる家庭用蓄電池です。
2.3 京セラのおすすめの家庭用蓄電池
京セラのおすすめの家庭用蓄電池を一覧で紹介。
マルチDCリンクタイプ | 内容・性能 |
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蓄電容量(定格容量) |
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定格出力 |
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サイズ |
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重量 |
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そのほか |
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機器の保証期間 |
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万が一、停電になったときでも安心。太陽電池モジュールを設置していれば、停電時でも充電ができますし、自動で電気を供給することもできます。また、夜間の停電時は設定していた家電に優先して電気を供給するので、必要な家電が使えなくなる心配もありません。
また、直流接続なので、変換ロスが少ない蓄電が可能。しかも、AI制御で効率の良さを考える手間もありません。屋内でも屋外でも設置できて、非常時に備えるには安心の家庭用蓄電池と言えますよ。
2.4 パナソニックのおすすめの家庭用蓄電池
パナソニックのおすすめの家庭用蓄電池を一覧で紹介。
LJB1156 | 内容・性能 |
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蓄電容量 |
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定格出力 |
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サイズ |
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重量 |
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そのほか |
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機器の保証期間 |
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こちらの家庭用蓄電池は太陽光発電システムとセットになっているため、非常に低価格。しかも、太陽光発電による電力は売電可能です。太陽光発電システムだけでは売電できない場合に無駄が生じてしまうこともありますが、蓄電池がセットになっていることで有効活用ができますよ。太陽光で発電して蓄電もできることなどから、創蓄連携システムという名称で販売されているのです。
また、停電時でも長く使える蓄電池というコンセプト。冷蔵庫やLED照明などの組み合わせにもよりますが、満充電であれば16~72時間も使用できます。売電と蓄電の両方で経済的なメリットが大きい家庭用蓄電池です。
2.5 ニチコンのおすすめの家庭用蓄電池
ニチコンのおすすめの家庭用蓄電池を一覧で紹介。
ESS-U2M1 | 内容・性能 |
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蓄電容量 |
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定格出力 |
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サイズ |
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重量 |
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そのほか |
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機器の保証期間 |
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ニチコンの家庭用蓄電池は、蓄電容量の30%に相当する「3.3kWh」を常時確保。停電になったときに充電ができていないということがないので安心です。また、経済モードとグリーンモードで、ライフスタイルに合わせた節約ができるのも大きなメリットと言えます。特に太陽光発電システムと連携したときに、余剰分を充電に回せるグリーンモードは将来的にも有効と考えられているのです。
そのほか、各メーカーの太陽光発電システムと連携可能で、すでに太陽光発電システムがある家庭でも購入しやすいメリットがある家庭用蓄電池です。価格は少し高めですが、24時間サーバーで監視されているため、メンテナンスもアップデートも手間いらず。手軽に節電もできる家庭用蓄電池と言えますよ。
2.6 エリーパワーのおすすめの家庭用蓄電池
エリーパワーのおすすめの家庭用蓄電池を一覧で紹介。
POWER YIILE 3 | 内容・性能 |
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蓄電容量 |
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充放電回数(寿命・サイクル) |
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定格出力 |
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サイズ |
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重量 |
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そのほか |
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機器の保証期間 |
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蓄電容量は少なめでコンパクトですが、持ち運びができるというメリットがあります。機器の保証期間が長いだけではなく、長寿命で高性能という優れモノ。エリークラウドというクラウドサービスを活用すれば、電力履歴、蓄電率などを管理できて利便性も高いと言えますよ。
クラウド対応で遠隔操作も可能。また、エリーパワーが監視しているため、異常の検知も素早いのです。ソフトウェアのアップデートなども自動なので、手間がかからないのにとても便利に使えます。持ち運べるので、非常時の使い勝手もかなり良いと言えるでしょう。
2.7 フォーアールエナジーのおすすめの家庭用蓄電池
フォーアールエナジーのおすすめの家庭用蓄電池を一覧で紹介。
EHB-240A040/A04B | 内容・性能 |
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蓄電容量(実効容量) |
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充放電回数(寿命・サイクル) |
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定格出力(停電時) |
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サイズ |
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重量 |
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そのほか |
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機器の保証期間 |
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フォーアールエナジーの家庭用蓄電池は、日産リーフ用のリチウムイオンバッテリーが採用されています。つまり、リーフのリチウムイオンバッテリーの評価を参考にすると、この家庭用蓄電池の評価も分かるということです。
また、フォーアールエナジーの家庭用蓄電池は大容量ですが、とてもコンパクト。他メーカーの蓄電容量が大きい蓄電池とサイズを比較しても、大きな差はないと言えます。しかも、大容量となっているため、容量あたりのサイズはかなりコンパクトと言えるのです。
大容量なので、いざというときには家中の電力をカバーできますし、フルコントロールモードを使えば、余剰電力を売電することも蓄電することも自由自在。あなたのライフスタイルに合う形で利用できる家庭用蓄電池となっています。
※「KVA」は「kW」と必ずしもイコールではありません。家電には供給されても使われない電力があるため、そのロスを考えて算出した場合は「kW」を使い、供給される電力のすべてを表す場合には「KVA」を使います。電力のロスは「力率」として計算して、この数値が「1」よりも小さくなるため、KVAは必ずkWよりも大きな数値になるのです。
3 お得に蓄電する方法とは?
家庭用蓄電池があるだけでは無意味。上手に家庭用蓄電池を使いこなしてこそ、高額な蓄電池を買った意味がありますよね。そこで、家庭用蓄電池のお得な使い方を解説します。
3.1 深夜電力を貯めて昼間に使う
家庭用蓄電池の最も基本的で効果的な使い方が、深夜電力を蓄電する方法。電力会社と契約する場合、契約プランを「時間帯別電灯」「季時別電灯」「ピークシフト型時間帯別電灯」などにすると、深夜に使う深夜電力の単価が安くなります。場合によっては、電力単価が昼間の半額程度となるため、とても安く電気を使えるようになるのです。
しかし、深夜に使う電力は限定的。そこで、深夜電力を使って家庭用蓄電池を充電しておいて、昼間は深夜に充電した蓄電池の電力を使うようにします。すると、昼間の電力単価が高い時間には電力会社の電気を使わずに済み、1日の使用電力のほとんどが深夜電力の単価という計算になるのです。
この方法は家庭用蓄電池がなければ不可能なことです。家庭用蓄電池の最大のメリットとも言えるので、必ず深夜電力で充電するように蓄電池を設定しておきましょう。
3.2 太陽光発電システムと連携させる
家庭用蓄電池を上手に利用するためには太陽光発電システムとの連携が欠かせません。太陽光発電で作られる電力は「売電」することができます。つまり、太陽光発電で作った電力を使うことでも経済的なメリットはあるのですが、そちらを販売することでも経済的なメリットがあると言えるのです。
そこで、家庭用蓄電池を上手に使う方法が、深夜電力と太陽光発電の組み合わせ。すでに解説したように深夜電力の単価は安いため、深夜電力を使って家庭用蓄電池を充電しておきます。次に、昼間は太陽光発電システムが発電してくれますが、売電するための余剰電力を増やすために、使用するのは家庭用蓄電池の電気にするのです。
こうすることで、深夜の安い電力を家庭で使いながら、太陽光発電システムで作られた余剰電力を増やして売電する量を増やすことができるのです。一般的に「押し上げ効果」と呼ばれるもので、売電による収益を増やすことができます。
ただし、これは「ダブル発電」として、電気の買取単価は低下。自宅の電気使用量によっては売電による収益が伸びないこともあるので、注意しておきましょう。主に昼間の電気使用量が多い家庭ではダブル発電でも売電する量が増えるほうが良いため、自宅の電気使用量を考えて、家庭用蓄電池をどう使うかを決めましょう。
3.3 家庭用蓄電池は補助金がもらえる?
家庭用蓄電池は高額な印象があると思います。しかし、家庭用蓄電池を購入する場合、補助金がもらえます。ただし、金額は各自治体で異なるので、まずは各自治体のホームページで確認しましょう。
また、家庭用蓄電池の補助金は自治体のみで、2018年度は国からは出ないことになっています。2019年度も未定ですが、各自治体は蓄電池に補助金を出すことが決まっていて、すでに申請を受けつけているところもあるので確認しましょう。
一方で、太陽光発電システムなどを家庭用蓄電池と同時に設置した場合、補助金が出る可能性が高いと言えます。2019年度においては、省エネ住宅と太陽光発電、蓄電池などを含む場合、新築やリフォームで「ZEH補助金」などがもらえるのです。蓄電システムを設置することで補助金の額が上乗せされる仕組みなどもあり、家庭用蓄電池を購入するには絶好の機会。できれば、太陽光発電と家庭用蓄電池を一緒に購入することをおすすめしますよ。
ただし、このような補助金はすぐに打ち切られるおそれがあります。家庭用蓄電池の補助金が2018年度に出ないことが決まったように、補助金はスピード勝負!これが大きなポイントです。
同じように家庭用蓄電池を購入しても、補助金があるのとないのとではお得に電気を貯める以上の違いになりますよね。もしも家庭用蓄電池の購入を検討しているのであれば、決断は早いほうが良いですよ。
4 まとめ
家庭用蓄電池のメーカーについて、比較してきました。蓄電池にお得に電気を貯める方法や補助金で蓄電池をお得に手にする方法も解説してきたので、参考にしてくださいね。特に家庭用蓄電池は太陽光発電と相性が良く、補助金も出やすくなります。できれば、太陽光発電システムと家庭用蓄電池の同時設置を検討するのが良いですよ。