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浴室テレビの取り付け(後付け)・取り外しは可能?自分で工事できる?

浴室テレビの取り付け(後付け)・取り外しは可能?自分で工事できる?

半身浴をする人などはお風呂にテレビがあれば、とても便利ですよね。また、お風呂のテレビが古くなったので、古い浴室テレビを取り外して2台目のテレビとして活用したいということもありますよね。

そこで、浴室テレビの取り付けや取り外しについて詳しく解説します。お風呂用のテレビがほしくなった人や浴室テレビを外して再利用したい人などは、この機会に浴室テレビの設置に関する疑問を解消してください。

目次

    1 浴室テレビの取り付けや取り外しは可能なの?

    最近は浴室テレビが最初から設置されているという家庭も少なくありません。しかし、浴室テレビがあったほうが良かったと後悔している人もいますし、古くなったので浴室テレビを取り外したいと考える人など、浴室テレビに関する悩みは様々ですよね。

    実は、浴室テレビは取り付けや取り外しができます。少し大がかりな設置工事は必要ですが、浴室テレビの後付けも可能。しかも、ユニットバスであれば、ほとんどの浴室に浴室テレビを設置できるのです。ただし、在来工法の浴室の場合は条件が異なるため、浴室テレビの設置業者への確認が必要となります。

    浴室テレビの設置方式 取り付け・取り外し・交換 後付け
    埋め込み式
    壁掛け式

    また、近年の浴室テレビは性能も向上していて、昔の浴室テレビと比較すると画面サイズも大幅にアップしています。小さいサイズの浴室テレビもありますが、まるでリビングでテレビを見るような感覚で浴室テレビを見ることができます。もちろん、設置したい場所に浴室テレビが収まることが最低条件。しかし、浴室の壁は広く空いているのが普通ですよね。そこに浴室テレビを取り付けると考えると、十分な広さがあるという家庭が多いと思われます。

    なかには、古くなった浴室テレビが邪魔になっているという家庭もあります。例えば、2011年に終了したアナログ放送にのみ対応していた浴室テレビは、今では無用の長物。何も映らない浴室テレビとなっているはずです。また、時間の経過とともに、故障してしまった浴室テレビがあるという家庭もありますよね。

    そういう場合は、浴室テレビの交換工事も可能。古い浴室テレビを取り外して、新しい浴室テレビを取り付けるという工事も可能となっています。つまり、浴室テレビの取り付けや取り外しは自由にできるのです。

    もちろん、浴室テレビを設置する場合には、浴室までアンテナ線が引いてあること、浴室の壁から電源が取れることなどの条件があります。しかしながら、アンテナ線が浴室まで引かれていない場合でも、リビングに引いてあるアンテナ線を「分配器」を使って浴室まで延ばすということなどもできるため、意外と浴室テレビの設置条件は厳しくないのです。

    2 浴室テレビは自分で設置工事ができる?

    浴室テレビの設置工事は、基本的には「電気工事士」の仕事。DIYが得意な人が、自分で浴室テレビを設置したという動画やブログなどもありますが、個人で浴室テレビを設置することはおすすめできません。

    浴室テレビの設置方式 設置工事/DIYについて
    埋め込み式
    • 電気工事士の資格を持つ専門業者が行う
    • 感電などのリスクを伴うため、DIYによる設置は不可
    • 後付けも可能だが、工事は大がかりになる
    壁掛け式
    • 防水テレビを壁掛けキットで取り付けることはDIYで可
    • 落下のリスクがあるため、専門業者に任せるほうが良い

    もちろん、浴室テレビの設置費用を抑えたい場合、壁掛け式の浴室テレビを設置する人もいます。こちらはテレビの壁掛けキットなどを使えば、DIYで設置可能。ただし、防水テレビを壁掛けした場合はテレビが落下するリスクがあるので注意が必要です。

    一方で、専門業者に壁掛け式の浴室テレビの工事を依頼すれば、万が一のときは保証を受けられて安心できます。設置工事も比較的簡単になるため、後付けで浴室テレビを設置する場合は、壁掛け式の浴室テレビを業者に設置してもらう人が多いのです。

    また、埋め込み式の浴室テレビについては、電気工事士の資格が必要となる工事があるため、DIYは禁止。電気工事士の資格を持っていてDIYにも造詣が深いという人などを除けば、一般の人が埋め込み式の浴室テレビを設置することはできないと考えておきましょう。

    3 浴室テレビの工事費用や工事の規模はどのくらい?

    ここからは、浴室テレビの実際の設置工事費用などを交えながら解説。工事の規模や工事費用など、浴室テレビの後付けや交換の参考にしてください。

    3.1 浴室テレビの設置工事の費用はいくら?

    浴室テレビの設置工事費用は「2~5万円」が相場。ユニットバスのように電気の配線がまとめられていたり、規格が決まっていたりする場合は、工事が簡単になりやすいことなどから「3万円前後」になることが多いようです。ただし、設置する浴室テレビによって異なるため、工事費込みの価格で浴室テレビを選ぶことが重要となります。

    浴室テレビ サイズ 受信可能方法 工事費込みの価格
    DS-701
    (リンナイ)
    7型 地デジ/CATV 87,000円~
    VB-BS103W
    (ツインバード)
    10型 地デジ/BS/CS/CATV 84,000円~
    WMA-160-F(W)
    (ワーテックス)
    16型 地デジ/CATV 86,500円~
    FAA6W
    (TOTO)
    24型 地デジ/BS/CS/CATV 100,000円~

    浴室テレビは、比較的小型でも高い製品が多め。事実、浴室テレビは十分な防水性能や高い湿度に耐える耐久性なども必要となるため、どうしても普通のテレビより高くなっているのです。そのため、浴室テレビの本体価格だけでも10万円程度になることは珍しくありません。

    また、一覧で紹介した工事費込みの浴室テレビは一例で、浴室や電源の状態、アンテナ線の有無などによっても工事費用は変わります。もちろん、工事費用を抑えることもできますが、浴室テレビのクラスダウンを迫られたり、受信できる放送の種類が限定されたりすることがほとんど。あまりに浴室テレビの設置費用を安く考えていると、自由に選べなくなってしまいます。ですから、浴室テレビ選択の自由度を高くしたいのであれば、壁掛け式の浴室テレビでは「15万円前後」、埋め込み式の浴室テレビでは「25万円前後」くらいの設置工事費用を見積もっておくことが重要です。

    3.2 浴室テレビの設置工事の規模

    浴室テレビの設置工事の規模は、浴室の状況によっても変わります。しかし、浴室テレビの取り付け工事の手順などはほぼ同じ。どのような追加工事が必要で、どの部分で工事の手間を省けるのかがポイントになるだけです。

    浴室テレビの取り付け工事は、次のような手順で行われます。

    工事の手順・規模(埋め込み式) 内容
    1. 取り付け位置を決める
    • 浴槽の正面など
    • 比較的広い壁面を選ぶ
    • 浴槽に入ったときに見やすい位置など
    2. 壁面に穴を空ける
    • 専用工具(ホールソー)などで穴を空ける
    • 同時に壁の内部に通線する穴を確保する
    3. アンテナ線・電源を確保する
    • 浴室にアンテナ線があれば使用
    • アンテナ線がない場合は別の部屋から分配して引き込む
    • 浴室テレビの電源ケーブルを引き込む
    • 両方を壁に通す
    4. 電源ボックスを設置する
    • 点検口があるとスムーズに進む工程
    • 天井裏に電源ボックスを設置する
    • ブレーカー、アースなどをつなげるために必要
    5. 本体を設置する
    • 本体のアンテナや電源を接続する
    • 穴を空けた場所に設置板を取り付ける
    • 設置板に本体を取り付ける
    6. 防水処理を行う
    • カバーを取り付ける
    • コーキング処理を行う
    • 防水を確認する

    すでに浴室テレビが取り付けてある場合、一般的には点検口の中に電源ボックスが設置されているということになります。すると、新しく設置する必要がないため、ここは省略できる工事内容。そのほか、壁に穴を空ける必要もないですし、アンテナや電源の確保もできているため、それらを新しく引き込むという作業もなくなるのです。

    一方で、古い浴室テレビがある場合、最初に取り外し作業が行われます。作業自体は難しくないですが、新しい浴室テレビを取り付けたあとで、既設のビス穴を埋める作業などが必要。取り外した痕跡が残ることもあるため、新しい浴室テレビを選ぶときに「サイズを大きめにする」などの対応で隠れるようにすることも重要なポイントです。この点で工事費用や工事規模が追加となることがあります。

    また、Blu-rayレコーダーなど、外部機器を接続したい場合は専用の配線が必要です。例えば、HDMIケーブルで接続する場合、浴室テレビに接続できるコンセントなどを浴室以外の場所(隣の脱衣所など)に設置して、そのコンセントにBlu-rayレコーダーなどを接続。この接続配線、コンセントなどの設置費用を追加工事費として負担する必要がありますし、それに伴い工事の規模も大きくなります。言うまでもなく、浴室テレビの本体に「外部入力」があることが条件です。

    浴室テレビを取り付ける、または交換するという作業を基本と考えると、それ以外の作業があれば、工事費用が高くなり、工事の規模も大きくなると考えてください。さらにユニットバスであれば、電源などの配線が点検口などに集中しているということも多く、工事は比較的容易というのが一般的です。しかし、古いユニットバスはアンテナ線がなかったり、配線がバラバラになっていたりすることもあるため、ユニットバスでも工事費用が追加になるケースもあるので要注意。

    そのほか、浴室テレビの工事費の見積もりを出してもらって、思った以上に工事費用が高かったり、工事の規模が大きかったりする場合はポータブルテレビを選択するという方法もあります。浴室に持ち込めるタイプのポータブルテレビであれば、防水性能は十分ですし、録画した番組や動画の配信サービスなどにも対応しているのが普通です。DVDなどの視聴にも不都合はないため、浴室テレビの設置工事で追加工事費がかかる場合や工事規模が大きくなる場合は、ポータブルテレビも検討してみましょう。

    浴室テレビの取り付け(後付け)は可能?

    4 まとめ

    浴室テレビの取り付けや取り外しについて、詳しく解説してきました。基本的に浴室テレビは取り付けも取り外しもできます。浴室テレビを後付けすることもできますが、後付けすると壁に穴を空けるなどの大がかりな作業が必要なため、浴室テレビの後付けは壁掛け式を選ぶと良いですよ。古い浴室テレビの撤去だけも可能ですが、新しい浴室テレビに交換しておくほうが後悔しないで済むことになるようです。

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