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浴室テレビが映らない!原因と対処法は?修理または交換の費用についても解説

浴室テレビが映らない!原因と対処法は?修理または交換の費用についても解説

健康のためにお風呂で半身浴をしている方や、リラックスの時間としてアロマを焚いてゆっくりお風呂を楽しむ人。最近では、おうちでサウナを楽しむ方も増えています。お風呂をゆっくり楽しむ方にとって、あると嬉しいのは浴室テレビ。「お風呂にテレビをつけたい」と希望される方はとても多く、人気の家電製品です。

そんな浴室テレビがある日突然映らなくなってしまったら、どう対処したらいいのでしょうか?もし故障していたら、修理や交換工事が必要になるかもしれません。今回は、浴室テレビが映らなくなる原因と、その対処法を詳しく解説。さらには修理・交換の費用についても説明します。

目次

    1 浴室テレビが映らない原因

    浴室テレビが映らなくなる原因は、故障だけではありません。たとえば、浴室テレビの電源が入ってなくて、映像が映らなかったという場合。電源が入らない原因としては、コンセントの差し込み忘れなどの人的要因が考えられます。この場合、コンセントを差し込めば解消されます。

    また、よくあるのはアンテナの不具合。台風などの強風でアンテナの方向がずれてしまい、うまく電波を受信できない場合が多いです。それなら、アンテナの方向を調整すれば自分でテレビを直すことができます。このように、映像が映らない原因が分かれば、あなた自身で対処できる可能性があるのです。ここでは、浴室テレビが映らなくなる3つの原因について詳しく解説します。

    1.1 接続方法や設定が正しくない

    掃除中に誤ってコードを抜いてしまったり、うっかり操作を間違えていたなど。いつもの生活の中で起こりやすい原因の1つです。故障かなと思ったら、まずはこの項目を確認してみるといいでしょう。

    • コンセントが抜けている・ブレーカーが落ちている
    • コンセントが抜けていると、電源が入らないのでテレビは映りません。また、ブレーカーが落ちてしまい電気が届いていない、ということも考えられます。

    • B-CASカードが抜けている
    • なんらかの衝撃でB-CASカードが抜けてしまうと、地上デジタル放送は映らなくなります。B-CASカードは少しでも抜けると、すぐに映らなくなるので注意しましょう。

    • チャンネル設定が正しくない
    • 人為的要因もありますが、停電などで機器の設定がリセットされ、都道府県の設定やチャンネル設定が初期化されてしまうことも。チャンネル設定が正しくないと、地上デジタル放送は映りません。

    • 入力切替が「外部入力」になっている
    • よくある原因の1つが「入力切替」の選択間違い。誤って「外部入力」に設定していると、地上デジタル放送は映りません。他の機器が接続されていなければ、画面は真っ暗。逆に、DVDやブルーレイなどの映像を見たいのに、地上デジタル放送を選んでいると、DVDやブルーレイの映像は映りません。

    • 各端子に正しくプラグが差し込まれてない
    • この原因も、うっかりやってしまいがちなものの1つ。プラグを外した後、差し込み直す時に違う端子に差し込んでしまっている事はよくあります。映像端子を音声端子に差し込んでしまうと、映像は映りません。

    1.2 地上デジタル放送の電波状況

    地上デジタル放送の視聴が出来なくなっていて、映像が映らない場合も考えられます。設定などに問題がなかったら、電波状況を疑ってみましょう。

    • アンテナの問題
    • 地上デジタル放送は、電波を受信して視聴しています。その電波を受けるのがUHFアンテナ。屋根の上にあるアンテナですね。地上デジタル放送の電波は電波塔から発信されていて、アンテナは電波塔の方向に向ける必要があります。台風などでアンテナの向きが変わってしまうと、うまく電波を受信できなくなってしまいます。

    • 地上デジタル放送の受信電波が弱い
    • 今までも、地上デジタル放送を視聴していたのであれば問題ないのですが、録画していたものを見ていたり、ネットを楽しんでいた方は、電波状況を確認してみるといいでしょう。

    • 契約中のCATVの変換方式の問題
    • CAVTを契約している方は注意が必要なのですが、CATVの変調方式が「トランスモジュレーション方式」と「デジタル方式」の場合、地上デジタル放送を見ることができないのです。CATVでも、「パススルー方式」か「周波数変換パススルー方式」であれば視聴可能です。

    1.3 使用している環境

    浴室テレビは室温0℃以下、もしくは50℃以上の環境で使用すると、画像が乱れたり映らなくなることがあります。冬になるとお風呂は特に冷えこみますので、室温が原因で映らない場合も。また、このような状況で使用すると、故障の原因にもなりますので気を付けましょう。

    浴室テレビが映らない原因

    2 浴室テレビが映らない時の対処法

    浴室テレビが映らない原因は、多岐にわたる事が分かりました。しかし、これらの原因を全て探っていくのには時間がかかりますし、大変な作業です。そこで、事象別に確認すべきポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

    2.1 電源が入らない

    電源が入らないときは、以下の順番に確認してみましょう。

    • コンセントが抜けていないか?
    • 掃除をしている時に誤ってコンセントを抜いてしまったり、他の家電製品のコンセントと間違えて、抜いてしまっていませんか?配線を辿ってみて、ちゃんとコンセントが差し込まれているか確認しましょう。

    • ブレーカーが落ちていないか?
    • コンセントはしっかり差し込まれているのに、電源が入らない。そんな時はおおもとのブレーカーが落ちている可能性があります。ブレーカーが「ON」になっているか確認してみましょう。

    • 停電していないか?
    • 浴室テレビだけではなく、実は他の家電製品も動かないけど、ブレーカーは「ON」になっている。それはもしかしたら、お住まいの地域全体で停電しているのかもしれません。

    • 機器をリセットしてみる
    • 電化製品はノイズの影響で障害が発生する事も。機器をリセットすると改善する可能性があります。機器にもよりますが、コンセントの抜き差しやブレーカーの入り切り、リセットボタンを押すなどの方法が一般的です。リセット方法はお使いの機器によって違いますので、必ず取扱説明書を確認して行いましょう。

    2.2 映像や音声がまったく出ない

    電源は入るけども、映像も音声も出ない。そのような時はここを確認してみましょう。

    • 入力切替が「外部入力」になっていないか?
    • 入力切替の設定の間違いです。「ふとした瞬間にリモコンのボタンを押してしまい、いつもとは違う設定に切り替わっていた」という事は、よくあります。お使いの機器の取扱説明書を確認し正しく設定し直しましょう。

    • B-CASカードが抜けていないか?
    • テレビが真っ暗の時はB-CASカードを疑いましょう。テレビによってはエラー表示が出るものもあります。少しでも抜けていると映らなくなるので、しっかり奥まで差し込みましょう。

    • プラグは正しい端子に接続されているか?
    • 映像端子を、間違えて音声端子に接続していると、映像も音声も出ません。そのような時は正しく接続し直しましょう。また、端子に何も接続されていない場合は、外れてしまっている場合がありますので、近くにプラグが落ちていないか確認しましょう。

    • 機器をリセットしてみる
    • 電化製品は、静電気や電源からのノイズの影響で、障害が発生することがあります。この影響で、テレビの映像が映らなくなる事も。テレビの設定や接続に問題がない場合は、機器のリセットを試してみましょう。

    ここまで試しても映像が映らない場合、もしかしたらアンテナの向きがずれてしまったのかもしれません。また、アンテナ線の劣化や、線が抜けていることも。念のため確認しましょう。

    2.3 たまに映像が映らない・映像が止まる・モザイクが出る

    まったく映らない時もあれば、映っても映像が止まったり、映ったり消えたりする。このように映像が安定しない時は、電波の受信状態が原因。このような時は、アンテナを確認してみましょう。

    アンテナは、強い風の影響で向きがずれてしまうことも。しっかりと電波塔の方を向いているか確認しましょう。また、アンテナ線が劣化し断線していたり、線が外れているということも。アンテナ線が正しく接続されているか確認してみてください。

    アンテナの確認が終わったら、テレビの受信設定で「受信レベル」を確認してみましょう。正常にテレビが映るレベルは60%以上。受信レベルが低い場合は、販売店や最寄りの電気屋さんに相談しましょう。

    浴室テレビが映らないときの対処法

    2.4 映像が映らず、雑音がする

    このような現象は、自宅周辺の環境の影響かもしれません。他の電気機器の電波を拾ってしまったり、大きな建物や山からの反射電波、高圧線やネオン、電車や自動車からの影響を受けている可能性があります。

    念のため、アンテナが正しく接続されているか確認しましょう。アンテナ線が外れていたり、劣化してショートしていると映像は映りません。また、アンテナが正しく接続されているか、併せて確認してみましょう。

    2.5 地上デジタル放送が映らない

    「浴室テレビが映らなくなった!」そう思っていたのに、実は「地上デジタル放送が視聴できなくなっていた」という事もよくあります。地上デジタル放送が映らない時は、アンテナとテレビの設定を確認します。

    • アンテナは正しく設置できているか?
    • アンテナの向きはもちろん、アンテナ線の劣化や抜けはないか確認しましょう。また、アンテナ線が正しく差し込まれているかも確認しましょう。

    • テレビ側の設定は正しいか?
    • 地上デジタル放送を視聴するには、テレビ側で都道府県の設定などを行う必要があります。お住まいの都道府県は正しく設定されているか、チャンネルの自動設定が完了しているか。この2つを確認してみましょう。

    もし契約がCATVの場合は、変換方式によって地上デジタル放送を利用できない場合があります。変換方式が、「パススルー方式」または「周波数変換パススルー方式」であるか確認しましょう。「トランスモジュレーション方式」と「デジタル方式」では見ることが出来ません。変換方式が分からない時は、CATV会社に確認してみましょう。

    2.6 特定のチャンネルだけ映らない・外部機器の映像が映らない

    一部のチャンネルだけ映らない時は、チャンネル設定が正しくない事が多いです。ご使用の機器の取扱説明書を確認しながら、チャンネル設定をやり直してみましょう。また、DVDやブルーレイなどの外部機器の映像だけ映らない場合は、配線が正しくない可能性があります。プラグが正しい端子に差し込まれているか確認してみましょう。また、プラグはしっかりと奥まで差し込まれている必要があります。一度、差し直してみるといいでしょう。

    浴室テレビが映らないときの対処法

    3 修理にかかる費用は?

    浴室テレビが映らない時の対処法を試しても改善しなかったら、機器の故障が考えられます。販売店やメーカーに問い合わせてみましょう。ただ、浴室テレビは修理費用が高額になることが多く、10万円以上かかったという声も。また、部品交換ができず、モニターや本体を交換しなければならない場合もあります。

    購入した時のメーカー保証があれば、無償で修理を受けることも可能。修理を依頼する時は確認してみましょう。また、修理に10万円以上かかる場合は、交換してしまった方が安く済むこともありますので、見積もりを取って検討することをおすすめします。ちなみに、浴室テレビの寿命はメーカーによって異なりますが、5年~10年と言われています。寿命が近付いているのであれば、交換も検討してみるといいかもしれません。

    4 交換にかかる費用は?

    浴室テレビを交換するには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?交換工事のみの費用は、おおよそ2万~4万円。浴室テレビ代込みだと、8万~10万円以上と言われています。浴室テレビ代込みの場合は、テレビの性能はもちろん、大型テレビになればなるほど費用は高くなります。またご自宅の配線の状況により追加工事が必要であれば、さらに高額になることも。取り替えるだけの場合でも、色々な業者から見積もりを取って、納得のいく業者を選びましょう。

    また、最近流行りのDIYで交換してしまおう!と考えている方もいるかもしれません。しかし、浴室テレビの取付工事は、電気工事の資格を持った人しか施工してはいけないと決まっています。素人が施工すると感電の危険や、漏電を引き起こす原因にも。浴室テレビの交換工事は、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

    修理・交換の費用は?

    5 まとめ

    浴室テレビは、お風呂の時間を楽しくしてくれる便利な設備。楽しみにしている入浴タイムに、いきなりテレビが映らなくなってしまったら、残念な気持ちになってしまいます。でもそんな時、あなたが浴室テレビを直す方法を知っていれば、自分で簡単にテレビを直すことができるのです。

    浴室テレビは、故障した時にかかる修理や交換費用が決して安い製品ではありません。もしあなたが故障の原因を知っていれば、業者に頼まなくても対処が可能。無駄な修理代をかけずに、今お使いの浴室テレビを、寿命まで使うことができるかもしれません。浴室テレビが映らなくなってしまった時は、ぜひこの記事を参考に応急処置をしてみてください。

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