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洗濯物を部屋干し!衣類乾燥機と除湿機、扇風機はどれが早いか比較

洗濯物を部屋干し!衣類乾燥機と除湿機、扇風機はどれが早いか比較

梅雨時や冬は天気が悪い日も多くて、洗濯物を仕方なく部屋干しするという人も多いですよね。しかし、洗濯物の部屋干しは乾くまでに時間もかかりますし、仕上がりもふわふわにならないという人も少なくありません。

そこで、洗濯物をより早くふわふわに乾燥させる方法について、詳しく解説します。実は洗濯物を部屋干しするときに一工夫するだけでも、洗濯物は早く乾かせますし、ふわふわに仕上げることもできるのです。ここでは、洗濯物を部屋干しするときにより早く乾燥させる方法やふわふわに仕上げるコツなどを紹介しています。

目次

    1 洗濯物を部屋干しするときの乾燥方法とは?

    洗濯物を部屋干しするとき、そのまま干していませんか?実は、洗濯物の部屋干しには様々な乾燥方法があります。部屋干しするときに一工夫するだけでも、より早く洗濯物を乾かすことができるようになるのです。

    • 洗濯乾燥機
    • 衣類乾燥機
    • 除湿機(衣類乾燥除湿機)
    • 扇風機
    • エアコン(除湿モード・衣類乾燥モードなど)

    扇風機やエアコンは多くの家庭にあるでしょう。そのため、洗濯物を部屋干しするときには有効活用することがポイント。そのまま干すよりも早く乾かすことができますよ。

    また、洗濯物を部屋干しするときには、衣類乾燥機や除湿機もあると便利です。特に衣類乾燥除湿機は基本的には除湿機と同じ。部屋干しした洗濯物を乾かす機能が取り上げられているだけで、機能面では除湿機と大きな違いはないのです。

    1.2 衣類乾燥除湿機の種類や特長

    洗濯物を早く乾かすことを念頭に置いた電化製品としては「衣類乾燥除湿機」があります。扇風機やエアコンでも洗濯物を乾かすことはできるでしょう。しかし、衣類乾燥除湿機は部屋干しの洗濯物を効果的に乾燥させる機能もあるため、洗濯物をよく部屋干しするという人は衣類乾燥除湿機の購入を検討することが良いと言えます。

    そこで気になるのが、衣類乾燥除湿機の種類と特長。洗濯物を部屋干しする時期や状況に合わせた衣類乾燥除湿機を選ぶことが、光熱費を抑えるポイントになります。そんな衣類乾燥除湿機には、次のような種類があります。

    • デシカント方式(ゼオライト方式)
    • コンプレッサー方式
    • ハイブリット方式(デシカント方式+コンプレッサー方式)

    デシカント方式は、ゼオライト方式という別名があります。これはゼオライトという乾燥剤を使って除湿を行うためです。フロンガスが使われていないことで、自然に優しいとも考えられます。また、ゼオライトが取り除いた水分(湿気)は、ヒーターによって温められたあと、熱交換器によって水に変換されてタンクに溜まるという仕組みになっているのです。

    コンプレッサー方式は、湿気を含んだ空気を冷やすことで水に変換して除湿します。冬場に窓に水滴がつくのと同じ原理です。基本的にはエアコンの除湿機能と同じ仕組み。

    ハイブリット方式は、デシカント方式とコンプレッサー方式のメリットを組み合わせた方式です。状況に合わせて除湿方式を変えることで、常に効率的な除湿ができるというメリットがあります。衣類乾燥除湿機としては人気が高いものの、価格が高いのがデメリットの一つ。

    それぞれの方式の衣類乾燥除湿機について、メリットとデメリットをまとめてみます。

    種別 メリット デメリット
    デシカント方式 1年中除湿力が一定
    本体がコンパクト
    ヒーターで室温が上昇
    消費電力が大きい
    コンプレッサー方式 消費電力が小さい
    室温がほとんど変化しない
    本体が大きい
    気温が下がると除湿力が低下
    ハイブリット方式 低気温でも除湿力が一定
    室温の変化がほぼない
    本体が大きい
    本体価格が高い

    衣類乾燥除湿機は、デシカント方式にもコンプレッサー方式にもデメリットがあります。しかし、ハイブリット方式の衣類乾燥除湿機であれば、それぞれのメリットを上手に取り込んでいるので、衣類乾燥除湿機を買う場合はハイブリット方式がおすすめです。

    1.3 衣類乾燥機の特長。

    衣類乾燥機は、洗濯乾燥機では物足りないという人に人気が高いと言えます。濡れたままの洗濯物を入れるだけで乾燥させることができるためです。また、衣類乾燥機は「電気式」と「ガス式」があり、それぞれのメリットやデメリットに合わせて使い分けるほうが良いでしょう。

    ガス式の衣類乾燥機は「早い」という点がメリット。電気式の数倍の速さで乾燥ができるという点で人気があります。さらに光熱費も安く抑えられるため、長い目で見ると安い買い物になると言えます。

    反面、本体価格が高かったりガス管の増設が必要だったりするため、初期投資が必要不可欠。また、ガス式の衣類乾燥機は設置場所も限られるという面があり、設置が不可能という家も少なくありません。

    電気式の衣類乾燥機は、どの家でも設置できるという点が大きなメリット。本体価格もガス式の衣類乾燥機に比べると、かなり安いと言えます。ただし、乾燥に時間がかかる点と光熱費が高い点はデメリットと言えるでしょう。

    衣類乾燥機のメリットやデメリットをまとめてみましょう。

    衣類乾燥機の種別 メリット デメリット
    ガス式 乾燥時間が短い
    光熱費が安い
    本体価格が高い
    設置できないことがある
    電気式 どこでも設置できる
    本体価格が安い
    光熱費が高い
    乾燥時間が長い

    ガス式の衣類乾燥機は設置できる家が限られてしまいます。そのため、一般的な家では電気式の衣類乾燥機の購入がおすすめ。

    電気式の衣類乾燥機は光熱費がガス式の衣類乾燥機よりも高くなりますが、除湿機やエアコンなどを使う洗濯物の乾燥方法でも光熱費がかかるのは同じです。そのため、衣類乾燥機を使って洗濯物を乾かすときの時間や光熱費などを比べてから、どうするかを考えるのが良いでしょう。

    洗濯物を乾かす速さを比較

    2 洗濯物の乾燥方法を比較

    洗濯物を部屋干しするとき、早く乾くほうが良いのは当然ですよね。しかし、扇風機やエアコン、衣類乾燥機などを使うと、どうしても光熱費が気になってしまいます。そこで、衣類乾燥機などを使って部屋干しした洗濯物を乾かすときの時間と光熱費について、比較してみましょう。

    2.1 洗濯物を早く乾燥させられる方法は?

    洗濯物を部屋干しすると、部屋も狭くなりますし、見栄えも気になります。そのため、部屋干しした洗濯物は早く乾くほうが良いという人も少なくないのです。そこで、まずは部屋干しの洗濯物が乾燥するまでの時間で比較してみましょう。

    参考にするのは「東京電力技術開発研究所」が行った実験結果です。こちらの実験では、梅雨に部屋干ししたときの乾燥までの時間と光熱費が報告されています。

    乾燥に使う電化製品 乾燥までの時間
    洗濯乾燥機(ヒーター式) 2時間17分
    衣類乾燥機(電気式) 2時間29分
    洗濯乾燥機(ヒートポンプ式) 2時間9分
    エアコン(ランドリー運転) 2時間46分
    エアコン+扇風機 2時間
    除湿機(衣類乾燥運転) 3時間49分
    扇風機 7時間5分

    こちらのデータは梅雨時の実験結果のため、それ以外の時期では結果と異なる場合があります。また、気温や湿度、天候、地域などによっても異なる場合があります。

    こちらの実験結果では、エアコンと扇風機を併用したときが最も早く洗濯物を乾かせています。部屋干しの洗濯物を早く乾かしたいときは、エアコンと扇風機を併用する方法を試してみましょう。

    2.2 光熱費の安い乾燥方法

    乾燥に使う電化製品 乾燥までに必要な光熱費(円)
    洗濯乾燥機(ヒーター式) 63.1円
    衣類乾燥機(電気式) 62.5円
    洗濯乾燥機(ヒートポンプ式) 34.7円
    エアコン(ランドリー運転) 33.6円
    エアコン+扇風機 27.2円
    除湿機(衣類乾燥運転) 25.1円
    扇風機 6.3円

    部屋干しした洗濯物が乾くまでに必要なコストです。ただし、実験は東京電力管内で行われているため、それ以外の地域では必ずしもコストが一致するとは限りません。

    これを見ると、洗濯物が乾くまでに必要な光熱費は扇風機が圧倒的に安いと言えます。しかし、梅雨時に扇風機で部屋干しの洗濯物を乾かそうとしても、なかなか乾きません。この実験でもかなりの時間がかかっています。また、扇風機だけでは湿気が室内に溜まってしまうことも考えらえるため、扇風機だけを使って部屋干しの洗濯物を乾燥させるのはおすすめできません。

    一方で、除湿機(衣類乾燥除湿機)は時間が長い割に光熱費が安いと言えます。最新の衣類乾燥除湿機にはセンサーを使ってピンポイントで濡れている部分を乾かす機能などもあり、有効活用できると考えられるのです。

    衣類乾燥除湿機は光熱費が安い

    3 洗濯物をふわふわにするコツ

    洗濯物を部屋干しで早く乾かせるだけではなく、ふわふわに仕上げたいという人もいるでしょう。そこで、洗濯物を部屋干しでもふわふわにするコツを紹介していきます。

    3.1 すすぎを手抜きしない

    洗濯物をふわふわにするためには「すすぎを手抜きしない」ことが大きなポイント。洗濯物に洗剤が残っていると、洗濯物が乾いてもふわふわに仕上がりません。しかし、すすぎのやりすぎも逆効果。適度にすすぎをすることが大切です。

    3.2 柔軟剤は適量

    柔軟剤の入れすぎも、洗濯物をごわごわにしてしまう要因。たくさんの柔軟剤を入れても、仕上がりがふわふわになる訳ではないことを理解しておきましょう。また、洗濯のときは柔軟剤の分量を守ることを忘れずに。

    3.3 洗濯後はすぐに乾かす

    洗濯物を濡れたままで放置するのは厳禁。そのまま放置してしまうと、洗濯物にシワができやすくなります。洗濯後はできるだけ早く洗濯物を取り出して、乾燥させるようにしましょう。

    3.4 シワは伸ばしてから干す

    部屋干しでも天日干しでも、洗濯物はシワを伸ばしてから干します。しっかりとシワを伸ばして干さないと、シワの部分だけ乾燥具合が変わってしまって、部分的にごわごわになることもあるのです。

    3.5 自然乾燥から乾燥機へ

    洗濯物は天日干しが気持ち良いですが、干しっぱなしは厳禁。天日干しで洗濯物が乾燥しすぎてしまうと、繊維が固いと感じやすくなります。ふわふわにするためには、適度に干すことがコツ。

    また、自然乾燥は乾燥させすぎてしまいやすいので、早めに日陰に移動することが大切です。しかし、それは面倒なので、自然乾燥から乾燥機を使う方法へ変えることがおすすめ。特に熱を加えながら乾燥させることで、洗濯物をふわふわに仕上げることができます。その点では乾燥機が最良の方法となりますよ。

    3.6 洗濯物がふわふわになる乾燥方法とは?

    洗濯物をふわふわに仕上げるためには、熱を加えながら乾燥させることがポイント。衣類乾燥機や衣類乾燥除湿機は適度な熱を加えながら、洗濯物を乾かすことができます。

    特に衣類乾燥機は、衣類乾燥除湿機よりも均一に熱を加えることができて、ふわふわに仕上げやすい洗濯物の乾燥方法と言えます。衣類乾燥機は洗濯物が最も早く乾く方法でもないですし、光熱費が安い訳でもありません。それでも、簡単に洗濯物をふわふわに仕上げるには最適の方法と言えるでしょう。そのため、部屋干しする洗濯物をふわふわにしたいのであれば、光熱費や乾燥時間に関係なく、衣類乾燥機による乾燥を選ぶのが良いですよ。

    洗濯物をふわふわに仕上げるコツ

    4 まとめ

    洗濯物を部屋干しするときの乾燥時間と光熱費について、詳しく解説してきました。洗濯物が早く乾くのは、エアコンと扇風機を併用する方法で、光熱費が安いのは扇風機を使う方法でした。

    しかし、洗濯物をふわふわに仕上げるためには熱を加えながら乾燥させる必要があるため、均一に熱を加えながら乾燥させられる衣類乾燥機も良いと言えるでしょう。そのため、洗濯物を乾燥させる方法は、洗濯物をどうしたいのかを考えて選ぶようにしてくださいね。

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