ガスオーブンとは？電気との違いや特徴、メリットを比較

1 ガスオーブンは電気より火力が高い

庫内温度250℃時の昇温時間比較（大阪ガス調べ）

電気オーブンにはない、ガスオーブンならではのメリットと言えば、なんと言ってもその火力です。ガスオーブンはとてもパワフル。電気オーブンがヒーターの熱で徐々に温度を上げていくのに対して、ガスオーブンはガスのパワフルな炎を使って一気に庫内の温度を上昇させます。ファンの回転によって庫内温度を均一に保つので、焼きムラの心配もありません。

電気オーブンの場合、ガスよりも時間をかけるので、どうしても出来上がりがぱさついてしまいがち。ガスオーブンなら、その強い火力によって、「外はこんがり、中はしっとり」というプロの味に仕上げることが出来るのです！ガスオーブンは、ローストビーフやローストチキンなど、お肉を大きな塊で使う料理を作る際に便利ですが、ケーキやパンもふんわり仕上がるので、お菓子作りにもオススメです。

パワフルな火力の利点は美味しいだけではありません。ガスオーブンは、電気オーブンよりも昇温にかかる時間が短くて済みます。そのため、電気オーブンよりも素早く調理することができるので、調理にかかるコストもお得になるのです。

2 ガスオーブンの便利機能例

ガスオーブンのメリットは、火力だけではありません。「ガスオーブンって使いこなすのが難しそう…」と不安な方に朗報です！ガスオーブンにはたくさんの機能が搭載されており、操作がとても簡単なのです。ガスオーブンに搭載されている機能の例は、以下の通りです。

このような機能を使えば、ガスオーブンを簡単に使いこなすことが出来ます。調理において大きなポイントとなるのは加熱温度。加熱温度を自動設定してくれるタイプの機能が多いので、温度調節に不慣れなことが多いお料理初心者の方にも安心ですね。これらの機能はガスオーブンのほんの一例に過ぎません。まだまだある多様な機能を上手に利用すれば、より簡単にもっと美味しいお料理を作ることが出来ますよ。

3 ガスオーブンのメリット

ガスオーブンを使うのは、「焼く」ときだけだと思い込んではいませんか？そんなことはありません！ガスオーブンが1台あるだけで、「焼く」「煮る」「揚げる」「蒸す」「炊く」という五段調理が可能です。

オーブンレンジというと、ついつい「焼く」という機能に目が行きがちですが、そんなことはありません。それどころか、オーブンレンジを使ってその他の調理を行うことによって、通常よりも簡単に美味しく仕上げることが出来るのです。ちなみに、これらの調理をガスオーブンで行うことによって、時間短縮やコスト削減を狙うことも可能。ご自宅のコンロの口数が少ない場合など、ガスオーブンを上手に利用すれば、同じ時間でもう一品多く作ることが出来ますよ。