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戸建(一軒家)に設置するおすすめの宅配ボックスは?メーカーごとの特徴を徹底比較!

戸建(一軒家)に設置するおすすめの宅配ボックスは?メーカーごとの特徴を徹底比較!

インターネットショッピングの利用者は大きく増えており、今では全国民の70%以上の人が利用をしています。重いものなどでも玄関先まで配達してくれますし、なかなか買い物に行けない方でも気軽にショッピングを楽しむことができるので大変便利ですね。しかしその反面、宅配業者では荷物の再配達が大きな負担となり問題となっています。

そこで、需要が高まってきているのが宅配ボックスです。近年は集合住宅だけでなく、戸建てでも宅配ボックスを設置する方が増えてきています。しかし、宅配ボックスにもさまざまな製品がありますので、何を基準にどんな宅配ボックスを選べばいいのか迷ってしまう方もいることでしょう。

そこで今回は、宅配ボックスの製品の特長や機能をメーカーごとに比較するとともに、宅配ボックスを選ぶときのポイントをお伝えしていきます。

目次

    1 宅配ボックスとは?

    宅配ボックスとは、配達される荷物を受け取るための箱やスペースのことで、宅配ロッカーや宅配ポストとも言います。自宅を不在にする人や、荷物を受け取るための待ち時間を無駄にしたくない人、1人暮らしの女性などにも支持されています。さらに、宅配便の方も荷物の配達時に不在でも、宅配ボックスがあれば再配達の手間も省けることになります。

    最近では、さまざまなメーカーから宅配ボックスが販売されており、その人気も高まってきています。

    2 戸建用の宅配ボックスのタイプにはどんな種類がある?

    戸建用の宅配ボックスにはさまざまなタイプがあります。では、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

    2.1 直置き型

    直置き型は、鍵などが付いたボックスをワイヤーなどで固定して、玄関の外に置いておくタイプの宅配ボックスです。工事など不要で気軽に使えますし、安価ですので購入もしやすいのですが、ボックスごと盗まれてしまうといったことも考えられるため、安全面などについては心配な点が多くなります。

    2.2 据え置き型

    据置き型は、玄関の外の地面や床面に固定がされているタイプの宅配ボックスです。ボックス単体では固定ができないため、巾木やポールなどを使用して固定をします。固定がされているため、ボックスごと盗まれてしまう心配がありません。ただし、固定をするための工事が必要となります。

    据え置き型は大容量タイプが多いため、大きな荷物でも受取が可能にすることができるのがメリットです。しかし、据え置きなので低い位置に設置となり、荷物の出し入れのがしにくいですし、設置場所が必要になるといったデメリットもあります。

    2.3 ポール型

    ポール型は、ポールに宅配ボックスを取り付けるタイプの宅配ボックスです。ポールが地面に固定されていますので、安全性が高くなりますが、設置には工事が必要です。ポール型はボックスを高い位置に設置するため、荷物の出し入れがしやすいというメリットがありますが、設置場所が必要になるというデメリットもあります。

    2.4 壁埋め込み型

    壁埋め込み型は、門柱や玄関の外壁に埋め込みをして取り付けるタイプの宅配ボックスです。壁に埋め込みがされているため、安全面ではかなり高くなりますが、設置には外壁や門柱への工事が必要ですので、設置費用が高くなるというデメリットがあります。しかし、設置場所を必要とせず見た目がスッキリと収まりますので、インテリアなどを邪魔しないというメリットがありますし、大容量タイプも多くなっています。

    2.5 壁付型

    壁付型は、外壁などに取り付けるタイプの宅配ボックスです。広い設置場所を確保する必要がなく、壁に取り付けてあるため安全性も高くなります。ただし、ボックスが外へ出ているため、壁埋め込み型と比べるとボックスが目立ってしまいます。また、ボックスの下が支えられていないため、ボックス自体の容量が小さいことがデメリットとなります。

    2.6 貫通ユニット型

    貫通ユニット型は、郵便受けと一体になっており玄関の外壁に埋め込みされていますが、室内と貫通しているため受け取った郵便や荷物を室内で取り出せるタイプの宅配ボックスです。荷物を外で取り出す必要がないため、安全性が高くなりますし、人目を気にせず荷物を受け取ることができます。ただし、壁の貫通工事が必要となりますので、工事費は高くなります。

    2.7 門柱ユニット型・ポスト一体型

    門柱ユニット型もポスト一体型も、郵便受けと一体になっているタイプの宅配ボックスです。ボックスの設置場所を改めて確保する必要がなく、インテリア性にも優れています。

    宅配ボックスの種類

    3 戸建用の宅配ボックスを選ぶポイント

    戸建用の宅配ボックスは、次のポイントで選ぶようにしましょう。

    • サイズ
    • セキュリティ
    • 設置タイプ
    • デザイン性

    では、ひとつずつ確認していきましょう。

    3.1 宅配ボックスのサイズで選ぶ

    宅配ボックスの基本的なサイズの目安は、以下のようになります。

    タイプ 高さ・幅・奥行
    サイズの目安
    容量の目安
    60サイズ(10kgまで) 合計60cm以内 書籍の受け取りなど
    80サイズ(10kgまで) 合計90cm以内 生活用品の受け取りなど
    100サイズ(20kgまで) 合計100cm以内 2Lのペットボトル9本程度の受け取りなど
    120サイズ(20kgまで) 合計120cm以内 500mLのペットボトル24本の受け取りなど
    2個タイプ
    60+80サイズ(10+10kg)
    80+100サイズ(10+20kg)
    上記参照 上記参照

    ※2個サイズの場合には、ボックスが2個あるため、複数の受け取りが可能です。

    配達される荷物のサイズは意外に大きいサイズが多いものです。そのため、宅配ボックスのサイズは大きい方が安心でしょう。

    3.2 宅配ボックスのセキュリティで選ぶ

    宅配ボックスの安全性については、直置き型の場合、ワイヤーなどで固定することが多いのですが、どうしてもボックスごと盗難されてしまう危険性もあります。そのため、宅配ボックスは固定されているタイプを選ぶのがオススメです。

    また、宅配ボックスを開けて荷物が盗まれないよう、ボックスにきちんと鍵をかけられることもチェックしましょう。この他には、メーカーによって荷物が届いたことをスマートフォンでお知らせする機能や、スマートフォンで宅配ボックスの鍵を解錠できる機能が付いているものもあります。さらに、危険な子供の閉じ込みを防止する機能もあります。

    3.3 宅配ボックスの設置タイプで選ぶ

    宅配ボックスの設置タイプの種類については、先にお伝えしていますが、必要性やインテリア性、工事費などを考慮した上で選ぶのが良いでしょう。後付けの場合には、据え置き型・ポール型・壁付型・ポスト一体型などが工事費用の面からもオススメです。リフォームなどを兼ねて宅配ボックスを設置するのであれば、壁埋め込み型や貫通ユニット型などが安心ですね。

    3.4 宅配ボックスのデザイン性で選ぶ

    宅配ボックスは各メーカーさまざまな製品がでており、カラフルな色や落ち着いた色などのものや、おしゃれなタイプのものもあり、インテリア性は高くなっています。できれば外観になじむものが良いですね。

    宅配ボックスを選ぶポイント

    4 宅配ボックスの主なメーカーの特徴や機能を比較

    宅配ボックスは多くのメーカーが取り扱っています。それぞれ特徴や機能が異なりますので、確認をしていきましょう。今回は以下の主なメーカーの宅配ボックスについて比較をしていきます。

    • ユニソン(UNISON)
    • リクシル(LIXIL)
    • ナスタ(Nasta)
    • パナソニック(Panasonic)

    4.1 ユニソン(UNISON)の戸建て用宅配ボックス

    ユニソン(UNISON)の宅配ボックスについては次のとおりです。

    荷物の個数・サイズ・重量
    • 1個~2個
    • 約80cm~約120cm
    • 10kg~20kg
    取り出し方法の種類
    • 前出しタイプ
    • 後ろ出しタイプ
    設置方法
    • 壁付タイプ
    • 埋め込みタイプ
    • スタンドタイプ
    • 据え置きタイプ
    • 門柱タイプ
    特徴・機能
    • ポストと一体型タイプあり
    • ポストはメール便が入る大容量
    • ブロックサイズに合わせた大きさのボックス(ブロック2個分、3個分といった目安)
    • シリンダー錠で開錠

    ユニソン(UNISON)の宅配ボックスは、インテリア性や使いやすさを重視しており、またさまざまなサイズも用意されています。鍵はすべてシリンダー錠となっており、2個タイプの宅配ボックスもどちらも同じ鍵で開けることができます。もちろん、宅配業者がロックするのもわかりやすい作りとなっているため安心です。

    また、元々ブロックやレンガなどの会社ということでブロックのサイズを元に作られており、宅配ボックスの大きさはブロック3個分、ブロック4個分とわかりやすくなっています。

    4.2 リクシル(LIXIL)の戸建て用宅配ボックス

    リクシル(LIXIL)の宅配ボックスについては、次のとおりです。

    荷物の個数・サイズ・重量
    • 1個~2個
    • 約60cm~約120cm
    • 5kg~30kg
    設置方法
    • 門柱ユニット型
    • ポール型
    • 据え置き型
    • 壁埋め込み型
    特徴・機能
    • タッチパネル式電子錠
    • 荷物のありなし表示
    • 常時施錠/自動施錠
    • パスワード複数登録可
    • スマートエクステリア
    • 荷物の投函・取出し履歴確認
    • カメラ録画
    • カメラ視聴しながらスマホで応答や会話可能
    • 照明の点灯・消灯

    リクシル(LIXIL)の宅配ボックスの大きな特徴として、スマホ機能があるタイプの製品があることです。スマートエクステリアでは、ホームユニットの設置により宅配ボックスの管理が可能となっています。

    例えば、荷物の投函や取出しの管理やカメラで録画をして確認できますし、そのカメラを見ながら宅配業者と会話をすることや、宅配ボックスの開錠・施錠も可能となります。セキュリティ面でとても優れているのがリクシルの宅配ボックスです。

    4.3 ナスタ(Nasta)の戸建て用宅配ボックス

    ナスタ(Nasta)の宅配ボックスについては、次のとおりです。

    荷物の個数・サイズ・重量
    • 1個~2個
    • 約80cm~200cm
    取り出し方法の種類
    • 前出しタイプ
    • 後ろ出しタイプ
    設置方法
    • 据え置き型
    • ポール型
    • 壁埋め込み型
    • 壁付型
    • 門柱ユニット型
    特徴・機能
    • プッシュボタン錠(暗証番号)
    • 印鑑ケース付
    • 照明付き
    • カラフルなカラーからシンプルなものまであり

    ナスタ(Nasta)の宅配ボックスは、戸建用と集合住宅用の取扱いがあり、どんな人でもストレスなく使えることをコンセプトに製品を作っています。インテリア性にも優れており、設置タイプを多く取り揃えているため、希望の製品を探したいという方にオススメになります。

    鍵はブッシュボタンの暗証番号式となっており、宅配業者が暗証番号を設定して、その番号で取り出せる仕組みとなっています。

    4.4 パナソニック(Panasonic)の戸建て用宅配ボックス

    パナソニック(Panasonic)の宅配ボックスについては、次のとおりです。

    荷物の個数・サイズ・重量
    • 1個~2個
    • 約80cm~約200cm
    • 5kg~20kg
    取り出し方法の種類
    • 前出しタイプ
    • 後出しタイプ
    設置方法
    • 据え置き型
    • ポール型
    • 壁埋め込み型
    • 壁付型
    • 門柱ユニット型
    特徴・機能
    • 荷物のありなし表示
    • シリンダー錠での開錠
    • 閉じ込み防止レバーあり
    • 自動受け取り捺印
    • ドアホンスマホ連携機能
    • HEMS連携

    パナソニック(Panasonic)の宅配ボックスは、自動で捺印してくれるボタンが付いておりまた、ボタンのみで簡単に操作ができます。閉じ込み防止レバーもついているため、小さなお子様にも安心な設計となっています。

    また、ドアホンとスマホを連携することで、スマホで応答が可能となる機能も付いています。さらにHEMS連携により、荷物が届いたことを知らせる機能も付いており、とても使いやすい宅配ボックスです。

    宅配ボックスのメーカー比較

    5 まとめ

    いかがでしたか?宅配ボックスは、日中荷物を受け取れない時や、宅配業者と会わないで荷物を受け取りたいときなどにとても便利に利用ができます。また、再配達を防ぐことができるため、より早く荷物を受け取ることも可能となります。

    さまざまな設置タイプのものがありますし、使いやすい機能もメーカーごとに異なりますので、住宅の雰囲気や設置場所、使い勝手などについて検討をしてみましょう。ぜひ参考にして下さい。

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