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カメラ付きのインターホンが映らない?取り付け角度や録画機能とは

カメラ付きのインターホンが映らない?取り付け角度や録画機能とは

カメラ機能が付いたインターホンを取り付けても、来訪者が映らないということがありますよね。また、来訪者がインターホンのカメラに映らない位置に立っているということも珍しくないですよね。

そこで、カメラ付きのインターホンに人が映らないときの対処法を解説します。インターホンの取り付け角度や録画機能を使ってキレイに録画する方法など、インターホンの上手な活用方法を解説していきます。

目次

    1 カメラ付きのインターホンに人が映らないときの対処法

    インターホンにカメラ機能があるのに来客が映らないのは困りますよね。まずはインターホンのカメラに人が映らないときの対処法から解説。

    1.1 インターホンの取り付け角度を調整する

    インターホンのカメラに人が映らない場合、意外と多いのがインターホンの取り付け角度の問題。最近のカメラ付きインターホンの玄関子機は、簡単に取り付けられるのが大きなメリットです。しかし、取扱説明書は、一般的にインターホンの玄関子機の正面に来客が立つという前提で書かれています。そのため、インターホンを押してから玄関の前に移動したり、来客が手を伸ばしてインターホンを押してしまったりすると、どうしてもカメラにキレイに映らなくなってしまうのです。

    この問題を解決する方法の一つが、インターホンの玄関子機の取り付け角度の調整。機種によっても異なりますが、インターホンのカメラは、左右画角が「100~120度」というのが一般的です。つまり、カメラの正面から60度以上外れた場所に来客が立ってしまうと見えないということになってしまいます。そこで、このズレを解消するために、インターホンの玄関子機の取り付け角度を調整する必要があるのです。

    例えば、玄関側に「15度」だけ玄関子機を傾けると、玄関の正面に立つ来客が見えやすい角度になりますよね。インターホンのカメラに映る角度も玄関側にずらすことができるため、カメラの正面から75度以上外れた場所にいない限りは見えるようになるのです。玄関子機の厚さを考えると、玄関に接触するくらいに近づいていない限りはこれで映りますよね。

    また、一般的にインターホンの玄関子機を取り付ける高さは「150cm前後」が良いとされているのですが、状況によってはインターホンを取り付ける位置が低くなることもありますよね。例えば、玄関前の門扉やポール状のポストなど、人の腰辺りの高さにしかインターホンを取り付けられないということもよくあるのです。さらにバリアフリー化の一環として、車いすの人でもインターホンを押せる高さにしているという家庭もありますよね。このような場合も同様で、玄関子機を少し上向けることでカメラに映る範囲を調整できるのです。

    インターホンの玄関子機を上向ける場合も、取り付け位置によって「5~15度」くらいの範囲で取り付け角度を調整すると効果的。例えば、地上1mほどの位置に取り付けた場合でも、インターホンの取り付け角度を15度程度上向けるだけで、大人の顔の位置を映すことができるようになるはずです。

    ただし、メーカーや機種によって、インターホンのカメラの画角は異なります。インターホンを取り付ける位置や高さも、家庭ごとに異なるのです。ですから、カメラの取り付け角度を上下左右に調整する場合は、必ずカメラの映像を確認しながら行いましょう。そして、カメラの映像に来客の顔がよく映る取り付け角度に細かく調整するようにしましょう。

    インターホンに人が映らないときの対処法

    1.2 取り付け角度の調整が難しいときは?

    インターホンの玄関子機を取り付ける場合、意外と取り付け角度を調整するのは面倒です。上で解説したように15度だけ傾けると言われても、その状態で玄関子機を取り付けるのは大変な作業となります。

    そこで便利に使えるのが、インターホンの玄関子機の角度を調整するカメラ角度調節台。アイホンやパナソニックなど、インターホンの人気メーカーの多くが自社の各機種に対応するカメラ角度調節台を販売しています。これを使えば、玄関子機の角度を調整した状態で簡単に取り付けられるため、インターホンの取り付け角度を調整したい場合には重宝するはずです。

    また、パナソニックの「どこでもドアホン」などは、玄関子機の背後に角度調整用のレバーが付いています。上下左右に15度だけ調整することができて、斜め方向にも調整できるため、インターホンの玄関子機の取り付け角度を調整しなければならない場合には便利です。このようなインターホンに交換するというのも、インターホンのカメラに来客が映らないときの対処法になります。

    あとは、広角レンズのインターホンに交換するのも効果的。広角レンズが採用されているインターホンであれば、通常よりも広い範囲を映せるカメラになるため、取り付け角度が少しくらいずれていても大丈夫です。左右の画角が180度に近いため、インターホンの玄関子機の真横に近いような場所までカメラで映すことができますよ。

    そのほか、自分で取り付け角度を調整してインターホンを取り付けるのが面倒な場合には、インターホンの設置工事を依頼するという方法もあります。最近のインターホンは自分で交換も可能。インターホンの玄関子機や親機などは簡単な手順で取り付けられるのですが、取り付け角度を調整する手間を考えると、設置のプロに任せるというのも良い対処法と言えますよ。

    プロの業者に任せてしまえば、インターホンの取り付け角度の調整もしてくれます。自分では難しくても、簡単に最もキレイに見える取り付け角度で設置してくれるはずです。もちろん、インターホンの設置に必要な部材は別料金となりますが、自分でインターホンの角度を調整して、その角度を保ったままで取り付けるよりは良いと思いますよね。

    1.3 ワイヤレスカメラやセンサーカメラと組み合わせてみる

    どんなにインターホンの取り付け角度を調整しても、来訪者がわざとカメラに映らない場所に立ってしまうことがあって困るという人も少なくないですよね。勧誘などは意図的にカメラを避けることが多いので、何とかしたいという気持ちはよく分かります。

    そういう場合はインターホンの玄関子機に加えて、インターホンを「ワイヤレスカメラ」や「センサーカメラ」と組み合わせると便利ですよ。最近のインターホンは、インターホンの親機に接続できる専用のワイヤレスカメラやセンサーカメラが存在。接続方法も簡単ですし、玄関付近などの映像や音を確認できるという機種もあります。別売りの製品となりますが、インターホンの玄関子機の取り付け角度を調整するだけではカバーできないところまで映したいときに有効な対処法です。

    ただし、ワイヤレスカメラなどをインターホンに接続するのであれば、防犯カメラを設置するのと大きな違いはありません。今では小型で性能が良い防犯カメラもあるため、インターホンに接続するワイヤレスカメラにするのが良いのか、防犯カメラが良いのかを検討してから決めることが重要なポイント。それぞれの設置費用などを比較することを忘れないようにしてくださいね。

    ワイヤレスカメラを組み合わせる

    2 インターホンの活用方法とキレイに録画する方法

    カメラ付きのインターホンには「録画機能」があることも多いと言えます。来客を記録するという意味でも、インターホンの録画機能は使いこなせるほうが良いですよ。

    2.1 録画機能を有効活用しよう

    インターホンの録画機能は、主に「静止画」と「動画」の二通り。静止画を録画できるインターホンは多いですが、動画で録画できるインターホンは限られているため、自分がどちらの録画機能を使いたいかを考えてからインターホンを購入するようにしてください。

    例えば、静止画しか録画できないインターホンの場合、来客がよそ見をしていれば、顔が分からないということもよくあります。宅配業者であれば、荷物や帽子で顔が見えないという場合もあるでしょう。そういう来客が多い場合には、インターホンは動画で録画できるほうが便利。動画であれば、インターホンに録画された映像の中に顔がハッキリと映っている瞬間があるかも知れないからです。

    一方で、ほとんどは顔見知りしか訪ねてこないという地方などの場合は、静止画でも十分ですよね。顔が明確に映っていなくても判別はできるでしょうし、知り合いにはインターホンに顔が映る位置に立つように言っておけば良いだけと言えます。このようにケースバイケースで、インターホンの録画機能を選ぶようにしましょう。

    2.2 キレイに録画する方法

    インターホンのカメラ角度を調整しても、意外とキレイに録画できないということがあります。インターホンの玄関子機のカメラも普通のカメラと同じで、キレイに録画するにはコツが必要。キレイに録画されていない、カメラの映像が良くないと感じたときは、次のポイントに注意してみましょう。

    • インターホンのカメラに直射日光が当たる場所を避ける
    • インターホンのカメラに強い光(反射光など)が当たる場所を避ける
    • 正面に白い壁や空(マンションの上階など)がある場所を避ける

    このような場所は避けるのが無難。背景が明るかったり、逆光になったりすると、どうしてもインターホンの前にいる人物が暗くなってしまうため、写真や動画に録画したときに顔が分からなくなってしまうのです。普通の写真を撮るときは逆光にもメリットがありますが、インターホンのカメラで録画する場合はNGです。このような場所は避けるようにしてください。

    また、高性能のインターホンには録画した写真などを補正する機能もありますが、インターホンの補正機能だけでキレイになる保証はありません。ただし、補正機能があるのとないのでは大違いなので、できるだけキレイに録画したい場合には、補正機能があるインターホンを選ぶようにしましょう。

    そして、どうしても玄関に直射日光が当たってしまう場合などは、戸建て住宅では「ポスト」などを利用するのが効果的。ポール状の柱とポスト本体を組み合わせる「独立型のポスト」を適切な方向に向けて立てて、そこにインターホンの玄関子機を取り付けるとキレイに録画できますよ。独立型のポストは宅配ボックスやLED照明などが付属している物もあって、宅配業者や深夜の来客に対応するにも便利です。

    マンションのような集合住宅の場合は、背景に空などが入らないようにすることがポイント。しかし、マンションの上階などではどうしても空が見えてしまうものです。この場合はインターホンの取り付け角度を調整する方法などで対応すると、キレイに録画できるようになります。

    インターホンの録画機能を使いこなす

    2.3 カメラ性能が良いインターホンに交換してみる

    インターホンのカメラでキレイに録画できない場合、インターホンを交換するという方法もあります。最近のインターホンはカメラ性能も向上。より画素数の多いカメラを搭載したインターホンもありますし、動画のコマ数も多くなっているインターホンが増えているのです。このようなインターホンに交換することで、今までよりもキレイに録画することが可能となります。

    また、動画や静止画はSDカードなどに録画するというインターホンが一般的。そのため、品質の良いSDカードを使うこともポイントの一つになります。一部の海外製のSDカードは録画に失敗したり、録画していた静止画や動画が消えてしまったりするというトラブルが起こることがあるのです。録画ミスはドライブレコーダーなどでは多いことですが、インターホンでも起こり得ることですので、十分に注意しておきましょう。

    そのほか、LED照明や補正機能が搭載されているインターホンも、通常のインターホンよりもキレイに録画できます。周囲が暗くなってからの来客が多い家庭では、玄関子機にはLED照明が必須。マンションや集合住宅でインターホンの設置場所が限定される場合には、補正機能が効果的に働きます。それぞれの家庭の状況によってどの機能が役立つのかは異なりますので、自宅のインターホンの設置状況を加味したうえで、新しいインターホンに交換することを検討するのも大切ですよ。

    3 まとめ

    インターホンの取り付け角度やインターホンのカメラでキレイに録画する方法などについて詳しく解説してきました。インターホンの取り付け角度を調整するときにはカメラ角度調節台が便利ですので、検討してみましょう。また、キレイに録画したいときは、インターホンの設置場所を考えたり、新しくて機能が豊富なインターホンに交換したりすると良いですよ。

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