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LED電球の寿命は実は短い?10年持たずに切れる原因と長持ちさせる方法

LED電球の寿命は実は短い?10年持たずに切れる原因と長持ちさせる方法

LEDの電球や照明は蛍光灯よりも値段は高いですが、長持ちするので交換する手間が少なくて良いですよね。しかし、LEDの寿命は10年とされているのに、それよりも寿命が短いという人は少なくありません。

実は、LEDがわずか数年で切れる場合、そこには明確な原因があります。LEDの寿命が短い訳ではなく、LEDが切れる原因を分かっていないだけなのです。しかも、LEDは上手に使うと、より長持ちさせることもできますよ。ここでは、すぐにLEDが切れる原因とLEDをより長持ちさせる方法について、詳しく解説しています。

目次[]

    1 LED電球のメリットやデメリット

    LEDは蛍光灯よりもメリットが多いとされています。しかし、LEDには意外と知られていないデメリットもあり、メリットとデメリットを含めてLEDがどのようなものなのかを知ることが、LEDを長持ちさせるためには重要となります。

    1.1 LEDとはそもそも何?

    LEDとは発光ダイオードのことで、英語の「light emitting diode」からLEDと呼ばれています。LEDの原理を簡単に説明すると、LEDは2つの半導体という物質を樹脂で覆うことで作られていて、その半導体に電気を流すときに起こる電子の移動に伴う発光が、光として見えているのです。

    1.2 LEDのメリット

    LEDには次のようなメリットがあります。

    • 消費電力が小さいため、電気代が安い
    • 寿命が長い
    • ほとんど紫外線が出ない
    • ほとんど熱が出ない
    • 寒冷地でも使える
    • 壊れにくい
    • すぐに点灯できる

    特に注目したいLEDのメリットは電気代が安い点。LEDは蛍光灯よりも消費電力が抑えられているため、電気代が安くなりやすいと言えます。しかも、LEDは一般的に長持ちするので、一度交換しただけで長く使えるのです。

    また、LEDは紫外線がほとんど出ないですし、熱も出にくいのです。そのため、熱や紫外線に集まりやすい虫があまり寄ってこないというのもポイント。虫が苦手ない人こそ、蛍光灯や白熱電球からLEDに変えるほうが良いのです。

    1.3 LEDのデメリット

    LEDには次のようなデメリットがあります。

    • 蛍光灯や白熱電球よりも高い
    • 使える場所が限定されやすい
    • 蛍光灯や白熱電球より重量がある
    • 熱に弱い
    • 光が届く方向が限られる

    LEDのデメリットで注目したいのは、熱に弱いということです。LEDは熱が出にくいため、熱に弱いと思っていない人が多いと言えます。しかし、LEDが熱を出しにくいからこそ、熱に弱いということがポイント。密閉空間や風呂場など、比較的熱がこもりやすい場所ではLEDを使わないほうが良いのです。

    また、LED電球などは光の向きが限られています。LED電球の種類によっては、ほぼ全方向と言える約300度に光が広がるものもあります。しかし、LED電球が向いている方向が光の向きになるというものも多いので、LED電球を購入するときには注意が必要です。

    LEDのメリットとデメリット

    2 LEDの寿命とは?

    LEDの電球や照明は寿命が長いとされていますが、実際の寿命はどのくらいなのでしょうか。実は、LEDの寿命はLEDが光る原理を考えると見えてきます。

    2.1 LEDの寿命

    LEDは樹脂の中に入っている2つの半導体に電気が流れたときに発光します。しかし、すでに解説したようにLEDの光は電子が移動するときに出る光なので、その光が切れるという考え方は不自然と言えます。そのため、LEDは原理的には切れない、寿命がないというのが、科学的な見解なのです。

    一方で、LEDも電気を流すことで光っているため、その電流を制御する必要があります。電流を制御するためには複雑な電子回路が使われていて、熱や部品の劣化などで壊れてしまうことがあるのです。電子回路が壊れてしまうと、LED自体は問題がなくても電流が制御されなくなって光が出せなくなります。一般的にはこの状態をLEDが切れたと呼んでいるだけなのです。

    また、電子回路の経年劣化などによって、長く使っているLEDの照明などは次第に明るさを失うと考えられています。そこで一般社団法人日本照明工業会(JLMA)が、最初のLEDの明るさを100%とした場合、その明るさが70%になったときに「LEDの寿命」と呼ぶことを決めたのです。

    実際には、光の明るさを表す「光束」で判断します。LEDの元々の光束を100%としたとき、光束が70%になれば寿命となります。そこまでに必要な時間は、およそ40,000時間とされているのです。

    種別 寿命(時間)
    LED 約40,000時間
    蛍光灯 約6,000~12,000時間
    白熱電球 約1,000~2,000時間

    一覧のような寿命になるとされていますが、LEDについて、日本照明工業会は寿命が一律に40,000時間とは断言していません。むしろLEDを長期間使用すると、経年劣化などが「発火・発煙・感電などの原因になる」ため、LED照明は「8~10年」を目安に交換や点検を行うようにすすめているのです。つまり、LEDの寿命は「約40,000時間」で、LED照明は「8~10年」が寿命の目安と考えておけば良いと言えます。

    2.2 LEDが早く切れる原因

    LEDは10年が寿命の目安ですが、早く切れることもありますよね。それこそ、LEDを買ってすぐに切れたという話も聞きます。実は、LEDが早く切れる場合、そこには明確な原因があるのです。

    LEDが早く切れる原因は、次のようなことが多いとされています。

    • 熱による劣化
    • 湿気による影響
    • 粗悪品だった

    最も多い原因は粗悪品。近年は海外製のLEDも高性能な製品が増えていますが、初期の海外製LEDには粗悪品も多くありました。特に電子回路がずさんな設計だったり、放熱のためにあるヒートシンク(放熱器)が適切でなかったりして、壊れやすいLED製品が多かったのです。つまり、LED自体には問題がなくても、それ以外の部品が壊れたことが原因でLEDが早く切れてしまうのです。

    また、LEDは熱や湿気に弱く、換気扇などを適切に使っていないキッチンなどのLEDが早く切れてしまうということも多いと言えます。これは料理をしたときの熱や湿気が原因。普通では影響がなくても、LEDの品質によっては影響を受けることがあるのです。

    しかし、現在のLEDは各メーカーが問題解決に力を入れたこともあって、このような原因で早く切れるということは少なくなっています。それでも、これらの原因でLEDが早く切れることがなくなったとは言えないため、注意しておくほうが良いでしょう。

    LEDが早く切れる原因

    3 LEDを長持ちさせる方法

    LEDは10年程度の寿命があると考えられます。しかも、上手に使えば、それ以上に長く使えて長寿命になるとも考えられるため、LEDを長持ちさせる方法を知っておくほうが良いですよ。

    3.1 品質にこだわる

    LEDを長持ちさせるポイントは品質。LEDを長持ちさせる方法は、LEDを選ぶ段階から始まっていると言えます。

    LEDは品質の良い製品を購入しなければ、電子回路などが壊れやすいですし、熱などの影響も受けやすい製品になると考えられます。経年劣化も考えられるため、LEDの品質は長持ちさせるうえでも重要と言えるのです。

    品質にこだわるなら、海外メーカーよりも国内の有名メーカーのほうが良いでしょう。海外メーカーはLEDが壊れたときの保証の面でも不安がありますし、対応などは国内メーカーのほうが早いですよね。

    近年はLEDにも数年間の保証がついた製品も多くあります。LEDがすぐに切れるのが怖くて買えないという人は、保証がついたLED製品を買ってみるのが良いですよ。

    3.2 密閉空間はNG

    LEDは熱にかなり弱いと言えます。そのため、熱がこもりやすい密閉空間はNG。

    例えば、風呂場の照明は湯気などから照明器具を守るために密閉されています。そのような場所でLEDを使うと、使用中に熱がこもってしまって早く切れる原因となるのです。そのため、LEDは密閉空間で使用しないことが大切です。

    ただし、LED照明の中には「密閉器具対応」などの製品があります。このようなLEDは密閉されている風呂場の照明として使うことができるのです。そのため、風呂場の照明をLEDにしたいときは、このような国内の大手メーカーが取り扱う製品を使いましょう。

    3.3 連続で点灯しない

    LEDは熱がこもらないほうが長持ちさせることができます。この視点から考えて、LEDは長い時間連続で点灯しないほうが良いのです。

    例えば、トイレのように短い時間だけ利用する場所はLEDが効果的です。点灯と消灯を繰り返しても、LEDの寿命には無関係。そのうえ、こまめに消すほうが熱もこもらずにLEDが長持ちしやすいのです。

    また、部屋のLED照明でも同じです。部屋にいない時間にLED照明をつけっぱなしにしてしまうと、熱がこもる原因を作ることになります。LEDはできるだけ連続で点灯しないようにしましょう。

    3.4 高温多湿は避ける

    LEDは熱にも湿気にも弱いため、そういう場所への設置は向いていません。LEDは高温多湿を避けて使いましょう。

    また、LEDはキッチンで使っても構いませんが、換気扇などを適切に使わないのはNG。さらにLED照明の真下で鍋をするときなども、一定の配慮をするほうが長持ちさせることができますよ。料理による熱や湿気くらいなら問題ないと思っても、キチンと換気扇を回して料理をするなどの対処が必要です。

    日当たりが良く、夏場に室温が高くなるような場所でLEDを使う場合も注意が必要です。あまりにも高温になるような場所でなければ問題ないと言えますが、高温になりやすい環境で使う場合にはLEDが長持ちしにくいということを頭に入れておきましょう。

    LEDを長持ちさせる方法

    4 まとめ

    LEDの寿命とLEDが早く切れる原因、LEDを長持ちさせる方法について解説してきました。LEDは上手に使うことで長持ちします。初期費用は高いですが、光熱費も安くなるのでコストパフォーマンスが良い製品と言えるでしょう。

    LEDは品質に寿命が左右されることが多い製品なので、あまりにも安いLED製品には注意しましょう。そして、LEDの使い方に注意して上手に長持ちさせてくださいね。

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