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捺印機能や防犯カメラも?宅配ボックスの便利機能を詳しく解説!

捺印機能や防犯カメラも?宅配ボックスの便利機能を詳しく解説!

近年のネットショッピングの普及により宅配ボックスの需要は高まり、マンションなどの集合住宅にはもちろん、一戸建て住宅にも宅配ボックスが設置されるようになりました。一般的な宅配ボックスの使い道は、不在時に荷物を配達してもらうことです。今までは対面でないと受け取れなかった荷物が、配達員と顔を合わせることなく簡単に受け取れるようになりました。

これだけでもとても便利な宅配ボックスですが、最近ではただ荷物を受け取るだけの箱ではなく、便利機能が付帯し、いろいろな使い方ができるようになったのをご存じでしょうか?中には、高級マンションのコンシェルジュのように、入居者向けのサービスの提供を宅配ボックスが担っているものもあるのです。

今回は、進化している宅配ボックスの便利な機能を解説!また、宅配ボックスの最大のデメリットであった防犯対策についてお話しします。

目次

    1 宅配ボックスの主な機能

    宅配ボックスは荷物の受け取り以外にも、さまざまな機能やサービスが受けられます。ここでは、一般的な宅配ボックスに付帯している機能について説明します。

    1.1 発送・集荷サービス

    宅配ボックスは荷物の受け取りだけではなく、荷物の発送も可能。ヤマト運輸や佐川急便などの宅配業者のサービスに登録し、スマホなどで簡単に発送依頼ができるサービスです。

    この機能を使えば、わざわざ宅配業者の営業所に行ったり、コンビニで伝票を記入したりする必要がありません。また、配達員さんが荷物を取りに来るのを待つ必要もなく、時間を有効活用できます。忙しい方にとって、とても便利な機能です。

    ただし、専用の鍵を使用するタイプの宅配ボックスでは、宅配ロッカーの業者と宅配業者がサービスの契約している必要があります。お住まいのマンションの宅配ボックスが発送サービスに対応しているかについては、マンション管理会社に確認してみてください。

    発送・集荷サービス

    1.2 自動捺印機能

    宅配ボックスで荷物を受け取った時の受領印はどうしているのか…疑問に思ったことはありませんか?マンションなどの集合住宅に設置してある宅配ボックスの場合、自動で受領印を押してくれる機能が付いていて、その機器に伝票を差し込み捺印しています。

    戸建てで後付けするタイプの宅配ボックスですと、印鑑を収納するポケットがボックス内にあり、そこに印鑑を置いておくタイプが一般的。しかし、ボックスに印鑑を置いておくのは防犯面で不安です。この自動捺印機能が付いた宅配ボックスなら、マンションに設置してある宅配ボックスと同様に、機械が自動で受領印を押してくれます。印鑑をボックスに置きっぱなしにするのは不安…という方におすすめの機能です。

    1.3 冷蔵機能

    今までの宅配ボックスは、一般的に冷蔵の荷物を受け取ることができませんでした。宅配ボックスに配達する場合、すぐに荷物を受け取ることが出来ないことが多いので、気温の高い季節だと中身が傷んでしまう可能性があります。ですので「冷蔵・冷凍の荷物の場合は宅配ボックスを使用しない」と取り決めている宅配業者がほとんど。

    しかし、宅配ボックスの需要が高まった近年。宅配ボックスの機能が向上し、冷蔵機能がついたものも。ご自宅に設置してある宅配ボックスに冷蔵機能が付いていれば、要冷蔵の荷物も宅配ボックスで受け取ることが可能になったのです。

    2 宅配ボックスの便利な機能とサービス

    今までの宅配ボックスは、ダイヤルを回して暗証番号を設定し荷物を受け取るだけのものが多かったのですが、最近は宅配ボックスもコンピューター化し、タッチパネルで簡単に操作できたり、IOT連携などの機能を備えたものも出てきました。そして、この便利な機能を応用して、荷物の受け取り以外のサービスを展開する業者が増えています。ここでは、宅配ボックスの便利な機能と受けられるサービスを紹介します。

    2.1 部屋ごとの専用宅配ボックス

    マンションなどの集合住宅に設置してある宅配ボックスは、部屋ごとに決まったボックスを使用するのではなく、空いているボックスをランダムに利用するのが一般的。しかし、この機能がついたボックスなら、部屋ごとに専用のボックスを設定することが可能なのです。

    こうすることで、いつも違うボックスに荷物が入っているということはなくなり、荷物の取り出しが容易に。いつも同じボックスなので、荷物が配達されたかの確認も簡単にできます。

    2.2 書留郵便物の受け取り

    通常、マンションなどの集合住宅では、宅配ボックスに書留郵便物の配達はできませんでした。しかし、宅配ボックスの業者によっては、オプションで書留郵便物の受け取りが可能なサービスを行っているところもあります。お住まいのマンションがそのサービスに対応していれば、受け取りが面倒な書留郵便物も、宅配ボックスでいつでも受け取りが可能に。このサービスに加入しているかについては、マンションの管理会社に確認してみてください。

    また、一戸建ての場合は、自宅の配達を受け持っている郵便局に「指定場所配達(戸建住宅向け宅配ボックス)に関する依頼書」を提出することで、書留郵便物を宅配ボックスで受け取ることができるようになります。詳しくは、郵便局のホームページをご確認ください。

    2.3 ネットスーパーの商品の受け取り

    ネットスーパーで買い物した商品は、冷蔵タイプの宅配ボックスでも基本的には配達してくれません。これは、ネットスーパーを経営している会社の方針で、配達しないと決められているからです。宅配ボックスへの配達が可能かについては、ご利用になるネットスーパーに直接確認してみましょう。

    ただ、宅配ボックス業者のオプションサービスの中に、特定のネットスーパーの商品を配達してくれるサービスが用意されています。このサービスを利用するためには、設置されている宅配ボックスがサービスに対応している必要がありますので、管理会社に確認してみましょう。

    2.4 クリーニングの集荷・受け取り

    スーツなど、毎日使う衣服をクリーニングに出している方にとって、不在時に商品を受け取れるのはとても便利なサービス。クリーニングの受け取りについては、配達をしているクリーニング店であれば宅配ボックスに配達しているでしょう。しかし、クリーニングの集荷については、対応しているクリーニング店と対応していないお店がありますので、確認が必要です。

    また、宅配ボックス業者のサービスとして、クリーニングの集荷・受け取りを行っている場合もありますので、マンションの管理会社などに確認してみてください。

    2.5 出前容器の返却ボックス

    オートロックのマンションの場合、出前の容器を玄関先まで取りに来るにはオートロックを開ける必要があります。そのため、誰かが在宅し開錠しなければいけません。宅配ボックスに出前容器専用のボックスがあれば、わざわざオートロックを開ける必要がないので、いつでも出前容器を出しておくことが可能に。

    それから、オートロックを開ける必要がないように、出前容器がエントランスに無造作に置かれていることがありませんか?このボックスがあれば、出前容器を収納できるので、エントランスの景観を損ねることもなくなります。

    2.6 カーシェアリングやレンタカー・レンタサイクルの貸し出し

    最近の宅配ボックスは、マンションのコンシェルジュのように、入居されている方にきめ細かいサービスを提供できる機能が備わったものも開発されています。

    例えば、カーシェアリングやレンタカー・レンタサイクルの貸し出し。マンションの駐車場の一角にレンタカーやレンタサイクルが常備されており、入居者が利用登録をして宅配ボックスの中に設置してある鍵を受け取り利用するというサービス。また、レンタカーをマンションの駐車場に配車してくれる便利なサービスも。宅配ボックス内をうまく利用した、入居者にうれしいサービスですね。

    2.7 工具などの貸し出し・マンションのゲストルームなどの貸し出し

    先ほどのレンタカーなどと同様に、ちょっとだけ使いたい工具などを宅配ボックスから簡単に借りることができるサービスです。また、マンション内の共有スペースであるゲストルームやパーティールームなどの鍵を宅配ボックス内で管理し、利用したい入居者は利用登録することで、管理人がいなくても自由に借りることができます。

    2.8 AEDの収納ボックス

    病人が出た時、一刻も早く応急処置をすることで生存率を上げることができます。そのために必要不可欠なのがAED。マンションなどの集合住宅では、スペースの都合上AEDの設置場所の確保が難しい場合も。そんなとき、宅配ボックスの1ボックスをAED収納ボックスとして利用する事ができるサービスです。お住まいのマンションにAEDが設置されていれば、安心感がちがいますね。

    クリーニングの集荷・受取も可能

    3 防犯対策とお知らせ機能

    宅配ボックスのデメリットである防犯面の特化した機能と、荷物の到着を知らせる便利な機能をまとめました。

    3.1 人感センサー付きのボックス

    宅配ボックスの中に人感センサーが設置されており、動きのあるものや熱を感知したら、自動で扉が開きます。これにより、お子様やペットが誤って宅配ボックスに入ってしまい、閉じ込められることを防止する機能。一度鍵がかかってしまうと内側から出ることができない宅配ボックスでの事故を防ぐことができます。

    3.2 こじ開けセンサー機能

    これは、通常の開閉操作でない、異常な開閉が行われた時に警告音を鳴らして知らせてくれる機能。この機能によって、宅配ボックス内の荷物の盗難を防止することが可能になりました。

    3.3 着荷お知らせ機能

    オートロックやインターホンと連動し、入居者が帰宅したときに自動で荷物の到着を知らせます。また、メールアドレスを設定しておくと、荷物が配達されたら自動でお知らせメールが配信される機能も。この機能があれば、荷物が配達されたことに気づかないということもなく、荷物の長時間放置を防ぐことができます。

    4 宅配ボックスの遠隔管理・アフターサービス

    ここでは、マンションなどの集合住宅への導入によって、宅配ボックスの販売業者から受けられる安心のアフターサービスの一例をまとめました。導入の検討の際に参考にしてください。

    4.1 コンピューターによる電気錠の制御・利用履歴を管理

    近年増えているコンピューター式の宅配ボックスは、コンピューターによって24時間、鍵や利用状況の管理を行っています。この機能によって、宅配ボックスでの盗難を防ぎ、万が一盗難や紛失にあったときには、利用履歴を使って早期発見に役立てることができます。

    4.2 管理センターでの24時間遠隔監視

    宅配ボックス業者の管理センターで人による24時間監視を行うことで、入居者は安心して宅配ボックスを利用することができます。また、専用コールセンターでは、24時間宅配ボックスでのトラブルや使い方などの電話サポートを実施。機械に疎い方でも説明を聞きながら操作ができるので安心です。

    4.3 宅配ボックスの保守管理サービス(アフターサービス)

    宅配ボックスの故障や修理など、危機のアフターサービスを受けることができます。毎日、たくさんの方が使うものなので、定期的なメンテナンスや管理サービスがあると安心して利用できますね。

    宅配ボックスの遠隔サービス

    5 宅配ボックスの防犯対策の強化

    宅配ボックスが普及したころは、一般的に「機械式」と言われるダイヤル式の宅配ボックスが主流でした。このタイプは、荷物を配達した宅配業者が暗証番号を決め、その暗証番号を使って荷物を受け取るというもの。しかし、宅配ボックス内の荷物の盗難は、この暗証番号を盗まれることで発生していました。

    そこで、登場したのが「コンピューター式」のタイプ。コンピューター式は、カードキーや非接触キーを使用するものや、独自のICカードや他社ICカードと連動させ開錠するものなど、暗証番号を使わずに荷物を受け取れる宅配ボックスに進化しました。このことにより、宅配ボックスの防犯面は向上しました。

    ほかにも、さまざまな異常を連動し警告音を鳴らすことで犯罪を抑止する機能や、防犯カメラが内蔵されたタイプも開発されています。このように、宅配ボックスのデメリットであった防犯面は強化され、安心して宅配ボックスを利用することが可能になりました。

    6 まとめ

    宅配ボックスが身近な存在になり、これを利用したさまざまなサービスが生まれています。共働き世帯が増え、自宅に在宅する時間が減っている今、不在でも安心してサービスを受けられる宅配ボックスの導入を検討されている方も多いと思います。ただ荷物を受け取るだけではない宅配ボックスの便利な機能を理解して、ご自身の生活にあった便利な宅配ボックスを選んでみてはいかがでしょうか。

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