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洗面台を交換したい!リフォームにかかる費用や洗面台の選び方を詳しく解説!

洗面台を交換したい!リフォームにかかる費用や洗面台の選び方を詳しく解説!

古くなってきた洗面台を放っておくと、洗面ボウルにヒビが入ったり、蛇口の故障や水漏れが発生したりする可能性があります。洗面台の寿命は5年~10年と言われていますが、使い方によっては寿命が短くなることも。

洗面台の交換・リフォームを検討している方は、まず新しい洗面台を探すと思いますが、最近は、おしゃれなものや便利な機能が付いた製品がたくさん販売されています。つい、デザイン性や機能面で選んでしまいがちですが、洗面台は正しく選ばないとせっかくのリフォームが失敗してしまう可能性も。今回は、洗面台を交換・リフォームするために必要な知識と、洗面台の選び方、工事費用について徹底解説します。

目次

    1 洗面台の種類

    洗面台には、「洗面台」と「洗面化粧台」の2種類があります。洗面台は、手洗いや歯磨き・洗顔をする場所。収納や物置などは付いていない、洗面ボウルのみのシンプルなタイプです。洗面化粧台は、洗面ボウルの他にも収納や鏡が付属していて、洗顔や歯磨きの他に、化粧をしたり身だしなみを整えたりできるタイプ。お風呂の脱衣所や洗濯機置き場と一緒に設置されているタイプで、このタイプを設置している家庭が多いと思います。今回は、ニーズの高い洗面化粧台の交換・リフォームについてお話します。

    洗面化粧台にも、「ユニット型」と「セパレート型」の2種類のタイプがあります。ユニット型とは、洗面台と鏡、収納などがすでに取り付けられた一体型タイプ。コンパクトなものが多く、価格も手ごろ。一体型なので洗面所にこれ1つ置くだけで、鏡台の付いた洗面台を設置する事が可能です。

    「セパレート型」は、「システムタイプ」や「キャビネット型」とも言われ、洗面ボウルと洗面台・洗面台下の収納スペースは一体になっていますが、鏡やキャビネット収納などのパーツは別に販売されており、システムキッチンのように自由に組み合わせる事ができるタイプ。デザインにこだわる方や、収納力を重視する方におすすめのタイプです。

    2 失敗しない!洗面化粧台の基礎知識と確認ポイント

    せっかく洗面化粧台をリフォームするのだから、以前よりも使い勝手の良いものを選びたいものです。しかし、洗面化粧台の基本的な知識を知っておかないと、「せっかく購入したのに設置できなかった」「前の方が使いやすかった…」ということも。ここでは、洗面化粧台選びに必要な基礎知識と確認ポイントを解説します。

    2.1 洗面化粧台の大きさ

    洗面化粧台を選ぶのに一番重要なのは、洗面化粧台のサイズを間違えない事。そのためには、設置するスペースの正しい計測が必要です。洗面化粧台の設置スペースを正しく計測しておかないと、いざ工事してみたらサイズが合わなかったという事になりかねません。

    洗面化粧台の大きさは、「間口(幅)」で表されます。「間口」のパターンは決まっており、どのメーカーでも大体同じです。設置スペースを正しく計測して、ご自宅にあったサイズの洗面化粧台を選ぶようにしましょう。計測するポイントは以下の3つです。

    • 現在の洗面化粧台の幅×奥行×高さを測る
    • 洗面化粧台の上に吊戸棚があれば、吊戸棚のサイズを測る
    • 壁と洗面化粧台の間に隙間があれば、隙間のサイズを測る

    現在の洗面化粧台と壁の間に隙間があれば、今よりも大きい洗面化粧台を設置できる可能性が出てきます。サイズが大きくなると、洗面ボウルが大きくなったり収納が増えたりなど、使い勝手が格段に良くなります。また、吊戸棚が設置されているのであれば、その大きさにあった新しい吊戸棚を選ぶ必要があります。

    洗面化粧台の基礎知識

    2.2 床から洗面台までの高さ

    床から洗面台まで高さは、洗面化粧台選びでとても重要。この高さが変わるだけでも、使い勝手が悪くなってしまいます。今のままの使いやすさを求めるのでしたら、同じ高さのものを選びましょう。

    また、洗面化粧台の高さは、使用するご家族の身長に合わせて高さを選ぶもの。身長にあっていない洗面台を使用すると、腰に負担がかかる、手が届かなくてしっかり手を洗えないなど、使いにくくなってしまいます。

    身長の低い方やお子様がいる家庭であれば、身長の低い人に合わせて選ぶのが一般的。しかし、あまりに低いと他のご家族が使いにくくなってしまうというのであれば、標準サイズを選ぶといいでしょう。身長別におすすめの洗面台の高さをまとめましたので、参考にしてみてください。

    【身長別、おすすめの洗面台の高さ】

    身長 155cmくらい 165cmくらい 170cmくらい
    洗面台の高さ 750mm 800mm 850mm

    2.3 設置場所の窓や天井の梁の有無

    設置場所の天井に梁があると、洗面化粧台の高さにも気を配る必要があります。天井にひっかかって設置できないという事がないように、しっかりとサイズを測っておきましょう。また、吊戸棚を設置することはできませんので注意しましょう。

    また、設置場所に窓がある場合、ユニット型の洗面化粧台を設置してしまうと窓を塞いでしまいます。この場合、セパレート型を選んで窓を活かした配置にするなど、パーツの配置を工夫する必要があります。このように設置場所に障害物がある場合は、気を付ける点がたくさんありますので、正しくサイズを測っておきましょう。

    2.4 電源コンセントの有無と位置

    洗面化粧台の設置には電源コンセントが必要。しかし、古い洗面台からのリフォームの場合、そもそも電源コンセントがない場合があります。また、今の洗面化粧台よりも大きな洗面化粧台を設置する場合は、現在のコンセントの位置では使用できないことも。このような場合、電源コンセントの移設が必要になりますので、しっかり確認しておきましょう。

    2.5 どこから給排水しているか

    洗面化粧台の給排水は、床か壁のどちらかから行っています。どちらで給排水しているかは、新しい洗面化粧台の仕様に関係してくるところですので、購入する前にしっかりと確認しましょう。確認方法は、洗面台の給排水管の出ているところを特定する事で確認できます。床から管が伸びていれば床給水、もしくは床排水。壁から管が出てきていたら、壁給水、もしくは壁排水です。また、この管の長さも併せて計測しておくようにしましょう。

    事前の計測も重要

    3 洗面化粧台の選び方

    ここでは、あなたに合った洗面化粧台の選び方を紹介します。洗面化粧台を置けるスペースによっても、おすすめの洗面化粧台のタイプが違ってきますし、どのように使いたいか?によっても選び方はさまざまです。この記事を参考に、あなたとご家族の生活に合った、ぴったりの洗面化粧台を見つけてください。

    3.1 洗面化粧台のタイプで選ぶ

    【ユニット型】

    洗面化粧台を置けるスペースの間口が900mmまでの場合は、ユニット型の方がおすすめです。なぜなら、間口900mmでキャビネット型にしてしまうと、洗面台のスペースが狭くなり使いにくくなってしまうからです。

    例えば、900mmのスペースにキャビネット型を導入する場合、間口600mmのユニット型+キャビネット300mmという組み合わせになります。すると、洗面ボウルが600mmのサイズになるので、900mmよりも小さくボウルになってしまいます。

    ですので、900mmまでであれば一体化しているユニット型を選んだ方が、大きい洗面ボウルを導入できるのです。また、現在の洗面化粧台がユニット型の場合は、新しい洗面化粧台もユニット型を選ぶとそのまま入れ替える事ができるのでおすすめです。

    ユニット型は、小スペースでも設置できるところが最大のメリット。しかし、収納力が少ないのでタオルなどの収納が別途必要になります。また、ユニット型はサイズが決まっているので、ピッタリサイズというのは難しく、洗面台の左右に隙間ができてしまう事も。

    【セパレート型】

    間口が1050mm以上取れる場合は、セパレート型がおすすめ。充分な洗面台の広さを確保しつつ、キャビネットや戸棚を組み合わせる事で、現在よりも収納スペースを増やすことができるでしょう。メーカーによっては、キャビネットのサイズを細かく調整が可能。わずかなデッドスペースでも有効活用できるのが、セパレート型の最大のメリットと言えるでしょう。

    それから、洗面所に窓や梁などの障害物があっても、さまざまなタイプのキャビネットや鏡台から選ぶことができるので、窓を塞がないように配置したり、梁をよけて設置したりすることも可能です。

    また、セパレート型はデザイン性の高い製品が多いので、例えば、「洗面所とお風呂を統一感のあるデザインにする」という事も可能に。ユニット型よりも、あなた好みの洗面化粧台にリフォームすることができるのです。

    3.2 洗面化粧台の使い方に合わせた選び方

    せっかくリフォームするのですから、使いやすい洗面化粧台を選びたいですよね。ここでは、洗面化粧台の使い方別におすすめのタイプを紹介します。洗面化粧台選びの参考にしてみてください。

    【洗面化粧台で化粧をする方】

    洗面所でお化粧をされる場合は、化粧がしやすい3面鏡がおすすめ。顔を動かすことなく3方向からチェックできるので、お化粧もキレイに仕上がります。鏡の裏は収納スペースになっているので、かさばる化粧道具もすっきり収納できるでしょう。

    【物が多い方・大家族の場合】

    家族が多いと洗面所で使用する物も多くなります。家族分の歯ブラシやカミソリ、整髪料など、置く場所に困ってしまいますよね。このような方には収納力のある洗面化粧台がおすすめ。セパレート型なら、ユニット型にたっぷり収納できるキャビネットをプラスする事で、収納力をアップすることができます。

    【洗面台で洗髪をする方】

    洗面台で髪を洗うという方には、洗面ボウルが大きい深さのあるタイプが使いやすいでしょう。通常の蛇口の他にシャワーヘッドが付いているタイプもおすすめ。ボウルの深さがあると、ちょっとした洗濯物の手洗いにも使えて便利です。

    【掃除のしやすさで選ぶ】

    洗面化粧台は水を使う設備。そのため汚れやすく、蛇口や排水口などは掃除がしにくいもの。いつもの掃除が面倒だと掃除をしたくなくなってしまいますね。しかし、洗面化粧台の中には、掃除がしやすい工夫がされているタイプもあります。

    例えば、洗面ボウルにつなぎ目があると、そこからカビが発生するなどしてお掃除が大変。そこで、掃除のしやすさを考えて、つなぎ目のないボウルを採用している洗面台もあるんです。つなぎ目のないボウルなら、サッと拭くだけでお掃除が完了。拭き残しもなくカビの心配もありません。

    他にも、掃除が面倒な排水口ですが、排水口を詰まりにくくする事で掃除の手間を省いた「詰まらない排水口」。髪の毛や洗剤の泡が流れやすい「すべり台ボウル」など、各メーカーからさまざまなタイプの洗面化粧台が販売されています。

    洗面化粧台の選び方

    4 交換・リフォームにかかる費用とは?

    洗面化粧台の交換・リフォーム費用は、おおよそ10~20万前後と言われています。しかし、この費用は、洗面化粧台本体のグレードやオプション工事によって変わってきます。

    【洗面台のグレードやサイズによるリフォーム費用の相場】

    間口サイズ(幅) リフォーム費用
    ローグレード 500mm~750mm 8万~13万円
    ミドルグレード 600mm~750mm 12万~18万円
    ハイグレード 750mm~900mm 22万~25万円

    洗面化粧台のグレードは3つ。ローグレードは間口が小さめのタイプ。機能も必要最低限しか付いていないシンプルな洗面化粧台です。少人数の家庭や1人暮らしの方で、機能よりも初期費用を抑えたいという方におすすめ。

    ミドルグレードは、ローグレードよりも間口が広いタイプ。広さを活かし、2面鏡や3面鏡を採用している事が多ので、洗顔や手洗い以外に化粧などもする方におすすめ。収納もたっぷりなので、家族が多くてもスッキリ収納できるでしょう。

    ハイグレードは、さらに間口が広いタイプ。広い洗面ボウルに大きな鏡。大容量キャビネットで収納スペースもしっかり確保できます。ハイグレードの魅力はデザイン性の高さ。まるでホテルの洗面台のようなデザインで、洗面ボウルには人工大理石を採用しているなど、高級感のあるタイプです。

    【主なオプション工事と費用】

    工事内容 工事費用
    壁紙・床張り替え 4.5万円
    洗濯機パンの交換 1.5万~3万円
    キャビネットの設置 2万~8万円
    鏡の曇り止めコーティング 2.3千円
    LED照明への変更 1万~1.5万円

    洗面化粧台のリフォームでは、洗面所をまとめてリフォームしてしまうのが一般的。例えば、洗面所にある洗濯機。洗面化粧台のリフォームは、洗濯機水栓や洗濯機パンなどの消耗品を交換する最適なタイミング。多くの方がこのタイミングで一緒にリフォームしています。

    また、洗面所の壁紙や床材の張り替えも同時に行われるのが一般的。素敵な洗面台を入れたのに、壁紙や床が汚れていては、せっかくのリフォームも残念なものになってしまいます。ですので、これを機に壁紙までまるごとリフォームする方が多いのです。また、洗面化粧台を交換すると、壁紙や床に以前の洗面台の痕が残ってしまいます。この痕を消すためにも、壁紙や床の張り替えを同時に施工しています。

    他にも、天井の張り替えのついでに、電気代削減のためのLEDライトへの交換をする方もいらっしゃいます。明るいLED照明に変えることで洗面所がパッと明るくなり、暗い洗面所の印象がガラッと変わります。それから、「お子様が生まれた」などで家族が増えたご家庭であれば、これを機にキャビネットを追加し収納力をアップさせてはいかがでしょうか?

    洗面台のリフォーム費用は?

    5 まとめ

    洗面化粧台のリフォームについて解説してきましたが、いかがでしたか?洗面化粧台にもさまざまな種類がありました。鏡まで一体になったユニット型であれば、狭いスペースにも憧れの洗面化粧台を設置できます。便利な機能は付いていませんが、その分、初期費用を抑えられるので1人暮らしの方や少人数の家庭でも気軽に導入できますね。

    一方、セパレート型は、まるでホテルのような高級感のある洗面化粧台をご自宅に設置することが可能。ユニット型ではタオルなどの収納スペースを確保するのは難しいですが、セパレート型であれば、大容量キャビネットを組み合わせることで収納スペースを確保できます。収納にお悩みの方にもおすすめのタイプです。

    洗面化粧台は、洗顔や化粧など毎日必ず使う設備。毎日を気持ちよく過ごすためにも、洗面化粧台のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?

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