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温水式床暖房のメリット・デメリット!電気代とガス代を比較

温水式床暖房のメリット・デメリット!電気代とガス代を比較

皆様は、床暖房についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?実際に床暖房をお使いの方でなければ、初期費用が高くついてしまう床暖房を導入しようとはなかなか思いませんよね。「高いお金を出して、どうしてわざわざ床暖房を導入するの?」「エアコンも床暖房も暖房という点では同じじゃない。」なんて感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、高い初期費用にもかかわらず、床暖房の導入率はどんどん上昇しています。なぜ、それほどまでに多くの人々を惹きつけるのでしょうか。ここでは、床暖房の持つメリットをご紹介いたします。

目次

    温水式床暖房は肌や喉が乾燥しない!

    床暖房の最大のメリットは、なんと言ってもその快適な暖かさ。「自然対流」「伝導」「輻射」という三種類の熱伝導によって、陽だまりの中にいるかのような、ホッとする暖かさを実現しました。床全体がムラなく暖かいので、部屋のどこにいても快適に過ごすことができます。熱伝導について詳しいことは、 こちらをご覧ください。

    温風暖房を用いると、暖かい空気が上に溜まってしまい足元は寒いまま、ということが起こりがち。足元は冷たいため、「寒い」とは感じるのに、頭はのぼせてきてしまいます。床暖房なら、足元から暖めるため、体の芯からぽかぽかに。室温はあまり変化しませんが、体感温度はとても暖かくなります。室温が上がるわけではないので、肌や喉の乾燥もありません。

    温水式床暖房を用いた時の室内の温度分布
    温風暖房を用いた時の室内の温度分布

    空気の乾燥には、室内温度のほかに、風の有無が関わっています。外に干した洗濯物を想像してみてください。全く風が無い日よりも、風が強い日のほうが乾きが早いですよね。風があれば、空気は乾燥しやすくなるのです。温風暖房は、その名のとおり、暖かい風を放出して部屋を温めるもの。そのため、室内の空気は乾燥しやすくなり、肌や喉の乾燥につながります。けれど床暖房なら、風が発生しないので、空気の乾燥は起こりません。また、温風が肌に当たって、不快に感じることもありません。部屋のどこにいても、心地良い暖かさを感じさせてくれる、それが床暖房なのです。

    頭寒足熱で冷え性も改善される!

    温水式床暖房の構造

    人間は、上半身の体温が高く、下半身の体温が低くなっています。多くの病気は、この上半身と下半身の体温の差が維持されること、つまり「頭熱足寒」の状態が続くことによって生じていると考えられています。逆に言えば、上半身と下半身の体温の差をなくし、「頭寒足熱」の状態を作れば、病気を防ぐことが出来るのです。床暖房なら、ひとつ前の項目で説明したとおり、室温を変化させずに足元を暖めてくれるため、頭寒足熱を実現することが出来ます。昔から、冷えは万病の元と言われますよね。体を芯から暖めてくれる床暖房は、「冷え」をなくして私たちの健康を守ってくれるのです。

    ご家族に高齢の方がいるご家庭は、さらに注意が必要です。年をとると、温度に対する感覚が鈍くなり、寒さに気づかず、体が冷え切ってしまう可能性があります。本人が自覚しないうちに、健康上よくない温熱環境に晒されてしまうのです。それを防ぐためにも、ご家族に高齢の方がいる場合、その方にとって最適な温熱環境を作る必要があります。高齢の方に最適な温熱環境の条件は、以下の4つ。

    • 足元が冷えない
    • 寒い部屋や場所を作らない
    • 風がない
    • 室温が大きく変動しない

    床暖房なら、この条件全てをクリアすることが出来ます。高齢の方がいらっしゃるご家庭は、ぜひ導入をご検討ください。

    さらに、床暖房は大変クリーン。その秘密は、床暖房が部屋を暖める仕組みにあります。主流製品である温水式床暖房は、熱源機で作った約60℃のお湯を、床下に張り巡らした温水パイプに送り込み、循環させることによって部屋を暖めます。何かを燃焼して熱を起こすのではないので、一酸化炭素を発生しません。また、風を起こさないため埃を舞い上げることもなく、空気をクリーンに保ってくれます。温風暖房と比べて、空気がこもり、不快な気持ちになることもありません。快適なだけでなく、理想の環境を実現し、私たちの健康を守ってくれる。それが床暖房なのです。

    床暖房の耐用年数(寿命)は30年以上?

    床暖房が他の暖房よりも優れている点として、その使いやすさが挙げられます。床暖房は、手間いらず。たとえば、石油ストーブのように、いちいち給油に行く必要がありません。また、石油ストーブやヒーター、ホットカーペットなどは、意外と大きな収納スペースをとりますが、床暖房なら、床として家と一体化しているため、収納スペースが不要。その分他のものを収納することが出来る上、意外と面倒な季節ごとの出し入れも必要ありません。何か物を置くわけでは無いので部屋を広く使うことができ、また、床暖房なら、暖房器具を置きにくい廊下やトイレにも設置できます。 昨今の床暖房は、耐用年数30年以上。一度導入したら、長く使い続けることが可能です。メンテナンスも必要ありません。さらに、ヒートポンプ熱源機ならとても省エネ。節電にも役立ち、快適さに対して大変経済的です。

    このように、床暖房は、多くの人にとって使いやすい暖房器具。この快適な使いやすさが、多くの人々を惹きつける秘密のひとつであることは間違いありません。 快適な部屋には人が集まり、そこにはコミュニケーションが生まれます。

    床暖房は快適な部屋を作り出し、家族のコミュニケーションを豊かにしてくれるのです。健康やコミュニケーションなど、お金では買えない大切なものを守ってくれる床暖房。これを機に、ぜひ導入をご検討ください。

    また、こちらの記事では床暖房のメリットとデメリットや、エアコン暖房との電気代の比較、さらには初期費用と耐用年数などについて詳しくお話ししています。

    床暖房を設置すると後悔する?エアコンと電気代はどっちが安いか比較

    これから床暖房(温水式床暖房だけでなく電気式床暖房も含む)を検討されている方は、是非参考にしてみてください。きっとこれを読めば、後悔のない暖房器具の選択ができますよ!

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