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ウォシュレットのノズルが出ない、戻らないなど故障の原因と対処法

ウォシュレットのノズルが出ない、戻らないなど故障の原因と対処法

ウォシュレットが故障すると、自分で修理ができないので大変ですよね。特にウォシュレットのノズルに関する故障は多く、ノズルが出ない、戻らないで困ったという人も少なくありません。

そこでウォシュレットのノズルが戻らない、出ないときの原因と対処法について、詳しく解説していきます。ウォシュレットのノズルが故障したときに慌てないためにも、対処法を知っておくことをおすすめします。

目次

    1 ウォシュレットで困ったときに最初にすること

    ウォシュレットの故障で多いのは、ノズルのトラブルと水漏れ。しかし、ウォシュレットの故障ではないのに故障していると勘違いしていたということも、実はとても多いのです。そこで、ウォシュレットのノズルが出なかったり戻らなかったりするようなトラブルが起きたときに、最初に確認したいことから解説します。

    1.1 停電やブレーカーの確認

    ウォシュレットが動かなくて困ったときに最初に確認したいのが停電。ウォシュレットは電気で動いています。もちろん、電気がなければノズルが出ないのは当たり前ですよね。そのため、ウォシュレットが動かなくなって困ったときには、停電していないかを確認してみましょう。

    また、停電していなくてもブレーカーが落ちていれば、ウォシュレットは動きません。当然ノズルも出ないため、ブレーカーも確認。例えば、ウォシュレットやトイレの換気扇の掃除のためにブレーカーを落としたあと、ブレーカーを戻し忘れていたというケースもよくあります。念のために、ウォシュレットで困ったときは停電やブレーカーを確認するようにしておきましょう。

    さらに、ブレーカーには「漏電遮断器(漏電ブレーカー)」というのもあります。こちらは、漏電があるときに作動。一般的にブレーカーと呼ぶ「安全ブレーカー」とは別物です。どちらも分電盤にある物ですが、漏電遮断器が落ちている場合は漏電を改善する必要があります。もしも漏電遮断器が落ちていれば、火災などを防ぐためにもすぐに専門業者などに連絡しましょう。

    1.2 コンセントの確認

    ウォシュレットが故障したと慌てる前に必ず確認したいのがコンセント。掃除したときなどにコンセントを抜いていたり、手や足が当たったりして意図せずしてコンセントが抜けてしまっていることも少なくありません。

    コンセントが抜けていれば、ウォシュレットに電気が供給されないため、ノズルも動きません。まずは落ち着いてコンセントを確認しましょう。

    また、コンセントに差し込む「プラグ」に「表示ランプ」がついている機種などもあります。この表示が「切」になっていれば、コンセントが差してあっても電気は流れていません。コンセントの「入ボタン」を押して、電気が流れる状態にしましょう。

    1.3 電源・運転ランプの確認

    ウォシュレットの機種によっては、電源や運転スイッチなどがついていることがあります。ウォシュレットの機種やメーカーによって位置はそれぞれですが、この電源や運転スイッチが「切」になっていれば、ウォシュレットは動きません。

    電源や運転スイッチが入っている場合は、一般的に「運転ランプ」などがついているはずです。コンセントが入っているかどうかと併せて、電源が入っているかどうかも確認。もしも電源が入っていなければ、電源を入れてから再度ウォシュレットが動くかどうかを調べてみましょう。

    1.4 リモコンの電池を確認

    ウォシュレットの操作ができない場合、リモコンの電池切れということがあります。リモコンで操作したはずなのにウォシュレットのノズルが出ないなどの症状があれば、リモコンの電池切れが原因かも知れません。

    先にウォシュレットのコンセントや電源を調べても問題がなければ、リモコンの電池を交換。とても単純な原因ですが、意外とウォシュレットが故障したと慌ててしまう人が多い原因と言えますよ。

    1.5 原因が分からないときは故障?

    上の4つの項目を確認しても原因が分からない場合、ウォシュレットのどこかが故障しているおそれがあります。以下で紹介する「ウォシュレットのノズルが戻らない、出ない原因と対処法」を参考にして、故障などに対処してください。

    ウォシュレットが故障した場合の対処法

    2 ウォシュレットのノズルが戻らない、出ない原因と対処法

    ここからは、ウォシュレットのノズルに関するトラブルの原因と対処法について解説。特にウォシュレットのトラブルでも多い「ノズルが出ない原因と対処法」と「ノズルが戻らない原因と対処法」について、詳しく解説しています。

    2.1 電源やコンセントなどを確認してみよう

    ウォシュレットのノズルが戻らない、出ないという場合、最初に確認したいのがウォシュレットの電源やコンセント。ウォシュレットで困ったときに最初にすることで解説したように、電源やコンセントが入っていないのは、ウォシュレットが動かないときに多い原因の一つ。当然ノズルも出ないので、必ず電源やコンセントを確認してください。

    また、停電やブレーカーの確認も必須。同じようにウォシュレットを動かすための電気が流れない原因となるので、ノズルが出ない、戻らない原因にもなるのです。

    この場合の対処法は簡単。電源やコンセントを入れたり、ブレーカーを戻したりするだけです。それでもウォシュレットが動かない、ノズルが出ないということがあれば、原因は別のこと。以下の項目を参考にしてみましょう。

    2.2 ノズルが汚れているのが原因

    ウォシュレットのノズルが出ない、戻らない原因で最も多いのが、ノズルの汚れ。ノズルに付着した汚れがノズルの動きを阻害していることが原因で、ノズルが動かなくなってしまうのです。

    この場合の対処法はウォシュレットのノズルの掃除。ウォシュレットのノズルは、普段は収納されていますが、必要なときに出てくる仕組みです。この伸縮する部分に汚れが付着すると、その動きが妨げられます。すると、ノズルの動きが悪くなったり、伸縮した状態のまま動かなくなったりするのです。

    ノズルの主な汚れは、水に含まれるミネラル分やカビ。また、尿に含まれるカルシウムなどの成分によって生じた「尿石」が付着していることもあります。これらの成分が付着したことが原因で、ノズルが動かくなっているのです。特にノズルは伸縮するため、掃除が行き届きにくい場所の一つと言えます。できるだけ気をつけて掃除をしたい場所と言えるでしょう。

    ウォシュレットのノズルの掃除方法は、機種によって様々。例えば、TOTOのウォシュレットには「ノズルおそうじ」という機能があり、このスイッチを押すとノズルが自動で出てきます。もしもこのような機能がない場合には、ノズルを自分で引き出して掃除する方法が良いでしょう。

    ノズルの掃除には「中性洗剤」などを使います。中性洗剤を少し薄めて、それを布に染み込ませてノズルをキレイに拭きます。汚れがひどい場合などは使い古した歯ブラシ、掃除用のブラシなどで軽く擦る程度であれば良いでしょう。ただし、ノズルは繊細な部品なので、強く擦ってしまうと故障の原因となります。そのため、掃除は十分に注意して行いましょう。

    また、一部のウォシュレットにはノズルを自動で洗浄する機能があります。このような機能がある機種では、ノズルに汚れが付着しにくいため、ノズルの汚れが原因ではない場合もあります。念のためにノズルを掃除して、それでもノズルが出ない、戻らないということがあれば、別の原因を探しましょう。

    2.3 センサー類の汚れや故障が原因

    まれにある原因としては、センサーの汚れや故障があります。ウォシュレットのセンサー部分が汚れてしまうと、人が座っていることを感知できずにノズルが出ないことなどがあるのです。

    よくある原因ではないですが、念のためにセンサーの部分を掃除してみましょう。センサーの位置についてはウォシュレットの機種によって異なります。取扱説明書を参考にして掃除をしてください。

    また、センサー自体が故障していると、掃除をしても意味がありません。センサー部分を掃除しても反応がない場合には、別の原因を探すか、修理を依頼してください。

    2.4 リモコンの電池切れが原因

    意外と多いのが、リモコンの電池切れ。もちろん、リモコンの故障が原因でノズルが出ない、戻らないということもあります。しかし、リモコンの電池切れが原因ということのほうが多く、リモコンの電池を交換するという対処法も試してみるのが良いですよ。

    また、壁などにウォシュレットのリモコンを設置している場合でも、ウォシュレットの本体にも操作ボタンがあるというケースもありますよね。もしもリモコンの電池切れや故障が原因であれば、本体の操作ボタンは有効ということもよくあるのです。もしも本体にも操作ボタンがあれば、そちらも確認。ノズルが出たり戻ったりするようであれば、リモコンが原因です。

    リモコンの電池切れが原因の場合は、電池交換で容易に解消可能。しかし、リモコンの故障が原因の場合は修理が必要です。やはりウォシュレットのリモコンがないのは不便と言えます。それにリモコンがなくても良いのであれば、初めからウォシュレットのリモコンを設置していないですよね。本体の操作ボタンが使えるのであれば慌てる必要はありませんが、できるだけ早くリモコンの修理を依頼しましょう。

    2.5 ノズルの故障が原因

    ここまでに様々な原因と対処法を解説してきましたが、どれも当てはまらないということもあるでしょう。その場合は「ノズルの故障」が原因。ノズルの伸縮機能や基盤など、ノズルの動きを管理する部分のどこかが故障していると推測できます。

    ノズルが故障していると思われる場合は、ウォシュレットの修理や点検を依頼しましょう。自分で修理するのは難しいため、速やかに専門業者へ依頼することが重要です。

    また、ウォシュレットを使っている期間が長い場合には、ウォシュレットの交換も検討。使用期間が長くなれば、故障したところを修理しても別の場所が故障するということが多いため、新しいウォシュレットに買い替えるということも大切ですよ。

    3 まとめ

    ウォシュレットのノズルが出ない、戻らない場合などの原因と対処法について解説してきました。ウォシュレットの故障やトラブルの中では、ノズルの故障は多いほうです。万が一の故障に備えて、対処法などを理解しておくことも重要と言えますよ。

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